韓国人と中国人による反日物語によると、貞節な地元の女の子たちが悪辣な日本軍の侵入によって連行され、海外の「強姦所」で無理やり働かされたという。

 これは韓国人と中国人にとっては決して突飛な空想ではない。2015年に、韓国人と中国人は性労働者の人身売買関与を継続しているのである。まさに今年、大規模な売春婦密輸入網がカナダで捕縛された。予想どおりというべきか、逮捕された容疑者は韓国人と中国人であった。売春婦人身売買は韓国と中国の伝統事業である。

『戦時のペナン』において、著者のアンドリュー・バーバーは中国人が管理する慰安婦の実情を次のように描いている。

 19世紀に、英国人は中国人が牛耳るビジネスを黙認していたが、19世紀の終わりに近づき、英国人はいままで手を出さなかった分野への関与を強めた――まず女性が16歳以上であること、そして自らの自由意思で働いていることを確認するためだ。当局は「ポ・ロン・クク」なる家をシンガポールとペナンに建て、強制的に働かされている娘たちの避難所とした。

 2015年のペナンで、われわれは現状が日本軍の侵攻があったはるか前、バーバー氏が描いた1914年から大して変わっていないことをたしかに目撃した。

 1914年に、政府高官がペナンの売春宿を訪れ、女性たちが強要されたうえで働いていないか確認した。各宿も小規模で偏狭であり、賭博とアヘン吸引に利用されていた。政府調査で明らかにしたところによるとペナンには159軒の売春宿があり690人の中国人、129人の日本人、36人のタミル人、56人のマレー人女性を雇用していた。――総計911人の「登録された」売春婦がいて、各宿に平均4人の女性が所属し、ジョージタウンの独身女性の5%を占めていた。30人の日本人女性が高い技量で「高級」との定評を得ていた。ペナンにおける欧州人売春婦の不在は説明が難しいが、シンガポールにいる34人の欧州女性は巨大な市場においてはごく小さな存在でしかない。

 日本人が第2次大戦中に米国人によって受け入れられていた慣習を踏襲したとき、日本人は野蛮と蔑まれた。

 2015年に、われわれが地元民と地下世界を見たところ、今日のマレーシアで売春が完全に非合法化されていることを除き、1914年から大した変化はないことがすぐに見て取れた。

 売春はいまもペナンで活発なままだ。大部分が公然と行なわれている。少しは覆い隠されている部分もあるが、タクシー運転手がしょっちゅう聞いてくる。「ロシア女ほしいか? 中国人? ベトナム女いいぞ。ロシア、いちばん高い」。毎日、似たような提案が舞い込んでくる。

 売春婦は食べ物を買うのと同じように入手できる。路上の売店があり、バーからのお持ち帰りがあり、「レストラン」もデリバリーもある。

 なかには目に余る光景もある。女性とレディーボーイはほぼ同じようなかたちで声を掛けてくる。

 ベトナム人女性は観光ビザで入国してきて、ビザが切れるまで滞在し、帰国する。外国人にはバーで接触する。
ペナン戦争博物館の展示:日本人はギロチンを使わないことで知られていた。
ペナン戦争博物館の展示:日本人はギロチンを使わないことで知られていた。
 ロシア人女性その他は、一団になって毎晩異なるホテルを動き回っている。4人1組で、ある晩はホテルXに泊まり、翌晩はホテルY、その次の晩はホテルZだ。

 この商売にはタクシー運転手、バーテンダー、ホテル従業員その他のネットワークを通じて誘い込まれる。場合によっては、女性は同じホテルに滞在しながら部屋から部屋へ渡り歩くこともある。価格は地元民向けで10ドルから、高級娼婦だと500ドルということもある。

 ペナンには、アジア全域の村々出身の工場労働者の膨大な人口が集まっている。大部分は貧しく、若い娘たちは大型アパートに集められて暮らしている。奴隷制に等しい悲惨な話は各国マスコミによって広く報じられている。

 多くの娘たちは最大で月300ドル程度の給料を約束されて募集されてくる。往々にしてパスポートは没収され、最終的に手にできるのは月に100ドル程度で、あとは決して返すことができない借金を課せられる。そして娘たちは夜に売春婦となっていく。

 一部の娘たちは、家事手伝いを派遣する組織に属して働いている。そして日中はメイド、コック、ベビーシッターなどとして働き、夜に風俗業に従事するのだ。

 売春はペナンにおいてあまりにも手広く行なわれており、このネットワークに入り込むのに1年は必要ない。数日間。いや数時間の話だ。ハワイでパイナップルを探すのと同じだ。

 法的側面について話すと、イスラム教国家としての体面を維持しながらも、このデタラメぶりによりビジネスは繁盛するばかりである。

 一方で、われわれのコンピュータのパーツの多くは、そんな売春婦としての2重生活を送る年季奉公の労働者たちの手によってつくられているわけだ。ペナンでは、現代の性労働いや性奴隷と年季奉公の労働が同時に重なり合っているのだ。