2017年06月28日 12:35 公開

英国の大手コーヒー・チェーン3社の氷に腸内細菌が含まれていることが、BBCの調査で分かった。

英国企業の消費者問題を扱うBBC番組「ウォッチドッグ」が、コスタ・コーヒー、スターバックス、カフェ・ネロの合計30店舗を調べたところ、氷入り飲料から腸内細菌が検出された。細菌の量は飲み物によってばらつきがあった。

コスタの店舗で出された氷10検体のうち7つが、大便に含まれる細菌で汚染されていた。スターバックスとカフェ・ネロでは、10検体のうち3つから糞便性大腸菌が検出された。

環境衛生協会(CIEH)のトニー・ルイスさんは、検出された細菌の量は「心配だ」と話した。

「そもそもまったくあってはならないものだ。実際に発見された相当の量は言うまでもない」

ルイスさんは、発見された細菌は「日和見病原体で、人間が病気にかかる原因となる」と説明した。

番組は、計30店舗でテーブルやトレイ、スツール椅子の清潔度も調べた。

3社はいずれも、対策を講じたと説明。コスタは、氷の取り扱い手順を改定し、氷の貯蔵器具を新しくするところだと話す。

スターバックスの広報担当は同社が衛生対策を「非常に重視している」と述べ、この件について社内調査を実施していると話した。

同様にカフェ・ネロの広報担当も、「徹底的な社内調査」を実施中で、「適切な対策」を講じる方針だと話した。

(英語記事 Faecal bacteria 'in ice in Costa, Starbucks and Caffe Nero'