テキサス親父が国連欧州本部に乗り込んで思ったこと

国連はひどいところさ!

 やあ、みんな。俺は、仲間とともに世界中を飛び回って、日本に対する誤解を招くプロパガンダをまき散らしている連中の実態を調査し、対策を考えるために現在(7月23日)は、欧州に来ているんだ。6月下旬以降、北海道から沖縄まで全国九会場で講演会を行ない、日本でも有名な作家の一人である百田尚樹さんなどたくさんの人に会った。最後に、PHP研究所から発売された『テキサス親父、韓国・中国を叱る!』のプロモーションのために、打ち合わせをしたり、ビデオを撮ったりした。

 その後、7月14日からのスイス・ジュネーブでの国連自由権規約委員会に日本の友人たちが主催する「慰安婦の真実国民運動」の国連調査団のメンバーとして行くことにし、14日から16日の3日間、国連欧州本部に乗り込んだんだ。

 そこでは、なぜか日弁連(日本弁護士連合会)や反日の日本人、韓国人、朝鮮人たちが、慰安婦問題や死刑制度、ヘイトスピーチ(憎悪表現)などをテーマに日本批判を繰り返していた。反日日本人たちと共謀している韓国人、朝鮮人たちが、国連に一方的な話や嘘を信じ込ませて日本批判をしていることには驚いたぜ。それも100人単位だぜ! 日本政府も30名ほどの代表団を送り、反論していたが、自由権規約委員会は日本政府に改善を要求していた。

 結局「慰安婦(comfort women)」という表現ではなく、「強制性奴隷(enforced sex slaves)」というべきだなど、何もわかっていない委員たちによって、裁判にかけられたようなものだった。まったくひどいところだった。

 今回、俺が関心をもっていたのは、国連の自由権規約委員会の委員たちがどこの国から来るのかということだった。委員の人たちは十数人いたが、彼らの国を調べてみると、それぞれのどの国にだって、歴史上、ひどい過去があるはずだ。彼らとディベートを楽しみたいと期待していたが、実際は調査団というかたちなので、ディベートをする機会は与えられなかった。ただ、海外メディアなどが取り上げてくれれば、慰安婦問題を国際社会に正しく理解してもらえる何か足掛かりになるのではないかと思っていた。国連で日本がどのように思われているのかがわかったが、日本政府はもっと積極的に反論していくべきなんだと強く感じたよ。

 日本政府は会議のなかで「慰安婦が性奴隷という言葉に置き換えられていることは適切ではない」というと、場内から拍手が上がった。いままでには見られなかった光景だっただろう。しかし、議長はこの拍手に対して厳重注意をしたところを見ても、国連自体が反日組織であることが明確になったと思う。

「性奴隷」という表現は、1996年2月に国連人権委員会に報告された「クマラスワミ報告書」で決議が出ているが、強制力はないために、日本政府は無視していた。安倍政権としても無視ばかりでは済まなくなってきたんだろう。

 ところで、今回のジュネーブ行きは、「なでしこアクション」代表の山本優美子氏とともに行動したので、一部日本のメディアでも「テキサス親父と日本人主婦が慰安婦問題で、国連で反撃」と報道されたのは知っている方もいるだろう。これまでは、韓国側からの一方的な話が多かったのだが、日本側の主張を繰り返すことで、徐々にではあるが国際社会の理解が得られてきていると思っている。

次は米軍慰安婦問題だ

 訪日中には、日本の有名な週刊誌である『週刊文春』と『週刊新潮』にも取り上げられていた米軍の慰安婦問題についての記事も読ませてもらった。そのなかには、韓国政府が自国の女性を強制的に慰安婦にして、逃げ出せないように慰安所の前には武装した兵士たちを立たせていたとも書いてあった。

 じつは、米軍慰安婦問題は、韓国側から資料が出てきたんだ。報道によると、元米軍慰安婦122人が人権侵害で韓国政府に賠償請求をした。朝鮮戦争時(1950~53年)には、軍管轄の慰安所があり、戦争が終わったあとの70年代、80年代にも基地村には米軍慰安婦がいたとのことだ。文書によると、紛れもなく「強制的に」米兵の相手をさせられていた。そのうえ、驚いたことに、いまの朴槿惠大統領のお父さんである朴正熙大統領(当時)が、米軍のために進めた政策だということだ。

