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    「シリアを生き延びたのに」 弟との最後の電話 ロンドン火災

    2017年06月16日 9:00 公開 ロンドン西部にある高層の公営住宅で14日未明に起きた大規模火災で、最初に身元が明らかになった犠牲者のモハメド・アルハジャリさん(23)は、シリア内戦を逃れて2014年に英国に移住し、大学で土木工学を学んでいた。一緒にいた兄のオマールさんは、避難の混乱のなか、はぐれてしまった弟に電話を掛けたところ、モハメドさんはアパートに戻っていたという。オマールさんが会話の内容を振り返った。

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    【ロンドン火災】 なぜ高層住宅の住民は「室内に留まる」よう指示されるのか

    2017年06月15日 14:56 公開 レイチェル・シュレアー、ジャック・グッドマン BBCニュース ロンドン西部の公営住宅で14日未明、24階建て127戸の「グレンフェル・タワー」から出火し、大勢が死傷する大火災となった。管理側は住民に、自室や直近の廊下などで出火したのでなければ、火事の際は室内に留まるよう指示していた。これはなぜなのか。 グレンフェル・タワー内に掲示されていた火災時行動マニュアルは、自室で発生した、もしくは自室に影響を与えている火事でなければ、室内に留まるよう住民に勧告している。住民へのニュースレターでは、「別段の指示がない限り、長年の『その場にいて』方針が適用されます。これはつまり、自室や自室外の廊下で出火したのでない限り、自室内にいるべきだという意味です」と書いている。 これは大型集合住宅において比較的スタンダードな勧告だ。 ロンドン消防局は一般的な火災対策として、集合住宅で火災が発生した場合、炎や煙に直接影響を受けていない箇所の人たちは、自室に留まった方が「安全な場合が多い」と説明している。 元消防士で防火対策専門家のエルフィン・エドワーズさんは、「自室に留まる」方針は、火事に直接影響を受けない住民が不要に避難して通路をふさがないようにするためだと話す。 大事なポイントとなるのは、炎の広がり方だ。英国の防火対策の基本は、鎮圧可能な規模の火事を前提としている。高層集合住宅は通常、たとえ1カ所で出火しても建物全体には広がらないよう設計されている。個別の住宅はそれぞれ独立して、延焼を防ぐように設計されているはずだ。 しかしグレンフェル・タワー火災の場合、炎が瞬く間に建物全体に燃え広がった。その速度は前例がないとエドワーズさんは言う。 建築物の防災設備点検を専門とするジェフ・ウィルキンソンさんはBBCに対して、煙が避難ルートに侵入して広がった様子が「何より気がかりな」ことのひとつだと話した。ウィルキンソンさんはさらに、タワー棟の警報システムが、通常想定されるものとは異なっていたようだと指摘する。 「こういう建物は、全員が避難することを想定していない。非常階段が一つしかない構造では、火は個別の居宅内で鎮圧することが前提となっている。住民全員が一斉に避難しなくても良いようにするためだ。消防隊がやってきて状況を把握し、どの階から先に避難すべきか判断し、住民はその避難誘導に従うというシナリオが想定されている」 防火対策の専門家、グレアム・フィールドハウスさんは、「室内に留まる」方針があるからといって、どのような場合にも住民は室内に残らなくてはならないわけではないと話す。 「室内残留方針の是非と、住民がどれだけ方針を理解しているのかにもよる。もし炎や煙の影響を受けているなら、早く出た方がいい」 たとえばエセックス地方のハーロウ行政区は、「迷うなら、外へ」と行動指針を出している。 各地の行政区を代表する地方政府協会も、2012年の行動マニュアルで「迷ったら外へ」を勧告。「室内残留」方針があるからといって、「身の危険を感じる」人たちが外に出るのを防ぐものではないと説明している。 恋人と幼い娘の3人でグレンフェル・タワーの8階に住んでいたマイケル・パラマシーバンさんは、外に出るなという勧告を無視したと話す。 「アパートに残ってたら、3人とも死んでいた」 室内に留まるようにという勧告は、これまでにも疑問視されてきた。 2009年にはロンドン南東部の公営高層住宅「ラカナル・ハウス」(14階建て98戸)で火事があり、6人が死亡した。その後の火災調査で、当時のケン・ナイト消防総監は、火勢の広がり方が異例だったと指摘。室内に留まる原則が今でも有効なのか確認するには、火の広がり方を十分に理解する必要があると報告した。 今回のグレンフェル・タワー火災によって、避難方法に関するその疑問があらためて浮上するのかもしれない。 (英語記事 London fire: Why are people told to 'stay put'?)

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    米特別検察官、トランプ氏の「司法妨害」捜査

    ア当局と自分の陣営が選挙中に結託したという疑いについて、トランプ氏は「魔女狩りだ」と反発している。 BBCのアンソニー・ザーチャー北米担当記者は、仮にムラー特別検察官が大統領は確かに司法を妨害したと断定したとしても、起訴につながるのか、下院の対応次第なのか、法的展開は不透明だと指摘する。 ワシントン・ポストは、司法省は長年の慣習として現職大統領の起訴は不適切だという方針を貫いているため、特別検察官の結論を受けて弾劾手続きをとるのか決めるのは連邦議会の責任になると書いている。 (英語記事 Trump-Russia inquiry: President's 'possible obstruction')

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    トッピングに花びらはいかが? ベトナムで人気ピザ屋経営する日本人

