2017年06月10日 9:00 公開

米連邦捜査局(FBI)のジェイムズ・コーミー前長官は8日、昨年の大統領選へのロシア介入疑惑を調べる上院情報委員会の公聴会で宣誓証言し、ドナルド・トランプ政権が自分とFBIについて「単純で明白な嘘」をついたと述べた。一方でトランプ大統領は、「自分は忠誠を求めたりしていない」など証言内容の一部を否定し、自分も宣誓証言する用意があると言明した。大統領が自分たちの会談について後に「嘘をつくかもしれない」と懸念して、内容を記録し始めたなど、コーミー氏の注目される発言内容のいくつかをまとめた。「米政界のスーパーボウル」と呼ばれるほど注目された議会証言は、米国で2000万人がテレビ中継を視聴した。ドナルド・トランプ大統領は9日、ホワイトハウスでの記者会見でコーミー証言について、事実と異なる内容があったと批判。「忠誠を要求された」と前長官は述べたが、「ほとんど知らない相手に忠誠なんか求めたりしない」と述べた。コーミー証言について自分も宣誓証言する用意があるかと質問されると、大統領は「100%ある」と答えた。トランプ氏がかつて2人の会話を録音していたとツイッターで示唆したため、コーミー氏が「頼むから録音があってほしい」「録音があるなら公開してもらいたい」と証言したことについて聞かれると、録音については「また近い将来、話をするかもしれない」と答えるにとどまった。