2017年11月15日 11:49 公開

オーストラリア統計局は15日、同性婚の合法化を問う郵便を使った住民投票で賛成が反対を大幅に上回ったと発表した。

統計局によると、法的拘束力のない投票で、61.6%の人が同性カップルの婚姻許可に賛成した。1270万人以上(選挙権を持つ79.5%の人たち)が、8週間にわたって行われた郵便投票に参加した。

マルコム・ターンブル首相は「圧倒的な」投票結果を受け、クリスマスまでに法案を連邦議会で通過させるのを政府は目指すと述べた。

「多くの人が意見を表明し、圧倒的に婚姻の平等が支持された」と首相は投票結果の発表後に語った。

「市民は公平性、コミットメント、愛に賛成票を投じた。今度はオーストラリア連邦議会の私たちが行動を起こす時だ」と首相は続けた。

投票結果の発表を受け、オーストラリア各地で虹の旗を振り、歌ったり踊ったりして祝う人々の姿が見られた。

同性婚への支持で知られるカンタス航空のアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は、シドニーで歓喜に沸く人たちを前に「素晴らしい結果になりました。私たちはこの素晴らしい国を誇りに思うべきです」と語った。

同性婚反対派として知られるトニー・アボット前首相は、連邦議会は「結果を尊重すべきだ」とした。

アボット氏はフェイスブックで「この議論については、オーストラリア市民が立場を表明したいはずだと常に言ってきた。きょうの結果を見ると、意見を聞くことが正しかったと示している」と述べた。

同性婚を強く支持していたマルコム・ターンブル首相は、法案にどんな内容を含めるかをめぐって政府内で続く議論に直面している。

一部の保守派議員は、同性婚に反対する企業・商店が結婚式に関連する品物やサービスの提供を拒否できる免除項目を議案に含めるよう求めている。

(英語記事 Australians decisively support same-sex marriage