    2017年06月15日 11:59 公開 誇り高いイタリア人は、益子陽介氏の出すピザの一部のトッピングにたじろぐかもしれないが、益子氏の品質管理に対するこだわりは評価せざるを得ないだろう。 ベトナム在住の日本人、益子氏(38)は、ベトナムで最も人気あるピザチェーンの一つ「Pizza 4Ps(ピザフォーピース)」の創業者だ。 Pizza 4Psは、ホーチミン市(旧サイゴン)とハノイ市、ダナンのベトナム3大都市で活気溢れるレストラン6店を運営しており、毎日3000人を超える顧客をもてなしている。 顧客は、サーモンみそクリームや照り焼きチキン、しょうが味のフライドポークといったピザの美味しさを味わってみようと店に押し掛ける。 マルゲリータやパルマハムといったより伝統的なピザもある。益子氏の細部へのこだわりは相当なもので、2011年にホーチミン市で最初のレストランをオープンした際、完全に丸くないピザの代金は受け取らなかったほどだ。 さらに、ピザの主要な材料である小麦粉やトマトソースなどをイタリアから輸入しているが、モッツァレラチーズについては、イタリアからの輸入では長時間に及ぶ貨物輸送のせいで新鮮さが十分保てなかったり、週に2回しか配達を受け取れなかったりという点を益子氏は心配した。 そのため、益子氏は独自に食材を作ることにした。チーズはベトナムになかったため、地元からの助けは求められなかった。その代わり益子氏は、ユーチューブの動画で研究して自分自身でチーズの作り方を学んだ。 その後、ベトナムで買える牛乳の品質に不満を持った益子氏は、牧場と自分の牛を購入した。 こだわり過ぎだという人もいるかもしれないが、益子氏は他の方法では手に入らなかっただろうと言う。 「私たちのレストランは『驚きを届け、幸せを共有する』のが使命です」と益子氏。「使命を追及するため、いつも顧客の期待の上を行くことを心がけています」 日本人もベトナム人もピザを食べることで有名なわけではないが、益子氏が初めてピザを作ったのは、2004年に東京の自宅の庭で薪をくべるビザ釜を設置した時からだ。 益子氏は「毎週末、自分たちのピザを友人たちと作る経験をして、美味しい食事をいい空間で出せば人を幸せにできるんだと気づかされました」と話す。 益子氏が仕事としてピザ作りをしようと決意したのは、それから7年後のことだ。当時、益子氏は日系投資会社の従業員としてベトナムに住んでいた。 台頭するベトナムの中間層の可能性に魅了された益子氏は、ピザハットやドミノピザのような世界的なピザチェーンがベトナムで店舗を開店し、人気を博しているのに気が付いた。ベトナムはフランスの植民地だったので、パン製品、特にフランスパンには馴染みがあった。そのため、多くの人にとってピザは急すぎる変化というわけではなかったのだ。 自家製ピザとの楽しい思い出がある益子氏は、仕事を辞めて、10万ドル(約1100万円)の貯金をはたいてホーチミン市の中心部にPizza 4Psの第一号店を開店させた。 変わった名前の一部、4Psは「平和のために(for peace)」を表している。益子氏は、「4Psという名前には、心の平穏と心の豊かさに対する私たちの願いが込められている」と説明する。 益子氏は昔を振り返り、投資の仕事を辞めるのは簡単な決断ではなかったと語る。 「前職には何の問題もありませんでした。会社は住宅も提供してくれいましたし。最初の店をオープンした時、長女は3歳でした。もちろん、レストランが上手くいかないのではという恐れはありましたが、同時に、挑戦しなければならないとも思いました」。 レストランがたちまち流行ったのは益子氏にとって幸いだった。そしてそれ以降、益子氏の会社は着実に成長を続けた。 10人で始めた会社はいまや、700人のベトナム人正社員と、13人の日本人従業員を抱え、日本人のうち5人は経営陣としての役割を担っている。 レストラン開店当初は、顧客の9割がベトナム駐在の日本人で、ベトナム人とそれ以外の外国人がそれぞれ5%だったと益子氏は振り返る。 今では食事をする人の7割以上がベトナム人だ。 Pizza 4Psは自前のチーズ作りに加え、ルッコラやレタスなど野菜の栽培をベトナム人農家に依頼しているほか、ホテルや他のレストランにもチーズの一部を販売している。 益子氏は「2016年の売上高は750万ドル(約8億3000万円)で、2017年は1500万ドルを見込んでいる」という。 会社を証券取引所に上場し、他の国で出店するのが最終的な目標だ。 事業運営の助けとして益子氏が頼りにしているのは妻の早苗氏だ。二人は同じ日系投資ファンドで働いている時に出会った。 益子氏がCEOを担う一方、早苗氏は人事やマーケティングを担当している。 Pizza 4Psでは職場での公用語として日本語やベトナム語を選ぶより、従業員には代わりに英語で会話するよう促している。 益子氏は、これがコミュニケーション上の問題の原因になる時もあると認めながらも、文化の違いが最大の問題になる時があるという。 早苗氏は「ベトナム人と日本人の労働文化には差があり、埋めるのは難しい。それでも改善しつつある」と説明する。 ベトナムの投資ファンド、シードコムのハン・ゾー副社長は、Pizza 4Psの成功に驚かなかったという。 「過去5年間、ベトナム経済は成長し、中間層も急成長しました。みんなちょうど多様な食べ物や飲み物を前より受け入れるようになったところで、Pizza 4Psはとてもユニークな味わいを提供しています」と語る。 益子氏はベトナムのピザ市場は成長し続けると確信しており、Pizza 4Psが今後も成功し続けるために自分の時間を注ぎ込んでいる。 益子さんは「毎日午前9時に出社し、13時間働いてます。人生を仕事に捧げています」と話す。 (英語記事 Fancy a four flowers or ginger fried pork pizza?)

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    日本の国会、対テロ共謀罪の法案可決

    2017年06月15日 11:55 公開 日本の国会は15日朝、テロ攻撃の共謀行為を計画段階から処罰できるようにする法案を可決成立させた。「共謀罪」を含む「改正組織的犯罪処罰法」については、国内で反対の声も多い。 安倍晋三首相率いる連立与党などは参院本会議で、採決を強行した。複数の野党は廃案を声高に求めていた。投票総数235票のうち、賛成165票、反対70票だった。 日本政府は2020年東京五輪までにテロ警戒態勢を強化し、国際組織犯罪防止条約の締結に不可欠だと説明してきた。しかし反対勢力は、法律の文言があいまいで、市民の自由を損ない、罪のない一般市民の不当な監視を可能にするなど乱用の恐れがあると批判する。政府は、法に従う一般市民には適用しないと主張するが、反対の声は根強く、法案に反対して国会議事堂前をはじめとする各地で、連日のように抗議集会が開かれていた。 新法は277の対象行為について、計画段階で犯罪とみなし、処罰を可能にする。政府は当初、国際組織犯罪防止条約の解釈上、対象犯罪は676で減らせないと主張したが、 多くの反対に遭い、今国会で「テロ等準備罪」法案に名称を変更して提出する際、対象犯罪を半減させた。 対象行為には、資金調達や現場の下見など犯罪の準備行為が含まれる。「組織的犯罪集団」の一人が、犯罪準備した場合、その集団全体が訴追され得る。集団とはこの場合、二人以上の者と定義されている。 対象行為にはテロの実行に関するものなど重大犯罪も含まれるが、反対する人たちは、音楽の違法コピー(著作権法違反)や保安林のキノコ狩り(森林法違反)など、より軽い犯罪も対象になることを批判している。 これについて政府は、違法な音楽コピーやキノコ狩りなどは犯罪組織の資金源になる可能性があると説明してきたが、毎日新聞は4月の社説で「海の幸の違法採取はどうなのか。盗んだ海産物を売れば資金源になりそうだが、対象犯罪ではない。山と海では何が違うのか」と書き、対象犯罪を選んだ基準が「政府の説明では分からない」と批判した。 採決にあたって自民、公明両党は、委員会採決を省略できる「中間報告」の手続きにもとづき、一方的に参院法務委員会の審議を打ち切り、本会議採決を強行した。 反対勢力はこれについて、安倍首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部を国家戦略特区に新設することをめぐる問題で、首相への追及が続くことを阻止するのが目的だったのではないかと批判している。 (英語記事 Japan passes controversial anti-terror conspiracy law)

