2018年01月10日 11:24 公開

タイのプラユット・チャンオチャ首相は8日、記者会見の質問を避けるため、等身大パネルを置いて、立ち去った。

プラユット首相はバンコクの政府庁舎前で記者団に対して「政治や紛争について質問したいなら、彼に聞いて」と言い、自分の等身大パネルがマイクの前に置かれると、自分は手を振ってその場を離れた。

プラユット氏は2014年に軍事クーデターを指揮し、首相に就任した。

政府は国政選挙を実施すると約束しているが、選挙は何度も延期されている。

等身大パネルと握手

プラユット首相はこの日、13日の子供の日を前に家族連れや記者団の前で話していた。

BBCタイ語によると、首相府は子供の日に首相官邸や執務室を公開する予定で、等身大パネルはそのために作られたものとみられる。

記者団は選挙や南部で続く武力衝突について、あるいは、大勢が王室不敬罪で収監されている問題などについて、質問の機会をうかがっていたとみられる。

しかし地元メディア「ネーション」によると、プラユット首相は官邸内で、厳選された子供たちと話はしたという。

首相は「未来ある若者と交流し、21世紀の民主主義と共同歩調を取る」のは大切だと述べたという。

またタイが「政治に怯える必要はない」、「新世代の政治家を作る」必要があると話したとされる。

タイではここ数年、多くの学生がタイの軍事政権に抗議して逮捕、または投獄されている。

(英語記事 Thai PM leaves cardboard cutout to answer questions