長谷川豊(フリーアナウンサー)


 メディアは「情報」を操作します。そこに「ある」ものを「なかった」ことにすることも、いとも容易くできます。私自身もやってきたことです。

 例えば、終戦直前、南海トラフと想定できる地震が…実は発生していたことって…皆さん、ご存知ですか? 一昨日、建設大臣も務められた大阪の自民党重鎮・中山正暉(まさあき)氏とお話ししたのですが、その時に教えてくれました。終戦直前の時期、毎日のように空襲が行われていたその時。奈良の生駒に疎開していた中山氏が目にしたのは、地震で壊滅状態になった和歌山から立ち上る7本の煙。昭和19年の末か20年の前半。南海トラフと想定出来る巨大レベルの地震が、和歌山を襲っていたのです。実はこの話は、私も昔、祖母から聞いた思い出があります。和歌山辺りにお住まいの方、80代以上の方が近くにいらっしゃったら聞いてみたらいいと思います。覚えている方もいるでしょう。

 しかし、混乱を招く、と考えたのか、もしくは戦後日本を占領統治したGHQにとって「不都合な情報」だったのか、その「和歌山巨大地震」のデータは日本全国、完全に抹殺されているのです。どうか日本人には分かってほしい。戦争の終わり前後には… 明らかに多数の「消された・変革された歴史」が存在する。

 本当に日本人が愚かだったのか?バカでアホで暴走してアメリカに竹やりで挑んでいただけなのか?もちろん、全部ウソとは思わないのですが…私には、少し疑問に感じる部分があるのです。
中国で出版された「南京大虐殺辞典」第1巻(新華社=共同)
中国で出版された「南京大虐殺辞典」第1巻(新華社=共同)
 有名なのが「南京大虐殺」の話。こちらのデータを見てください。

◆広島原爆投下による死亡者数→297,684名(H27原爆死没者名簿登録) 
◆長崎原爆投下による死亡者数→168,767名(H27原爆死没者名簿登録) 
◆太平洋戦争全体でのアメリカ合衆国民間人死亡者数→1,704名 
 (英タイムズ・アトラス『第二次世界大戦歴史地図 コンパクト版』/2001年発行) 

 これは正式に発行されている資料のデータをハンドルネーム「お節介オヤジ」さんが送ってくれたものです。広島における原爆投下による「民間人」の大量虐殺。この犠牲者の数が30万人近かったことから、東京裁判において、アメリカが数値を改ざんして「南京での大虐殺というストーリー」をでっち上げたことはあまりに有名です。