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    【ロンドン火災】 「何年」も火災の懸念を訴えていた=住民団体

    「なぜあれほど火が広まったのか」 ケンジントン・チェルシー行政区のニック・パジェット=ブラウン区長はBBCに対して、「ひどい悲劇だ」と話した。 「現場を訪れると、炎が数階分を覆って、たちまち広がっていた。なので出火原因のほかに、なぜあれほど素早く火が広まったのか、徹底的に調査する必要がある」 「(グレンフェルで)修繕を行ったように、1960年代や1970年代に建てられた公営住宅の多くを修繕している。暖房・給湯システムや窓を改修し、断熱効果を高め、新しい外装材を使い、エネルギー効率を高めるのが目的だ」 「修繕工事の内容を点検し、何がどのようにどういう基準で実施され、施工内容が基準を満たしていたのかどうかを確認しなくてはならない」 「タワー住宅については、修繕方法や避難方法について問題が色々あると思う。その全てを点検する必要がある」 (英語記事 Concerns raised about Grenfell Tower 'for years')

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    野球練習中の共和党議員らに発砲 5人負傷 ワシントン郊外

    2017年06月15日 10:31 公開 米ワシントン郊外の野球場で14日早朝、共和党の議員やスタッフが練習をしていたところに男が銃を乱射し、下院院内幹事など5人が負傷した。ドナルド・トランプ米大統領は同日の記者会見で、銃撃犯が死亡したと明らかにした。 調べによると、バージニア州アレクサンドリアの野球場で午前7時すぎ、毎年恒例の共和党・民主党対抗親善試合を15日に控えて練習していた共和党関係者に対して、男が銃を乱射した。院内幹事の護衛警官たちと銃撃戦になり、男は死亡した。警察は、イリノイ出身のジェイムズ・T・ホジキンソン容疑者(66)と名前を公表した。 負傷したのはスティーブ・スカリス下院院内幹事、警察官のクリスタル・グライナー氏とデイビッド・ベイリー氏、ロビイストのマット・ミカ氏、テキサス州選出下院議員秘書のザック・バース氏の5人。 現場にいたアリゾナ州選出のジェフ・フレイク上院議員によると、バース氏は胸を撃たれた。事件発生当時、打席に入っていたというフレイク議員は、被害者は「抵抗できない無防備な状態」だったと話した。 ユタ州選出のマイク・リー上院議員によると、腰を撃たれて重傷を負ったスカリス院内幹事のため、ベルトを止血帯代わりに提供した人がいるという。 サウスカロライナ州選出のジェフ・ダンカン下院議員は、銃撃が始まる前に容疑者に、練習しているのは共和党か民主党か尋ねられたと話した。 ケンタッキー州選出のランド・ポール上院議員は米フォックス・ニュースに対して、「連邦議会警察がいなければ、大虐殺になっていたはずだ。我々は誰も自分たちを守る手段をもっていなかった」と話した。 アラバマ州選出のモー・ブルックス下院議員はCNNテレビに対して、容疑者は50~100発を乱射したと話した。ライフル銃を持つ男と短銃を持つ護衛警官の銃撃戦となり、男はダグアウトの後ろから「盛大に撃ち続けていた」という。 二塁にいたスカリス院内幹事が撃たれた時、ブルックス議員は三塁におり、スカリス氏は脚に銃創ができていたが、「大丈夫だ、大丈夫だ」と話していたという。 容疑者は明らかに「議員を狙っていた」とブルックス議員は述べ、「自分は武器になるものと言えばバットしか持ってなかった。それでは勝負にならない」と話した。 イラク戦争に軍医として参加したオハイオ州選出のブラッド・ウェンストラップ下院議員は、現場で応急処置を施した。銃撃は10分ほど続いたと議員は述べ、容疑者は「たくさん銃弾を持っていた」と話した。 ホジキンソン容疑者の妻は米ABCニュースに対して、容疑者が2カ月前にバージニア州に引っ越したと話した。フェイスブックのページには、共和党やトランプ大統領を批判する内容が書き込まれていた。昨年の大統領選では、民主党の候補指名を争ったバーニー・サンダース上院議員の選挙運動にボランティアとして参加していた。 これまでに道交法違反や家庭内暴力など、複数の事件で訴追されている(家庭内暴力については被害者が出廷しなかったため、起訴猶予となった)。 3月には住宅地に近い林の中で銃を50回発砲したと、警察に苦情が寄せられていたが、猟銃を隠し持つ許可証が有効だったため、事件にはならなかった。 容疑者のきょうだいは米紙ニューヨーク・タイムズに、容疑者がトランプ大統領の当選に憤り、抗議するため「いきなり」ワシントンに引っ越したと話した。 アレクサンドリアのビル・ユイル前市長は米紙ワシントン・ポストに対して、1カ月半前から地元のYMCAジムで毎朝シャワーを使う容疑者を見かけていたと話した。容疑者はホームレスだったようで、前市長は職探しを手伝っていたのだという。 記者会見したトランプ大統領は、「とてもとても残酷な攻撃だ」と非難した。トランプ氏は、「みんな立場が違い、言い争うこともあるが、こういう時には、この国の首都で働く人たちはまず何より、この国を愛しているからだと思い出す必要がある」と呼びかけ、手術後も重体が続くスカリス院内幹事を「戦う愛国者」と呼んだ。 アレクサンドリア警察のマイケル・ブラウン本部長は、事件発生から3分以内に警官たちが応戦したと説明した。 米連邦議会議員が撃たれるのは、民主党のガブリエル・ギフォーズ下院議員(当時)が2011年1月に地元アリゾナ州の支援者集会で撃たれて以来。ギフォーズ氏は頭部を撃たれながら命を取り留めたが、6人が死亡した。 ギフォーズ元議員は「この銃撃は、私たちの民主政治に仕える全員、そして民主政治に参加する全員に対する攻撃です」と非難のコメントを発表した。 共和党幹部のポール・ライアン下院議長は、本会議場で「私たちは一つだ(中略)我々の誰か一人に対する攻撃は、全員に対する攻撃だ」と表明。議員たちは拍手で賛意を示した。 (英語記事 Gunman dead after attacking congressmen at Virginia baseball field)

