井上政典(歴史ナビゲーター)

 今朝のサンデーモーニング、報道ステーションサンデーを見ていると安倍政権が憎くて嫌でたまらないというように思うのは私だけでしょうか?

 サンデーモーニングでは、田中秀征氏が「次の総選挙の時に安倍内閣の支持率が30%にまで落ち込むと安倍さんじゃ戦えないからと次の人が出てくる」というような発言をしていました。でも、なぜ30%まで落ち込むのか、どうして国民の信頼が無くなるのかは、自分が気に入らないからと言っているように思えてなりませんでした。
2014年10月、衆院予算委で答弁する安倍晋三首相(酒巻俊介撮影)
2014年10月、衆院予算委で答弁する安倍晋三首相(酒巻俊介撮影)
 安倍内閣が成立してからこの番組は私たちの仲間内ではお通夜番組と呼んでいるほど暗い内容になっています。よっぽど気に入らないのでしょうね。

 そしてウクライナ問題でEUが結束して二日間で前線に動員できる即応部隊の配置を決定し、ロシアにいじめ続けられたポーランドにその本部を置くことを淡々と報道していました。でも、いつも日本がそうすると「相手を刺激する」「緊張をさらに高める」「戦争の足音が聞こえる」などのコメントを言う人たちが沈黙しています。

 私はこのダブルスタンダードが大嫌いです。外国はしてもいいけど、日本がするのは許せない? 日本が警戒を強めるのは誰のため? と考えると本当に腹が立ちます。

 集団的自衛権の憲法解釈容認を決定してから、左巻きのマスコミは安倍政権を戦争をしようとしていると視聴者を洗脳し、安倍内閣の支持率低下にある程度成功しました。しかし、今回の内閣改造でまた60%台に乗せるなど、大幅な支持率回復をしていますが、それがまた気に入らないのがテレ朝の報道ステーションサンデーでした。

 「52」という数字をあげて、安倍政権がはらんでいる爆弾を称しました。この52という数字は、衆院当選5回、参院当選3回以上の大臣待機組対象者の人数です。いかにも当選回数が大臣を決めるような印象操作をしていると思えるのは私の穿った見方でしょうか?

 民主党政権の時に、ずぶの素人が防衛大臣になって更迭されたり、田中真紀子から押し込められてその旦那を大臣にしたところ、ブリーフィングを全く受け付ける能力がなくて、後ろからいろんなペーパーを渡されている場面を目にしました。前のずぶの素人はその後ろからの助け舟をもじって「二人羽織」と呼んでいましたが、田中真紀子の旦那さんに至ってはいろんなところからの助けの手が多数差し伸べられるために「千手観音」と呼ばれていたことは記憶に新しいと思います。

 つまり、当選回数で大臣にすること自体がおかしいのです。そしてそのような時代は終わったといってもいいでしょう。