2017年11月20日 11:53 公開

モロッコ中部シディブラアラムで19日 、配給の食糧に大勢が殺到し、少なくとも15人が死亡し、数人がけがをした。現地の民間慈善団体が、食糧の配っていた。

一部報道によると、群衆が殺到するなか、最大40人が負傷。現地メディアによると、死傷者の大半は女性とお年寄りだという。

ソーシャルメディアに投稿された写真には、地面に並べられた女性たちの遺体が写っている。

シディブラアラムの市場での食糧配給は毎年恒例の行事で、今年は例年よりも多くの人が詰めかけたと目撃した人たちは地元メディアに話している。シディブラアラムは人口8000人強の貧しい町。

匿名希望の男性はAFP通信に対し、「今年は多くの人がいた。数百人はいた」と話した。男性によると、「大勢が強く押し合って、柵を倒した」。負傷者はマラケシュの病院に運ばれたという。

モロッコ内務省は、国王ムハンマド6世が現地当局に被害者支援を命じたと発表。国王が医療費と葬儀費用全額を個人的に負担すると明らかにした。

近くにいた人が混乱の前に撮影した映像では、大勢の人が屋外市場に集まり、配給を待っている様子が見える。映像の内容の真偽は未確認。

何が混乱のきっかけとなったのかは、まだ分かっていない。

(英語記事 Morocco food stampede kills 15 and wounds many