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    【ロンドン火災】高層住宅は安全か

    の公営住宅の高層棟で14日未明に起きた大規模火災で、現時点で少なくとも17人の死亡が確認されている。BBCのデイビッド・シュクマン科学担当編集委員が、英国における高層住宅の安全対策について解説する。

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    「やつはどこにいるんだ?」 ワシントン郊外銃撃の瞬間

    2017年06月15日 9:00 公開 米ワシントン郊外のバージニア州アレクサンドリアで14日早朝、野球の練習をしていた連邦議会の共和党議員らに男が発砲し、議員や議会スタッフなど5人が負傷した。現場にいたランド・ポール上院議員(ケンタッキー州選出)などが事件当時の状況を振り返った。米紙ニューヨーク・ポストが報じた事件時の動画からは、銃声が響くなか銃撃犯がどこにいるのか分からず、一時は混乱した状況だったことがうかがえる。

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    【ロンドン火事】「懸念を伝えていたが調査されなかった」元住民代表

    2017年06月15日 9:00 公開 ロンドン西部の公営住宅の高層棟で14日未明に起きた大規模火災で少なくとも12人が死亡したことをめぐり、住民団体の元代表は、以前から懸念を訴えていたものの、行政による調査は行われなかったと語った。

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    「何もしないではいられない」 ロンドン火災、支援に市民団結

    2017年06月15日 9:00 公開 ロンドン西部の公営住宅の高層棟で14日未明に起きた大規模火災を受けて、ロンドン市民は食料や衣服などの寄付を集めて被災者に提供する運動を始めている。ある住民男性は、「道を行ったすぐ近くの場所で起きているのに、ただテレビを見て何もしないではいられなかった」と話した。

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    息子の死悲しむのが恥ずかしい――ロンドン攻撃容疑者の母親

    2017年06月14日 15:12 公開 ロンドン攻撃の実行犯の一人、モロッコ系イタリア人のユセフ・ザグバ容疑者(22)の母親バレリア・コリーナ・カディジャさんは「筋が通ったことは何も言えません」という。 バレリアさんは自宅の居間の床に座っていた。 電気はついておらず、よろい戸は閉められたままだ。廊下にはヘミングウェイやジョージ・バーナード・ショーのハードカバー本が入った棚があった。居間の壁には第二次世界大戦中、ナチスドイツと戦った親戚を表した表彰状が飾られていた。家族写真はなかった。 「シリアで暮らそう」 バレリアさんは改宗したイスラム教徒だ。ベールをかぶり、周りに座った記者たちに対し静かに語った。 「2016年から息子に問題が出始めました。イスタンブールを経由してシリアに行こうとして、伊ボローニャ空港で止められたんです」 「『母さん、シリアで暮らそう。あそこには純粋なイスラム教があるんだ』と言ってました。私は、『頭がおかしくなったの?お前とも、誰ともシリアに行くつもりはない、私はこの国に満足している』と言いました」 伊警察当局は、2016年3月にボローニャ空港でザグバ容疑者の渡航を阻止した後、同容疑者を監視し始めた。当局の対応にバレリアさんは賛成した。伊当局は英国を含めた各国の情報機関と情報を共有した。 しかしザグバ容疑者は、外国への渡航は許されていた。 「ボローニャ空港での出来事の後、息子に『これからは完璧じゃないといけない。ネットで怪しいものを見たり、怪しい人と会ってはいけない』と言い聞かせたんです。でもロンドンに戻って……」 バレリアさんの声が小さくなった。 バレリアさんによると、ザグバ容疑者はロンドンのイスラム系ニュースチャンネルで仕事を見つけた。しかし、とても暗い顔をしていたのが気になったという。 「写真では厳しい表情をしていました。だからもっと笑ってる写真を送れと冗談を言ったんです」 最後に話したのは、攻撃を実行する2日前だった。 「とても心優しい電話でした。普通に会話しました」 ロンドン攻撃の後、バレリアさんは息子と連絡を取ろうとしたが、電話はつながらなかった。 「息子の友人にロンドンの家まで行って、息子を探してもらいました。その時点では、息子は、警察がロンドン攻撃と自分を関連付けようとするのを恐れて隠れているのだと思いました」 しかし今月6日、警察がバレリアさんの自宅に来て、息子が実行犯の1人だと告げた。バレリアさんは今、息子が殺した犠牲者の遺族のことを考えているという。 「私自身のこの悲劇的な体験からも理解できます。でも自分の痛みと遺族の痛みを同等のものだとする勇気もありません。『私も母親で、私も苦しんでいます』と言うのを恥ずかしいと思うようなものです」 「二度と起こるべきではない」 バレリアさんは、ザグバ容疑者を埋葬しないという英国のイマーム(イスラム指導者)の決断を支持している。 「今は強いメッセージを送ることが正しく、それが義務だと理解しています。このような行動を見せる必要があります。メディアは、イスラム教徒が意見を表明していないと非難しているので。でも私たちは表明しています」 バレリアさんは息子の行動から距離を置いている。 「ひどいことです。起こるべきではなかったし、二度と起こるべきではありません。このようなことが起こらないようできることは何でもやります 。若者にもっと教育が必要です」 私たちは取材を終えてその場を後にした。バレリアさんは暗闇の中、一人でじっと考えていた。 (英語記事 London attacker's mother ashamed to mourn Youssef Zaghba)

