2017年11月10日 15:30 公開

オーストラリアのメルボルンの民家から盗まれた子犬が3日後に飼い主の元に無事戻されたことが9日、明らかになった。泥棒が返しに来たとみられている。

6日朝に飼い主宅に侵入した泥棒は、盗んだラップトップパソコンやiPad、宝飾品と一緒に生後2カ月のメスのラブラドール犬サーシャを連れ去った。

被害に遭った家族は、豪メディアの取材に対し、4歳のマイアちゃんの「親友」だった子犬がいなくなり「ショックに打ちのめされている」と語っていた。

しかし、9日朝に家の庭にサーシャがいるのが見つかった。

家族によると、サーシャには注意が必要な疾患があり、家族と一緒に住むようになってわずか1週間で盗まれてしまったという。

<ビクトリア州警察はツイッターで、「ラブラドール犬のサーシャが戻りました!盗まれた子犬と再会できるなんて、この家族にとってなんて素晴らしい一日のスタートでしょう」と投稿した>

涙を目にいっぱいためたマイアちゃんの隣りで父親のライアン・フッドさんがサーシャの居場所について情報提供を訴えかける姿は、オーストラリア全土で大きなニュースになった。

サーシャが戻った後、フッドさんは朝のテレビ番組「トゥデイ」に対し、「期待し過ぎないようにしていた。そしてけさ、妻が起きてコーヒーを入れようとガラス戸の横を通ったら、犬小屋の近くで何かが動いているのが見えたんです」と語った。

「(サーシャを)連れ去ったやつが罪悪感を感じたか怖くなって、塀の内側に落としていったんだと思っています。(中略)正直そんなことはどうでもいい、私たちは彼女が戻ってきてうれしい」

不在の間にサーシャは「靴に執着」するようになったようだとフッドさんは話すが、健康状態は良いという。

サーシャに関する情報提供を呼び掛けていたビクトリア州警察は、住居侵入と窃盗については今後も捜査を続けると語った。盗まれた物品は依然として見つかっていない。

州警察のアダム・レッゴ巡査長はオーストリア放送協会(ABC)の取材に対し、子犬を盗んだのは予定外だったのだろうと話した。

「少し風変りな事例です。(犯人たちが)何を考えていたのかよく分からない」

<ビクトリア州警察は「クロイドン・ヒルズのこの家族にとって、6日朝に窃盗で盗まれた子犬と再会できて、素晴らしい1日の始まりでした。ラブラドールのサーシャは4歳の飼い主とついに再会できて、愛と遊びで感極まっていました>とツイートした。

(英語記事 Little girl's stolen puppy returned by thieves