一昔前は委員会中でもタバコを吸う議員さんがいたそうです。

  今はさすがに減り、常任委員会によっては最初に禁煙を取り決める場合もありますが、議連などの打ち合わせでは普通にタバコを吸う方は複数いらっしゃいます(見ましたから)。
 喫煙をされる議員には期数を重ねた「大物議員」が多く、そうした方々が力を持って都議会を牛耳っているわけですから、東京都で屋内禁煙実現などは夢のまた夢…というわけです。

 ちなみになぜ分煙ではダメかというと、どれだけ仕切っても分煙では受動喫煙の被害を完全には防げないからです。室内であれば、空気口などを通じてタバコの煙は少しずつ漏れ出ます。何より商業施設の場合、従業員・清掃員の受動喫煙被害が甚大です。客であれば喫煙席に近づかないという選択肢も取れますが、従業員は労働環境を選べるとは限りません。

 実際、都庁内の喫煙カフェで働く従業員の方々は、煙に曇った室内で8時間も働くらしく、相当しんどそうでした。清掃員も室内の喫煙所を清掃する場合、かなりの受動喫煙被害を受けます。これは屋外でも完全に防ぐことはできませんが、清掃の時間帯を選べばかなり少なくすることはできるでしょう。

 確かに、喫煙の自由・権利もあります。 しかしながら健康被害は明白であり、屋内禁煙は時代と世界の要請です。
 私としては、屋内はすみやかに完全禁煙、屋外の喫煙所の数を増やして整備する他ないと考えています。

 本件は11月の厚生委員会でも、都庁が喫煙パラダイスである実例を挙げながら、国際基準と比較して遅れている点を厳しく追及・質問しましたが(議事録が未だに出ない!怒)、「受動喫煙防止対策検討会の結論を待つ」の一点張りで、前向きな回答はもらえませんでした。

 そして報道や議事録を読む限り、この検討会も屋内禁煙には踏み込みそうにありません。

 都議会議員の大半がやる気がないことは明白ではありますけど、最後に議会を、政治を動かすのは皆さま方お一人おひとりの意見です。

 東京都の受動喫煙防止対策について、皆さまはどのようにお考えですか?

(2015年1月7日 「おときた駿 公式ブログ」より転載)