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    金正男氏殺害 女性被告たちの人生暗転

    最も悪名高い事件の一つになりそうだ。この事件で、現在2人の女性被告がマレーシアで裁判を控えている。 BBCベトナムのニャー・ファム記者とBBCインドネシアのレベッカ・ヘンシキ記者が被告たちの人物像に迫った。 マレーシアのクアラルンプール国際空港の出発ロビーで撮影された監視カメラの映像は忘れられない。2人の女性が世にも奇妙な作戦を実行した。接近された中年男性は懸命に顔をぬぐっているようだ。 当局は、これが大量殺人兵器として国連が禁止する猛毒の神経剤VXが金正男氏殺害に使われた瞬間だったという。 この女性たちはインドネシア人のシティ・アイシャ被告(25)とベトナム国籍のドアン・ティ・フォン被告(28)で、5月30日にクアラルンプールの裁判所に出廷 した。 女性たちが金氏に近づく間、椅子に座った指南役とみられる北朝鮮の男性グループに監視されていた。男たちはその後、様々な目的地に向かう便に搭乗した。 その間、シティ被告とドアン被告は速やかに逮捕され、犯行を計画したわけではないものの実行犯として起訴された。両被告は、単にいたずらを仕掛けるテレビ番組だと思ったと主張し、裁判所に提出された際に罪状認否は行われなかった。しかし、これは死刑を宣告されかねない犯罪だ。 この話はよく知られ、メディアではひっきりなしに繰り返し伝えられてきた。しかし、両被告がこの場所に来ることになった本当の理由は何なのか。 金氏殺害前の数カ月間、女性たちはともにクアラルンプールの怪しげな部分に関わっていたとみられている。 マレーシア警察によると、ドアン被告は「娯楽施設」で働き、シティ被告はマッサージ店を併設する小規模な「ホテル・フラミンゴ 」で働いていた。二人のマレーシアの生活に関するメディアの言及はすべて、二人が風俗業界に関わっていたのではという含みがあるが、直接的な証拠は一つもない。 ドアン被告が、「ルビィ・ルビィ 」や「ベラ・トロン・トロン・ベラ」といった偽名で持っていた複数のフェイスブックには、自信を持ち、屈託のない女性が写し出されている。 フェイスブックと同様に移民記録も、マレーシアのほか、カンボジアのプノンペンや韓国といったアジア地域の様々な場所から出入国するパターンを示しているようだ。 移民労働者や性労働者、そして風俗業界にいる人たちは、クアラルンプールの歓楽街に出入りしている。歓楽街では、中国やミャンマー、タイ、ラオス、カンボジアなどからの国際色豊かな労働者を見かけるが、その内かなりの人数が観光ビザでマレーシアに入国しているとみられる。 手っ取り早く稼ぎたい若い女性向けに多種多様な仕事も手に入る。例えば、カラオケバーやマッサージ店、エスコートクラブで顧客関係の担当者といった役割を担っている。 逮捕日前に女性たちが互いを知っていたかははっきりしない。警察は、両被告がショッピングモールで作戦の練習を複数回行い、結果を十分に認識して計画的に行われた攻撃だったと主張する。 ドアン被告の弁護士は、被告に一度しか面会したことがないものの、特に目立った印象は何もなかったとBBCに語った。 また、両被告がクアラルンプールへ至った道のりも例外ではない。水田に囲まれた地方の村、そして典型的な都市近郊の農村地域育ちという経路を辿っている。 インドネシア人のシティ被告はタンゲラン・セラン で育った。セランは、高層ビルやきらびやかな巨大モールが立ち並ぶジャカルタ市中心部から車でわずか2時間だが、別世界だ。 シティ被告の実家は農家で、主にじゃがいもやウコンを売っている。セランの生活ペースはゆったりしており、玄関先で近所の人たちと何時間もおしゃべりして過ごす。 被告は3人きょうだいの末っ子で、家から歩いてすぐのところにある州立小学校に通っていた。学校の先生はシティ被告が「静か」で「礼儀正しい女の子」だったと記憶しており、みんな事件の展開にショックを受けている。 BBCが学校を訪れると、コンクリートの校庭は清潔な赤と白の制服を着た生徒で溢れかえっていた。全員がシティ被告の名前を知っていた。 両親は、シティ被告を高校に行かせる余裕がなかったため、同被告の教育はここで終わった。 ドアン被告の生い立ちも、何百キロも離れたベトナムのギアビン村の水田の片隅に立つ小さな家で始まり、似たようなものだった。 1階建てのレンガの家は、典型的なベトナムの農村スタイルで建てられている。小さな庭が痩せたバナナの木立に囲まれている。 村の中心部に行くには、途中、家と本道の間に濁った水路があり、薄い竹の板でできた橋を勇気を振りしぼって渡らなければならない。 ハノイから90キロ、ナムディン省のカトリック教徒が多いこの地区は、たくさんの教会が自慢の他は、ほとんど何もない。 ここにいるほとんどの人は農民で、北ベトナムの痩せた土壌を何世代にもわたり耕している。 どこの貧しい村でも同じように、若い人たちは都会へ出て金を稼ぎ、親よりもいい生活をする機会を常に求めている。 ドアン被告の父親は、1972年にクアンチ省で負傷したベトナム戦争の退役軍人だ。現在は地元の市場で警備員として働いている。被告の母親は2015年に亡くなり、父親は同じ村の女性と昨年再婚した。再婚相手の女性も市場で働いており、市場に来る人の自転車や手押し車を見守る被告の父親を手伝っている。 父親はBBCに、「フォンは私に全くなつかなかった」と話した。さらに、5人きょうだいの末っ子の自分の娘が、何十年も病気で寝たきりだった母親ともっと親しかったかもしれないと語った。 「その後18歳で家を出てから、戻ってきて顔を見せることはあまりなかった」 両被告からコメントはない。彼女たちについて知られているのは、両被告の親たちがメディアに語ったことだけだ。 シティ被告の両親は地元メディアに、被告が「働き者で強い決心を持っていて」、小さい時からセランを出たいと思っていたと語った。 シティ被告は家族を養えるようになりたいと思っていた。セランのような村出身の何百万人ものインドネシア人と同様に、それができる唯一の方法はまずジャカルタへ行き、その後海外へ行くことだった。それはシティ被告のような若い女性が小さい時から持つ、出稼ぎ労働者の夢だ。 ドアン容疑者はハノイの薬科大学に通ったが、その後複数の「娯楽施設」で働いた。家族にはどのような仕事か一度も伝えなかったという。 ドアン容疑者の兄ドアン・バン・ビンさんは、「物静かで、控えめで、行儀の良い子です」と話した。「フォンはあまりお金は持っていないようですが、人からつまようじですら盗まないような子です!」 ビンさんは妹が首都ハノイで全く別の生活を送っていたことに気づいていなかった。 フォン容疑者は慎ましい田舎の少女から、ハノイで人気のナイトクラブやバーで働く活発な若い女性に様変わりした。 ドアン容疑者はオーディション番組「Vietnam Idol(ベトナム・アイドル)」に1度だけ出演した。出演時間は20秒だけだったが、胸元の広く空いた服を着て国内のメディアで話題になった。 またハノイ中心部の有名なバー兼ナイトクラブの「セブンティーン」で以前働いていた。バーの前マネージャーのケニー・ブイさんは、ドアン容疑者が素朴で優しい心を持った、良い従業員だったと振り返った。 ブイさんはドアン容疑者について、「私が良く知るバーテンダーと付き合っていたことがあり、そのバーテンダーの服や食べ物など何でもお金を払ってあげていました。とても寛大で、他の女の子が彼女をいじめた時も絶対に悪いことは言わなかった」と語った。 シティ被告はビジネスマンのグナワン・ハシムさんと結婚し、2人には1人の息子がいた。西ジャカルタの人口が密集したタンボラ地区の小さい家に住んでいた。 近所に住むエマ・スエラさんはBBCに対し、シティ被告について、「とても良い女の子で、義理の両親の面倒をよく見て、自分が村の出身で貧しい出だと強く認識しており、一生懸命働いていた」ことを覚えていると話した。 夫婦は2012年に離婚した。シティ被告とグナワンさんが署名した2月1日付けの手書きの書面によると、夫婦のそりが合わず不仲になったため、離婚を選択したという。 エマさんは、近所に住む人全員が離婚にショックを受け、シティ被告の逮捕にはさらにショックを受けたと話す。 「完全にショックです。理解できません。私の知っているアイシャさんじゃありません。テレビでは別人に見えました。もっと化粧をして、きれいで着飾った感じでした。全てがとても変です」とエマさん。 元義父のリアン・キオンさんは地元メディアに、シティ被告が最後に家に帰ってきたのは1月28日で、事件の起こる2週間弱前だったと伝えた。 リアンさんは、「やって来て1晩泊まりました。私の孫と夜一緒に過ごし、次の日に出て行きました」と話す。 2014年に「セブンティーン」が閉店すると、ドアン被告はキャンペーンガールやコールガールとして働いたとされている。ベトナムのソーシャルメディアやネット掲示板では、車やプールの前でビキニ姿でポーズをとる同被告の写真が見つかった。髪を染めて、外国人客と数々の海外旅行に出かけた。 外国人の男性たち、主に韓国人と付き合っていたと知られている。バーは韓国人客がよく来ていたのだ。フェイスブックへの数多くの投稿からは、韓国の人気観光地である済州島にも行ったことがうかがえる。 一方シティ被告の家族は、同被告は韓国語を話せず、韓国とのつながりはないと主張している。 しかし両被告と正男氏の暗殺を画策した工作員とみられる北朝鮮の男たちとの関係については、憶測が広がっている。 シティ被告の母親のベナーさんは、娘は「マレーシアでモデルとして働かないか」と誘われたと言う。 「番組の撮影のためにマレーシアに行きたいと話していました。誰かに香水をかけてびっくりさせるんだと。香水の広告モデルにならないかと誘われたんです。世間知らずな娘は給料がいいからと了承しました」。 父親のアスリアさんはニュースを聞き、「どうか裁かないでほしい。娘が無実だと信じています」と話す。 インドネシアの移民支援団体は、今回の事件にシティ被告が関わっていたとしても、より洗練された強力な組織にだまされた、ただの被害者だと強調している。 移民支援団体マイグラント・ケアのアニス・ヒジアット氏は「彼女の話は、同じように麻薬犯罪組織にだまされた多くの移民にも当てはまります。逮捕され、犯罪者として見なされていますが、実際は被害者なんです。マレーシアで死刑囚として服役しているインドネシア移民の半数は、このように空港で麻薬犯罪組織に運び屋として利用された被害者です」と話す。 しかしマレーシア警察は、両被告が供述しているよりかなり深く事件に加担していると一貫して主張している。後に手を洗ったことから、何をやったか知っていたというのだ。 今のところ、両被告の運命はマレーシア司法の手に委ねられている。 追加取材:ウーン・キン・チャイ記者(マレーシア)