 1972年に俺の親友ブルースが韓国に駐留していた。彼は「強制があった」というんだ。だが、それは、基地周辺で売春をしている女性たちがブルースに強制的に「客になれ」といってきたということなんだ。買い物に行こうが、街を歩こうが、彼女たちがぞろぞろ付いてきたそうだ。日本軍慰安婦ばかりじゃなく、米軍慰安婦問題は、これからメディアで騒がれるだろう。そうなれば、事実が明らかになると思うぜ。
 ソウルの日本大使館の前に慰安婦像を建てた連中がいるが、今度は同じようにソウルのアメリカ大使館の前に慰安婦像を建てるんだろうな? そうでなければ、カリフォルニア州グレンデール市に建てられた慰安婦像は、完全に「日本叩き」が目的だったことがわかるだろう。今回はそれが証明できるいい機会だな。俺は韓国政府によって韓国人女性が強制的に米軍兵士や国連軍兵士の慰安婦にされたことを記録に残すために、グレンデール市に現在ある日本軍の犠牲になったとしている慰安婦像の隣にまったく同じ慰安婦像を建てるように要求するつもりだ。

 韓国にブーメランのように、慰安婦問題が降りかかってきたってことだよな。日本軍のための慰安婦たちがいっていることにはウソはなくすべて正しいと、韓国人も韓国政府も主張しているよな。それに対して朴大統領も「日本は歴史を直視しろ」といっている。今回は、彼らは自分自身の歴史を直視することになるだろう。彼らによれば、日本軍の慰安婦たちの証言にはウソがないといっているので、米軍の慰安婦たちもウソはないはずだからな。韓国政府は謝罪や賠償を要求されているから、きっちりやるべきだろう。

 俺は表面上慰安婦のいったことを信じてやろうと思っている。韓国の米軍慰安婦の場合は、強制性があったと書いてあるが、日本の場合はアメリカの資料を見ても、強制性はなかったことがわかる。

悪いのは活動家たち

 それには、慰安婦は強制ではなく、「高給取りの売春婦」だったとの記述があり、俺も実際に確認しているんだ。米国陸軍が1944年にビルマ(現ミャンマー)のミートキーナで、朝鮮人慰安婦の捕虜20名に対して行なった「尋問調書」のことだ。

 当時、慰安婦たちは「街へ自由に買い物に行ったり、兵士たちと娯楽を楽しんだり、快適な生活を楽しんでいた」とも書いてあるんだ。もっと驚くのは、慰安婦たちは、時間に限りがあるために十分に兵士へのサービスができなかったと嘆いてるんだぜ。性奴隷がそんなことを考えるか? 性奴隷が大金をもらえるのか? 性奴隷がショッピングを楽しんだり、ダイヤモンドを買ったり、キャンプへ行ったりできるか? 感情を抜いて論理を組み立てろといいたい。こうした話は、今回の本にいっぱい盛り込んだし、資料も掲載している。

 問題を起こすことを目的にいっているわけではない。米軍慰安婦碑にも、日本軍慰安婦碑に書いてあることをそのままコピーして年月日と国名と人数を変えるだけでいい。それでフェアであって、一貫性があるということになるだろう。

 実際にはそのようなことは、起きないと思うがな。わかってもらいたいのは、俺は、「自分は元慰安婦だった」というお婆さんたちに対して軽蔑しているわけではなく慰安婦像などをアメリカの各地に建てようとする活動家たちを軽蔑しているだけなんだ。

 彼らは、3つのカテゴリーに分けられる。1つ目のグループは、常識では測れない感情の入り混じった、カルト的な連中。2つ目のグループは、とにかく日本が嫌いで嫉妬が強い人たち。日本の戦後の成功に嫉妬し、自分たちと比較してコンプレックスをもっている。彼らは、ランキングや数字が大好きで、自分たちの位置をつねに知りたがり、人を見下すのが大好きなのさ。3つ目のグループは、朴政権だろう。日本に向けた憎悪は、朴大統領が拡散させているが、それはお父さんがやった悪事を隠すためではないのか。彼は満州国軍に属していた。1965年の日韓基本条約で補償は済んだが、国民にはお金は分配されなかった。朴大統領はそのことを隠そうとしている。選挙民に対するパフォーマンスで、反日は病気のようなものだ。

 大事なことは、過去を忘れるのではなくて、過去を反省することで、お互いの利益になることをやっていくことだろう。でも韓国と中国は、過去を持ち出すことで未来がなくなっている。日本と首脳会談もできなければ、先の話もできない。こんなバカなことをするのは、文化的な国のすることではないよな。

