実際に街中を移動しながらポケモンを探しゲットするのは、まさに自分がポケモントレーナーになった気分が味わえます。外出して歩かなければならないポケモンGOは、ゲームばかりして外に出ないという批判に応えたとも言えるでしょう。 

テレビゲーム、スマホゲームの危険性・ポケモンGOの危険性


 ポケモンGOに夢中で、歩きスマホをして、事故にあってしまった話が、次々とニュースになっています。もちろん、安全第一です。 

 ゲームは、しばしば悪者扱いされますが、ゲーム自体が悪い影響を与えるものではないでしょう。良いゲームもたくさんあります。優れたゲームは、楽しくて魅力的で、そして手軽です。 しかし実は、これが曲者です。野球や水泳よりも、ゲームはずっと気軽に始められ、そして長く続けることができます。仲間を集めることも、場所を確保することも、着替える必要もありません。一日中続けることもできます。 
「歩きスマホ」への注意喚起が表示される画面=東京・上野公園
「歩きスマホ」への注意喚起が表示される画面=東京・上野公園
 野球も水泳も、もちろん悪い事ではありませんが、毎日毎日一日中それしかしなかったらどうでしょう。体を壊します。チョコレートはもちろん悪いものではありませんが、肉も魚も野菜も食べず、3食チョコレートばかりでは体調を崩すでしょう。 

 ゲームも同じです。それ自体が悪くなくても、ゲームばかりに時間を使っては、心や体のバランスが崩れてしまうのです。ゲームは、気軽に楽しさが味わえるだけに、うっかりすれば麻薬的になってしまうこともあるのです。 

ポケモンGOで救われる人、地獄に落ちる人


 ポケモンGOで、楽しく遊ぶ人もいます。楽しく健康的な遊びは、心と体を整えます。ポケモンGOで達成感を味わう人がいます。友情を育む人もいます。運動になる人もいます。体や心の病の改善になる人もいるでしょう。 ポケモンGOで救われる人もいるでしょう。 

 一方、大きな事故にあった人もいます。また、これからの問題ですが、のめり込みすぎる人々が出ることも心配されます。アメリカからのニュスでは、ずいぶん遅い時間にポケモンを探す子どもが外を歩いている様子も報道されています。 学校や仕事よりも、ポケモンゲットを重視してしまう人も現れるでしょう。そうなってしまえば、人生台無しです。 これまでの例でも、ゲーム依存、ネット依存になってしまい、地獄を味わった子どもや家族たちがいます。 

 ゲーム、ネットの世界は、便利で楽しいものですが、あくまでもリアルな現実世界のためにあるものです。それは、釣りもゴルフも同じでしょう。 


みんなでポケモンGOを育てよう


 ポケモンGOは、魅力的なだけに功罪両面があるでしょう。安全を守りつつ、有効な活用法を考えていく必要があります。 ゲームも、例えばお酒も、魅力的ですが、危険もあります。使用中の事故もあります。依存にもなります。その危険性を自覚した上で、楽しみ、有効活用することが必要です。 

 依存を治すためには、単にやめさせるだけでなく、ゲームをしない、酒を飲まない時間も、楽しく、やりがいが持てる活動が必要です。ゲーム文化を健全に育てるためには、ゲーム以外の活動の充実も必要なのです。 

 すでに、あっという間に世界に普及し人気を集めているポケモンGO。これはもうは、一民間企業のゲームであることを超えてしまっています。だからこそ、ポケモンGOを社会全体で育てていく必要があるでしょう