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    ロンドン西部の高層公営住宅が炎上、少なくとも12人死亡

    5階から24階まで一気に広がっていった。すごく怖かった」 英チャンネル4のジョージ・クラーク司会者はBBCラジオに対して、「100メートル離れているが、全身がすっかりすすまみれだ。それくらいひどい」と話した。 「ひどい話だ。一番上の階で誰かが懐中電灯を点滅させているのが見えた。脱出できないのだと思う」 現場にいたティム・ダウニーさんはBBCに、タワー棟の一部が「完全に焼失した」と話した。「建物の中心部まで完全に燃えてしまった。ひどい様子だ。本当にひどい。こんなのは見たことがない。凄まじい大火事だ。建物全体がボロボロ崩れ出していて、黒煙が立ち上っている」。 建物を管理するケンジントン・チェルシー地区の行政事務所によると、タワー棟は24階建てで127戸が入っている。1974年竣工で、公営住宅地全体に2年をかけて実子した予算860万ポンドの大規模修繕を昨年5月に終えたばかり。外装や全館共通の暖房システムを新しくしたという。施工会社は、工事内容はあらゆる基準を満たすものだったとコメントしている。 地元の住民団体は2013年以来、タワー棟で火災が起きる危険が高く、救急車両が入りにくいことが問題だと指摘していた。 (英語記事 Fire engulfs Grenfell tower block in west London)

