iRONNA読者のみんな、まんにちは! まだ6月なのに、毎日暑くてイヤになっちゃうネ! まんこ、見た目どおりビラビラしてるから、この季節は湿気で蒸れて、タイヘンなの~(; ̄□ ̄A

 ところで、暑さでどうでもよくなりそうだけど、先月5月11日のろくでなし子さんの裁判公判第二回目のレポをビラビラお届けするヨ!

 この日は、検察官の追加の証拠調べと、それに対する弁護人の意見チン述と、検察官が提示する証拠の取り調べ。ろくでなし子さんのトークタイムもなく、ただ検事の話をぼ~んやり聞いてるだけの、地味~な回なので、記者会見も行われなかったというのに、たった29枚の傍聴券を求めて104人も集まってきたらしいヨ。

  ただ、ちょっとヘンなのは、そこまで傍聴券を求める人たちがいながら、法廷では、なぜかいくつか空席があったこと。傍聴券の抽選に並んでいた人の話によれば、「抽選間際にスーツを着た男性の団体が急に入ってきて、抽選が終ったら、ゾロゾロと桜田門の方に去って行った」とか。…もしかして、みんなに傍聴させないように、誰かが妨害をしてる!? 桜田門と言えば…ま、さ、か、ネ~? また新しいネタが増えちゃう☆

証人をめぐってひともんちゃく


 さて、裁判の方はというと、やっぱり検事がナンチャラカンチャラと専門用語ばかりで、最初はちょう眠かったとなし子さん。あいかわらず 「漫画のネタに行き詰まって犯行に及んだ」とか「女性器でなら食べていけると思って犯行に及んだ」とか、まじめに語れば語るほどおかしな表現で棒読みする検事にワロリンゴ。このまま時が過ぎゆくかと思いきや、次(第三回目)の裁判に検事側が呼びたい証人(ろくでなし子さんの“犯罪”を法廷に来て証言する人)の候補の話になって、ひともんちゃく。

 検事が呼びたい証人は、Aさん・Bさんの2名。Aさんは、ろくでなし子さんのまんこの3Dデータをプリントアウトした科学捜査研究所のおにいさん。

 ろくでなし子さんがネットを通して支援者に配ったとされる3Dまんこデータは、実は、受け取った人は誰もプリントアウトしてなかったので、このデータがワイセツかどうかを警察が実際に3Dプリントして、あらゆる角度から写真をとり、豪華な美術カタログのようにまとめてくれたんだけど、その機種の型番をググったら、およそ900マン円もするちょうぜつ高級3Dプリンターだったの!

 つまり、警察は、普通の人はぜったい買えないすごいプリンターで印刷して、「ほら!こんなに精巧で淫らなまんこが刷れたヨ!ワイセツじゃ、ワイセツじゃ!」と騒いでるの。そんなクソ高いプリンターなら、さぞや立派なまんこが刷り上がるっつーの!普通の人でも手に入れられる3Dプリンターで検証すべき! だから、この科捜研のおにいさんには、むしろ是非とも法廷に来てほしいくらいだヨ! だけど、問題は、もう一人のBさん。問題っていうより、呼ぶ必要があるのか、謎なの。

 Bさんは、おそらく、ろくでなし子さんがデコまん作品などを展示していた女性向けアダルトグッズショップ「ラブピースクラブ」にこっそり内定に来た警察のおばさん。べつにBさんを呼んでもかまわないけど、店内の様子はすでにBさんがこっそり隠し撮りしたと思われる写真や動画や、警察がガサ入れに入ったときに沢山写真をとってるから、あらためて証言なんてしなくても十分だし、呼んでも時間のムダ。裁判は、今後もまだまだ長引きそうだから、ちゃっちゃっとやりたいよネ?

 そこでろくでなし子さんの弁護団のやまべん(山口貴士弁護士)が、Bさんの呼び出しに異議を申し立てたんだけど、検事がこう言ったの。「証人Bの呼び出しは妥当です!Bは当時の店内を説明できるので!なぜなら、ワイセツ性の判断のためには陳列状況も重要だからです!」 …ん~?なんかヘンだヨ? もしも、デコまんがワイセツ物なら、どの場所でどうやって展示されていてもワイセツはワイセツなはず。なのに、検事は“アダルトショップでの展示“にこだわってる。それって、デコまんそのものだけではワイセツ物だと言い切る自信がないってことじゃネ???

 だけど、検事はあくまでもBさんを呼ぼうとする。やまべんはそれに異議を申し立てる。で、仕方ないから3人の裁判官達が、「合議します」って、別室に3分ほどおこもりヨ。話し合うほどたいしたことでもないのに。んで、しばらくして、裁判官たちが帰ってきて結果発表したんだけど、なんて言ったと思う?

 「ケツ論は、次回まで、保留」 …この日は他にも裁判官たちが合議という名のおこもりをしたけど、結局「保留」「保留」で、なーんにも決まらなかったの。裁判って、なんじゃらホイ!? こんな事ばかり続くなら、まんこ、イライラして口から経血吹き出しちゃうヨ!ブホーーーー! (記者:まんこちゃん)
※原文のまま掲載しております

ろくでなし子

漫画家・まんこアーティスト。2013年秋、まんこを3Dスキャンし、そのデータで今性器(世紀)初のマンボートを制作、たまん川(多摩川)にて進水を果たす。その制作費用に利用したクラウドファンドで、出資者へのお礼に3DデータをダウンロードできるURLを送信した事などが要因で、2度に渡り逮捕される。釈放後は勾留中の体験を漫画や書籍に執筆し、表現の自由を訴える活動を精力的に続けている。単行本「ワイセツって何ですか?—自称芸術家と呼ばれた私—」(金曜日刊)が発売中