中宮崇(サヨクウォッチャー)

 国会前で「安倍は人間じゃねえ!たたっ斬る!」と公言してきた、もはやサヨクテロ組織としか思えぬSEALDs周辺がまたやかましい。

 ちょうど映画「帰ってきたヒトラー」なるドイツ映画が話題になっているが、「帰ってきた連合赤軍」とでも言うべき様相を呈しているSEALDsをヒトラー、ナチスと比較してみることにしよう。

 「帰ってきたヒトラー」は、第二次世界大戦中の1945年に自殺したはずのヒトラーが現代のドイツにタイムスリップし、テレビ番組でコメディアンとして大成功を収め、再び「総統」の座を手に入れるため政界復帰を目指すという物語である。もともとは2012年にドイツで小説として発表されたものがベストセラーとなり、このたび映画化された。

 善悪という価値基準とは別に、ヒトラーが有能な扇動屋であることは間違いない。何しろその弁舌の才により一国のトップにのぼり詰めてしまったのであるから。

 一方のSEALDsはどうか。SEALDsをはじめ、サヨク連中は安倍総理をヒトラー、自民党をナチスと呼んで憚らないが、彼ら自身こそがヒトラー、ナチスの劣化コピーに過ぎぬということは、私は長年にわたり指摘してきた。

学生たちに理性と良心の放擲をそそのかすサヨクな大人ども
野党統一候補の池田真紀氏(中央)と一緒に気勢を上げるSEALDsの奥田愛基さん(左)と鳥越俊太郎さん=2016年4月10日、  北海道千歳市
野党統一候補の池田真紀氏(中央)と一緒に気勢を上げるSEALDsの奥田愛基さん(左)と鳥越俊太郎さん=2016年4月10日、 北海道千歳市 
 そんな彼らは今回の参院選においても当然、自民党への対決姿勢を鮮明にしている。しかしこれまでこの過激派組織が選挙で応援してきたサヨク政治家・政党はことごとく敗北を喫してきたわけであり、その無能さはむしろサヨクの足を引っ張る「疫病神」とさえ言える。

 ヒトラーの弁舌の才は、エンターテイナーとしての才でもある。大衆は、ユダヤ人に対する罵詈雑言を「楽しむ」ために彼が演説を行う集会に足を運んだ。ナチス政権下の1936年に開催されたベルリンオリンピックは、あからさまな政治利用のエンターテイメントとして緻密に計画され、ヒトラーの威信を高めた。「帰ってきたヒトラー」でも、現代に蘇った元独裁者その才能を遺憾なく発揮し大衆の心を鷲掴みにする。

 一方のSEALDsも、ヒトラーの猿真似をすることには日々余念がない。「無党派の若者のデモ」を偽装しつつその実共産党や各種組合のご老人や外国製力がのぼりや旗を掲げて行進する。ナチスの暴力組織突撃隊と見紛う「しばき隊」は書店に押しかけ「焚書」を強要するだけでなく、最近もまた連合赤軍の再来のようなリンチ事件を起こしている。そんな凶暴な連中とさえともに酒を酌み交わし、「安倍は人間じゃねえ!たたっ斬る!」と公言して来たのがSEALDsだ。