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    米国人学生、北朝鮮から解放 「昏睡状態」と

    2017年06月14日 12:31 公開 北朝鮮を訪問中にホテルの政治宣伝看板を盗もうとした罪で懲役15年の判決を受けた米国人学生オットー・ワームビア受刑者(22)が、解放されて出国した。米国務省が13日、明らかにした。ワームビア氏の家族は、受刑者が昨年3月の公判以降、昏睡状態にあったと1週間前に知ったばかりだと明らかにした。 レックス・ティラーソン国務長官は短い声明を発表し、「大統領の支持で国務省は、オットー・ワームビア氏の北朝鮮からの解放を確保した。ワームビア氏は米国へ向かっており、家族と再会する。国務省は、他に拘束されていると言われる米国人3人について、北朝鮮と協議を続けている。ワームビア氏と家族のプライバシーを尊重し、国務省はワームビア氏についてこれ以上のコメントを控える」と説明した。 ワームビア氏の両親フレッドとシンディ―さんはコメントで、「オットーは北朝鮮を出国した。医療避難機で帰宅中だ。残念ながら、オットーはこん睡状態にある。昨年3月からそうだと、わずか1週間前に知らされたばかりだ」と発表した。 米紙ワシントン・ポストが両親の話として伝えたところによると、ワームビア氏は昨年3月の公判から間もなくボツリヌス菌に感染したと説明されたという。ボツリヌス菌による中毒症状は麻痺を引き起こす。同紙によると、北朝鮮当局がワームビア氏に睡眠薬を与えて以来、昏睡状態にあるという。 ワームビア氏はオハイオ州シンシナティ出身で、バージニア大学で経済学を専攻していた。 観光客として北朝鮮に向かい、昨年1月2日に逮捕された。2月末の記者会見で涙ながらに、教会に持ち帰る「トロフィー」として看板を盗もうとしたと告白。「北朝鮮の人たちの勤労の精神を傷つけようとした」と話した。 北朝鮮に拘束されたことのある複数の外国人は、当局の圧力下で自白を強制されたものだと話している。 昨年3月16日に短い裁判の後、国家反逆罪で懲役15年の労働教化刑を言い渡された。 両親は今年5月初め、米CNNに、息子とは1年以上連絡がとれていないと話していた。 北朝鮮には現在、米国市民3人が拘束されている。 昨年4月には、韓国生まれで米国に帰化した62歳のキム・ドンチュル氏がスパイ罪で有罪となり、懲役10年の労働教化刑を言い渡されている。キム氏は2015年10月に逮捕された。 今年4月には、平壌科学技術大学で教えていた朝鮮系米国人キム・サンドゥク氏(別名トニー・キム氏)が逮捕された。容疑は不明。 さらに5月には、同じく平壌科学技術大学に勤務するキム・ハクソン氏が、国家への「敵対的行為」の容疑で逮捕された。 米政府はこれまで、北朝鮮が核・ミサイル開発をめぐる駆け引きの道具として米国人を拘束していると非難してきた。 ワームビア氏の釈放とは別に、韓国政府は13日、北朝鮮のドローン(小型無人飛行機)が、米製の地上配備型迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD)」の写真を撮った後に墜落したと発表した。 さらに韓国軍は、軍事境界線を越えて北朝鮮兵が亡命したと明らかにした。 なぜロッドマン元選手が平壌に? ワームビア氏解放の数時間前には、米プロバスケットボールNBAの元スター選手、デニス・ロッドマン氏が平壌に到着した。ロッドマン氏は北朝鮮の指導者、金正恩氏と親しく、これまでにもたびたび北朝鮮を訪れている。 ロッドマン氏が金氏に、米国人の解放を促すのではないかとの憶測が取りざたされたが、北京経由で平壌に向かったロッドマン氏は報道陣に、「北朝鮮に今後もスポーツを持ち込めるかが自分の目的」だと話した。 元選手は自分は「扉を開けようとしてるだけ」と述べ、「(トランプ大統領は)自分たちに必要なことを実現しようと俺がここに来てるのを、喜んでるはずだ」と付け足した。 トランプ氏は2013年の時点で当時のロッドマン氏の訪朝について、「世界を見渡すと、自分たちの周りで世界が爆発してる。もしかして、今いる指導者よりもデニスの方がずっとうまいかもしれない」と話していた。 (英語記事 Otto Warmbier: North Korea releases jailed US student 'in coma')

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    米司法長官、ロシア大使との秘密会談を否定 上院公聴会

    不快感を示した。同様に7日にも同じ上院公聴会で、2人の情報機関トップが繰り返し証言を拒否している。 BBCのアンソニー・ザーチャー北米担当記者は、宣誓下にあるセッションズ長官が「覚えていない」、「記憶にない」を繰り返して確答を避けたと指摘。同長官はまた、大統領との会話内容を聞かれると、質問内容を大統領が検討する猶予を与えたいと述べて、回答しなかった。 (英語記事 Jeff Sessions denies secret meeting with Russia envoy)

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    セッションズ米司法長官「違反していない」 上院公聴会

    2017年06月14日 9:00 公開 ジェフ・セッションズ米司法長官は13日、上院情報委員会の公聴会に出席し、ロシアの駐米大使とワシントンのホテルで秘密裏に会談したことはないと証言した。大統領選にロシアが介入したのではないかという疑惑の捜査から身を引くと発表したセッションズ氏は、ロシア疑惑捜査を指揮していたジェイムズ・コーミー連邦捜査局(FBI)長官の解任について、解任の書簡に署名したのは、身を引いた捜査忌避の取り決めに違反したのではないかと質問されると、強く反論した。これに対して質問したロン・ワイデン上院議員(民主党)は、セッションズ氏の回答はまったく信用できないと反発した。長官はさらに、自分がロシア政府と結託していたという疑惑は「とんでもない、憎むべき嘘」だと強く非難した。

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    イタリア中部地震で破損した美術品 専門家による修復進む

    2017年06月14日 9:00 公開 昨年夏から大地震が続いたイタリア中部では、破損した美術品の修復が進められている。専門家は、年代や作家の特徴、使われた技術を知っていなくては良い修復ができないと話す。

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    ロンドン西部の高層住宅から出火 24階120戸

    2017年06月14日 9:00 公開 ロンドン西部の公営住宅で14日未明、24階建120戸のタワー棟から出火し、大火災となった。

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    「許しは請えない」 ロンドン攻撃実行犯の母親

    ンドン中心部で8人が死亡、多数が負傷した襲撃事件で、実行犯の一人とされたユセフ・ザグバ容疑者の母親はBBCのインタビューに応じ、「許してほしいと言いたいが、それでは筋が通らない」と語り、内心の葛藤を吐露した。ザグバ容疑者がイスラム教にのっとった埋葬がされないことに賛成している母親は、「(過激派への)強いメッセージを送ることが義務でもある」と語ったが、息子と最後に電話で話した時のことを「とても心優しかった」とも振り返った。

