BLOGOS編集部

 16日、民主党の枝野幸男幹事長が日本外国特派員協会で会見を開いた。取り沙汰されている維新の党との連携について、枝野幹事長は 

 「幅広く野党が連携、しかもできるだけ深い強力をすることが望ましく、その先に維新の党と一つの党になる可能性があることを決して否定はしません。」とした一方、「維新の党だけでなく、他の党と今すぐに一緒になれるような政策的な共有ができているということはありません。」「我々は20万人の党員・サポーター、47の地方県連を抱える組織政党ですので、国会議員の一部だけで党をなくすとか、一緒になるとか決められる政党ではありません。大方の皆さんは党を立てなおしてもう一度政権を取ろうという考えだ」との認識を示した。 
 また、共産党の志位委員長が呼びかけている「国民連合政府」構想については、 

 「理念・政策が決定的に違うので、志位さんがおっしゃっている、"連立政府を組む"というお話は正直言って難しいというふうに思います。野党が別れて戦うと与党を利するだけだ、という思いを共有していることについては評価したいと思いますが、共産党と深い協力をするということでは、逆にそのことで投票を避ける有権者層も一定数いるわけで、結果的に共産党との連携を深めることで自民党が喜ぶ、ということも現実的にはきちっと考えなければならない。」 

と述べ、こちらも改めて慎重な姿勢を示した。野党再編については、 

 「特定の方を排除はいたしませんがないが、いずれにしても民主党主導でなければ、圧倒的な野党第一党が民主党ですから、我々が主導権を取らせていただいて、小さな政党に配慮しながら進めていく以外に無い」

 「小選挙区を軸とする選挙制度を採っている以上は、いずれにしろ政権交代というものが選挙制度に組み込まれていますので、私はいずれ必ず政権交代が起こると思います。」

 「小選挙区制度を採っている国でも、いわゆる第三極、第三勢力が力を持ったりすることが一時的にあります。しかしそれはイギリスを見ても、大きな波があると思います。日本において、第三勢力に期待をするという波は幸い終わった。終わった時点でうちが第二党であるということですので、第三勢力に期待する次の波が起こるまでに政権交代をすればいい、ということだと思います。」 

と述べた。 

 さらに、民主党の考えが"リベラル"とされる一方で、自民党の党名の英訳にも"リベラル"が入っていることについて問われると、 

「今の安倍さんの姿勢は、アメリカで言えば保守派に近いかもしれないし、むしろ極右に近いのかもしれないが、日本の歴史と伝統はアメリカの歴史と伝統は違いますので、アメリカの保守と近いのが日本の保守なわけがありません。日本は"和を以って貴しと為す"に始まる多神教文明をベースとする、アメリカで言えばリベラルな考え方がそもそもの伝統文化で日本の伝統文化に適っているのは、アメリカで言えばリベラルに該当する我々こそが保守本流だと思っています。」 

と答えた。