 日本は韓国を35年間植民地にしたかもしれないが、アメリカはフィリピンを48年間植民地にした。でも、フィリピン人たちは、韓国人が日本人を憎悪するように、アメリカ人を憎んではいない。アメリカに好意をもっている人も多い。俺の行っている教会でも、神父さんはフィリピン人だったりする。韓国人ほど、過去にこだわり過去に生きていて、前進できない民族もいないということだ。

「言論弾圧国家」韓国

 韓国では俺のYou Tubeの動画が見られなくなっているようだが、今回の国連では直接韓国の人たちにメッセージを送りたいものだ。

 俺の動画が韓国で有害動画指定を受けて、遮断されたと、日本で話題になっている。韓国は民主主義国家ということになっているが、その基本である言論の自由、思想・信条の自由がないんだな。「言論弾圧国家」といわれても仕方がない。2年ほど前から、従軍慰安婦問題や竹島問題などを各国の資料やメディア報道などをもとに、自分の意見を伝えてきた。それの何が問題なんだ。

 閲覧禁止に関しては、韓国政府に「ありがとう」といいたいよ。俺は韓国政府にとって影響力があって、重要人物ってことの証明でもあるからな。俺が韓国政府にとっての脅威になっているということは、それだけいまの朴政権の不安定さを示していることでもあるからな。どういう理由であれ、テキサスに住むこの小さな俺を恐れているということなんだろ。民主主義の観点からすれば、おかしなことだけどな。動画のなかでは汚い言葉も、暴力的なことも使っていない。健全な民主主義とは、どんな批判に対しても受け入れるということではないのか。

 たとえば、韓国のロックバンドがアメリカを口汚く罵っている動画をアップしていても、アメリカ政府はそれを消すこともなければ韓国に抗議することもない。だからこそ、ジュネーブでの出来事をちゃんと伝えて、世界中の人たちに判断してもらいたいんだ。

 北朝鮮についてもいいたいことはたくさんある。金正恩第一書記を含めて、あの国の権力者たちは、まさに狂人ではないのか。バケモノたちに拉致された日本人たちのことを忘れないために、日本は一致団結して対応してほしい。

 1970年代から80年代に北朝鮮の工作員が、日本に潜入し、人びとを誘拐しはじめ、北朝鮮に連れて帰った。やつらは、狂人だからな。やつらは、韓国からも誘拐した。これを理解してくれ。

 現在の韓国は北朝鮮ではなく日本を中傷している。北朝鮮に対しては、お互いに何もなかったように振る舞っているんだが、日本に対しては69年も前のあったかもしれない間違いに対し批判している。北朝鮮によって自国民が殺されたりミサイルを撃ち込まれたりしても、日本のことを中傷したいんだな。まったく馬鹿げた政権だ。

『ダラス・モーニング・ニュース』に載っていた記事によると、横田夫妻は、81歳と78歳の夫婦なんだが、彼らの娘は13歳のときに北朝鮮の狂人たちに誘拐され、北朝鮮に連れて行かれたんだ。誘拐の目的は、北朝鮮の工作員たちに日本語を教えるためだったようだ。

 13歳の娘が何を教えるのか。彼女はその後韓国人の男性と結婚したといわれるが、彼も誘拐されてきた。彼らの娘は、娘を産んで、その娘がさらに娘を産んだんだ。北朝鮮はこの日本人の夫婦が孫とひ孫にモンゴルで会うことに合意した。彼らの娘は北朝鮮に置いたままでな。どれだけ彼らがバケモノかわかるだろ。この宇宙のどこにいたとしても「共産主義」は、「真の害悪」以外の何ものでもないんだ。文化的な人たちは、北朝鮮とはいっさい関わるべきではないぜ。

 これからも韓国と北朝鮮には、正しい論理で反撃していくべきだ。もちろん中国に対してもな。


Tony Marano 1949New York Telephone Company302006
トニー・マラーノ(Tony Marano) 評論家 1949年、米コネティカット州生まれ。生後間もなくニューヨーク・ブルックリンに移る。両親はイタリアからの移民二世。ニューヨーク市立大学卒(専攻は歴史学)。電話会社AT&Tの子会社New York Telephone Companyに30年間勤務し、2006年に退職。現在はテキサス州在住。