2018年01月11日 13:00 公開

ビデオ共有サイトYouTubeは11日、日本の青木ケ原樹海で自殺者の遺体映像を投稿した有名ユーザーとの提携関係を解除した。

YouTubeは、「グーグル・プリファード(グーグルのおすすめ)」からローガン・ポール氏のチャンネルを除外した。「グーグル・プリファード」は、YouTubeで最も人気の高い上位5%の投稿者のビデオに広告が出せるよう、企業に枠をパッケージ販売する仕組みになっている。

YouTubeはさらに、ポール氏と共同開発していた独自コンテンツについても、保留にしたという。

ポール氏は昨年12月31日に男性の遺体のビデオを投稿し、非難が殺到した。

ビデオでは、自殺の名所として知られる富士山麓の青木ケ原樹海を撮影で訪れたポール氏たちが、自殺したとみられる男性の遺体を発見。ポール氏は遺体を前にショックを受けている様子を見せる一方で、冗談も口にしている。

男性の身元は明らかにされていない。

ポール氏のYouTubeのチャンネルは1500万人以上が登録しており、ビデオは削除されるまでに数百万人が視聴した。「不謹慎」で、「すごく不快」などのコメントが寄せられた。

ポール氏は2日、ツイッターし、「ショックと畏敬の気持ちで判断を誤った」と書いた。

さらに謝罪のビデオも投稿し、「あのビデオは絶対に投稿するべきではなかった。カメラを置いて、自分たちの経験を撮るのを止めるべきだった」、「自分が恥ずかしい。自分にがっかりしている」などと述べた。

日本は先進国の中でも自殺率が最も高い国の一つ。

青木ケ原樹海は国内外で、自殺者が多い場所として知られている

(悩みを抱えている方には、全国の「いのちの電話」や東京都の「こころといのちのホットライン」など各自治体の相談窓口があります)

(英語記事 YouTube cuts ties with vlogger over Japan suicide video