2018年01月02日 18:03 公開

ニュージーランド北島のコロマンデル半島で31日、公共の場所での飲酒禁止を独創的な方法で避けようとする一団が海岸付近に砂で島を造り、新年を祝った。

地元報道によると、一団は干潮時にタイルア川の河口に島を造り、ピクニック用テーブルと飲み物を入れるクーラーボックスを置いた。

地元の人々は、一団は「国際水域」にいるので飲酒禁止は適用されないと冗談交じりに話していた。

ニュージランドのニュースサイト「stuff.co.nz」によると、一団は花火を見ながら、大晦日の夜まで飲んでいたという。人工の島は翌朝もそのまま、残っていた。

コロマンデル半島では新年にかけて公共の場所での飲酒が禁止されており、違反者は250ニュージーランドドル(約2万円)の罰金を科されるか、逮捕される。

しかし当局は、砂の島を造った一団に真剣に取り合う考えはないようだ。

人工島の情報を受けた地元警察のジョン・ケリー警部は、「独創的な発想だ。もし自分が(計画を)知っていたら、たぶんその人たちに加わっただろう」と話した。

地元のフェイスブックグループ「タイルア・チットチャット」(訳注:チットチャットは英語で世話話の意)に参加するデイビッド・ソーンダーズさんは、グループのページに写真を投稿。ソーンダーズさんはBBCに対し、「ニュージーランド人がちょっと楽しんでいるのを見るのは、素晴らしい」と話した。

しかし地域の活動のまとめ役として知られるノディー・ワッツさんはニュージーランド・ヘラルド紙に対し、飲酒禁止措置は効果がなく、大勢が逮捕されているだけだと指摘した。

ワッツさんは、警察が「酔っぱらった10代の若者たちに対処している」と話し、「それは警察のすべきことじゃない。そのために親がいるんだ」と語った。

(英語記事 New Zealanders build island in bid to avoid alcohol ban