2017年09月01日 13:34 公開

米税関国境警備局(CBP)は31日、ドナルド・トランプ大統領が主要な公約にしてきたメキシコとの国境に建設する壁の試作品の建造で4社を選定した。

コンクリート製の試作品4種は、長さ9メートル、高さ最大9メートルと指定されており、今後数カ月の間に建造される予定。

CBPはその後、手工具を使って壁に穴を開ける試みなどをして、壁の強度が十分かどうかの検査に最大2カ月をかけるという。

1社当たりの受注額は最大50万ドル(約5500万円)。

CBPのロナルド・ビティエロ副局長代理は、試作品が実際に建設される壁の「設計要件を精緻化する助けになる」と語った。試作によって見た目や強度を確認する。しかし、強度の検査では「ミサイルみたいなもの」を使うことはなく、手工具に頼るという。

壁にはさらに、ケーブル管路の機能が求められ、センサーやカメラも設置できるようにする。

今後数週間中に試作品の発注がされ、その後30日以内で建造が完了する見通し。

選定された4社は以下の通り

  • カデル・コンストラクション(アラバマ州モンゴメリー)
  • フィッシャー・インダストリーズ(アリゾナ州テンピ)
  • テキサス・スターリング・コンストラクション(テキサス州ヒューストン)
  • W・G・イエーツ・アンド・サンズ・コンストラクション(ミシシッピ州フィラデルフィア)

ビティエロ氏は、4社がこれまでに国境の壁の建設に関わった経験があるかどうかは分からないと語った。

壁の設計図については、200社以上が案を提出したとみられている。

コンクリート以外の材料で作られた壁の試作品4件の発注についても、来週発表される予定となっている。

(英語記事 US hands out first contracts for border wall prototypes