[「子縁」でつながる秋津地域のお父さん]


岸 裕司 (秋津コミュニティ顧問)


 前回に続き、今回もチューボー(中学生)ネタです。

 ずいぶん前のこと。秋津のあるお母さんとの電話のやりとりです。

「岸さんち、大変なんですってね!」
「えっ、何が?」
「体罰を受けたんでしょ、中学のお子さんが?」
「えっ、うちには中学生はいないよ、まだ小学生だもん!」と私。
「あっ、じゃあ違う岸さんちなんだ! ごめんなさい!」とお母さん。

 その後に事情通に聞いたんだけど、苗字がうちと同じ「岸さんち」の男の子が担任からあごを足蹴にされて歯を何本か折ったんだって。あご骨にもひびが入り病院通いが続いているとのこと。

 しかも足蹴にした担任はサッカー部の顧問なんだって。たまんないよね。

 で今回は、私が体験した「中学生教師の体罰事件」の話。

体罰を受けた家族は…


 で、この体罰を受けたチューボーは高校生のお姉ちゃんと2人姉弟。しかも母子家庭。

 私も4歳で父を亡くし2つ上の姉との母子家庭で育ったから、母の苦労を思いおこし他人事とは思えません。

 お母さんとお姉さんは学校に出向き、校長に事情を聞いたり、体罰を認めた教師とは治療費や全校生徒の前で謝罪し、2度とおこさないことを誓ってもらいたいことなどの話し合いをしました。

 だけど、結論を得ないままこの体罰教師は市の教育委員会に異動してしまったんです! というか、教育委員会が囲ったのか?

 もう腹の虫が収まらない家族は弁護士を立てて裁判に!

秋津コミュニティの「うらの畑」サークルが咲かせたビオトープまわりの花々
秋津コミュニティの「うらの畑」
サークルが咲かせたビオトープ
まわりの花々
 そのうえで裁判支援の会合が秋津の集会所で何度か催され、私も参加しました。

 弁護士からの経過や体罰は法的には暴行であり許されないことの説明や、お母さんの子を思う真摯な気持ち、体罰を決して許さない親としての責任感、絶対許さない体罰教師への決意などをうかがいました。

 私も3人の子の親として身が震えるほどの責任の重さを感じ、多くのことを学びました。