「涌井秀章投手(千葉ロッテマリーンズ)と押切もえ結婚」のニュースには少し衝撃を受けた。数ヵ月前から交際報道はあったが、果たして両者の人生にどう影響するのか。それぞれ上昇機運にあるだけに、気になる結婚だ。

 モデルでタレントの押切もえは短編小説集が今年の山本周五郎賞にノミネートされて話題になったほか、絵画でも才能を発揮し、二科展で2年連続入選するなどマルチに活躍している。だが、過去には野球選手との交際が複数報じられ、いずれも相手選手は厳しい成績に苦しんだ経緯がある。

ロッテ・涌井秀章投手(右)指導のもと、始球式に向けて投球練習を行ったモデル・押切もえ=2014年8月8日、千葉・QVCマリンフィールド
ロッテ・涌井秀章投手(右)指導のもと、始球式に向けて投球練習を行ったモデル・押切もえ=2014年8月8日、千葉・QVCマリンフィールド
 一方、涌井秀章投手はプロ入り2年目から5年連続二桁勝利を記録。順調なプロ野球生活を送りながら肘の故障があり、2012年から2013年にかけて一度ならず二度までも女性問題で物議をかもし、成績低迷に陥った。涌井は、千葉ロッテ移籍2年目の2015年は15勝9敗で自身3度目の最多勝を獲得。今季は10勝7敗。防御率3.01はここ数年で最も良い数字だ。押切もえと出会ったのが2013年だという。

 2014年に千葉県応援大使を務める押切もえがQVCマリンスタジアムで始球式を務めたときに投球指導をしたのが涌井投手だと報じられている。その甲斐あってか、押切もえは見事にストライクゾーンに投げ込んだ。交際に発展したのは昨年からというが、押切と出会って涌井の成績が上昇しているのは事実。そのふたりが、過去の経験を乗り越えて今度は新たな出会いをポジティブに変えられるか。ファンとしてはそうあってほしいところだ。

 結婚は人生の大きな局面。プロ野球選手にとっても、結婚はその後の選手生活を左右する重要な決断だ。奥様は、食事などの体調管理、勝負に挑む精神面を支えてくれる存在。結婚相手によって価値観や生き方が変わる選手もいる。それだけに、世間では早くも22歳のエース、大谷翔平の「理想のお嫁さん」をめぐる議論も起きている。
希有な才能をつぶさず伸ばしてもらうため、どんなお嫁さんが相応しいか。先輩たちの例から、勝手な条件探しをしてみたい。


条件1 目立ちたがらない人


 有名選手が女子アナと結婚する傾向は顕著だ。嫉む声もあるが、必然性もあるのだと思う。結婚する相手がある程度「高嶺の花」であることは、努力してスターの地位をつかんだ野球選手の自尊心を満たす要素でもある。周りが納得する要素でもあるだろう。まったく無名の一般人が大谷翔平と結婚したならば、他のファンからの強烈な嫉妬や厳しい視線を浴び続けるだろう。それに耐えられるだろうか。大谷はそうした奥さんの気持ちに配慮することでエネルギーを消耗する可能性がある。