『メルマガNEWSポストセブン』では、『ウェブはバカと暇人のもの』の著者としても知られるネット編集者の中川淳一郎氏が、その週にネットで話題になったニュースのツボを解説している。12月14日配信の『メルマガNEWSポストセブンVol.44』でも、

「Instagramの写真がツイッターで見られなくなる」
「ほしのあき ステマをしていたことを認める。芸能人続々ブログ削除」

など、その週にネット上で起きた様々な事件を紹介しているこのコーナー。なかでも今週「もっともネット的」とでもいうべきネタが「大阪の高校生が『閉じ込められた。助けて』と12月7日の東北地震でデマツイートし炎上」というネタだ。

 * * *

 12月7日、東北地方で震度5の地震が発生しましたが、この時に「リツイートしてください 地震で家が崩れ外にでられません がれきの中に閉じ込められています。 救助をよんでください」「皆さんごめんなさい 焦っててつい場所を書くのを忘れてました 気仙沼市です」とツイートする人物が登場しました。

 この時は、約14000のリツイートがされ、朝日新聞のツイッターIDは「場所はどちらですか?」と心配のメッセージまで送ったほどです。しかし、その後この人は「ウソやしwww みんなバカだねぇ(^ ^) マジだったらTwitterなんかやらねえよ」と「釣り」であったことを明かします。

 ここからこの人物の正体暴きが開始するのですが、まぁ~、すぐに特定されてしまいました。大阪の高校生で、宝塚ファンだということから、彼が出演していた舞台なども洗いざらい晒され、顔写真も出てきました。

 で、複数のツイッターIDを使っていたことなども明かされ、こうなると学校に電話突撃が開始するわけです。で、この人の名前をツイッターで拡散する人々が続出するのですが、「拡散させた人をまとめるtogetter」まで登場し、なんだかこのまとめを作った人は拡散させた人を叩きたいのか、名前をさらに拡散させたいのか、よくわからない状態になってしまいました。

 この手の「災害でヤバいことになった」というニセツイートは東日本大震災の時も発生しました。ドワンゴの社員の男性がSOSを求めたのですね。その後、ウソであることが明らかになり、結局炎上。

 人間というものは、そこまで注目を集めたいものなんですかねぇ……。ウソをついてまで構ってもらいたいというのはなんだか恥ずかしいことだと思います。

※参考ページ

※『メルマガNEWSポストセブンVol.44』

関連記事
■ ネットの「連携アプリを認証」安易に認証させない方が良い
■ 女が「生理なう」とツイートする理由を2人の男が必死に分析
■ 内職系仕事 ツイッター1クリック1円~動画投稿1万回千円~
■ 次長課長河本 ツイッター辞める宣言でまたもバッシングの嵐
■ 個人投資家にはツイッターと「夜のトレード大会議」が便利