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    ロンドン高層住宅火災 朝も消火活動続き

    2017年06月14日 9:00 公開 ロンドン西部の公営住宅で14日未明、24階建120戸のタワー棟から出火し、大火災となった。朝になっても消火活動は続き、現地時間の午前8時を回っても、黒煙が立ち上り続けた。消防当局は複数の人が死亡したと発表。50人以上を病院へ救急搬送したという。(ビデオに音声解説はありません)

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    「お仕えできて感謝します」 トランプ政権幹部たち

    2017年06月14日 9:00 公開 ドナルド・トランプ米大統領と政権幹部は12日、ホワイトハウスで会合を開き、冒頭を報道陣に公表した。その場で大統領が一人一人に発言を求めると、政権幹部は口々に、「国と国民に仕える機会を与えてくれた大統領」に感謝した。特に、ラインス・プリーバス首席補佐官が、大統領と国民に仕える機会を「祝福」と呼んで感謝したことが、ソーシャルメディアで話題になった。

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    【ロンドン火事】「まるでホラー映画みたいだった」 脱出した住民

    2017年06月14日 9:00 公開 ロンドン西部の公営住宅で14日未明、24階建120戸のタワー棟から出火し、大火災となった。公営住宅「ランカスター・ウェスト・エステート」の「グレンフェル・タワー」から家族と脱出した住民のミッキーさんは、小さい娘をガウンにくるんで逃げたという。「悪い夢、ホラー映画みたいだった」とミッキーさんは話した。

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    【解説】 英政界はどうなっているのか 総選挙後の展望

    説内容の確定もずれ込むため、乾かす時間がとれず、19日に間に合わないのではないかと懸念されている。 BBCのローラ・クンスバーク政治担当編集委員はツイッターで、「ヤギの革の羊皮紙は、マイクロソフト・ワードより時間がかかるらしい」とツイート。「DUPとの合意後に新しい演説を書きうつさなくてはいけないので、『女王演説』は最大一週間は延期になる」と書いた。 ヤギの革はともかくとして、儀式で演説を読み上げるのはエリザベス女王だが、内容をまとめるのは政府だ。そのため、女王の朗読の前に、施政方針演説の全てについて合意と計画が必要となる。 演説を女王が演説を朗読した後、議員たちが内容を討論し、下院が採決する。この手続きはもっぱら儀礼的なもなので、ここまでくれば通常は、演説が否決されることはほとんどありえない。 労働党が政権を担う可能性は? 労働党のジェレミー・コービン党首は、まだおしまいと決まったわけではないと言うが、労働党が政権をとらない限り「コービン首相」は誕生しない。 現在の議席数からして、それはあり得なさそうだ。たとえ労働党が他の野党の支持をとりつけたとしても、過半数には達しない。保守党が辛うじて確保するわずかな過半数にさえ及ばないのだ。 もちろん労働党が少数政権を作ろうとするのはあり得るが、それには様々な困難が伴う。 労働党にとっては、また選挙をした方が勝利の公算は大きいと大勢が考えている。 また選挙? また総選挙があるのではないかという観測が、すでに飛び始めた。 理論上は、今回の下院の任期は2022年までだ。 しかし宙吊り議会ゆえにまともに機能する政権が誕生しないならば、総選挙を再度実施することは選挙法で認められている。もしそうなれば各党とも、接戦の末に落とした議席の奪回に必死になるはずだ。 少数政権はどうやって破綻するのか 少数政権がいかに不安定なものか、しきりに取り沙汰されている。 過半数議席がなければ、政府は自信をもって政権運営できないからだ。 安定した政権実現のために総選挙をまた行うためには、議員が内閣不信任の動議を下院に提出する。 不信任案が可決すれば、組閣交渉が繰り返され、それでも政府が作れなければ、またしても総選挙を行うことになる。 ブレグジットへの影響は? なかなか複雑だ……。 DUPは断固としてブレグジット(英国の欧州連合離脱)を支持している。イギリス独立党(UKIP)が登場するまでは、英政界で最も欧州連合(EU)を疑っていたのが、DUPだった。 しかしDUPは英国との連合・統一を強硬に掲げる党である以上、EUと北アイルランドの「特別取引」も望んでいない。北アイルランドが英国と違う形で「特別待遇」を受けることに反対している。 一方で、北アイルランドの南にあるアイルランド共和国は、今も今後もEU加盟国だ。ということはアイルランドと北アイルランドの間に、実質的な国境が設けられ、関税がかけられたり出入国が制限される可能性もある。これはアイルランドも北アイルランドも望んでいない。DUPは、国境はできるだけ「区切りや摩擦の少ない」ものであってほしいと表明している。 しかし、誰が交渉当事者になるにせよ、これは複雑な問題だ。 (英語記事 General election: What's going on with UK politics?)

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    イラク・モスルの避難所で集団食中毒、子供1人死亡か 断食月の夜食で

    2017年06月13日 17:15 公開 イラク北部のモスル近くにある避難所で集団食中毒が起き、何百人もの人が吐いたり、脱水症状になっている。当局者が明らかにした。 クルド系通信社「ルダウ」は、750人以上が食中毒の症状を訴え、少なくとも1人の子供が死亡したと伝えた。 イスラム教の断食月(ラマダン)のため、避難所の住民たちは日没後に「イフタール」と呼ばれる夕食を取ったという。 食事はモスルに近いイルビルにあるレストランで準備され、カタール系の慈善団体がキャンプに運び込んだ。具合が悪くなった人々は付近の病院で手当てを受けている。 モスル西部では、過激派組織のいわゆる「イスラム国」(IS)が包囲されながらも激しい抵抗を続けている。 避難所は、戦闘を逃れてきた住民たちのために国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)がモスル地域に建設した13の施設の一つ。 (英語記事 Mosul displaced: Hundreds of Iraqis ill with food poisoning in camp)

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    パナマが台湾と断交 中国と国交樹立

    2017年06月13日 15:31 公開 中米パナマは12日夜、中国との国交を樹立したと発表した。これを受けて台湾とは断交する。パナマ政府は「一つの中国」政策を支持し、台湾が中国の一部だと認めると表明した。 一方、台湾は「怒りと遺憾の意」を表明し、パナマが「弱いものいじめをしている」と非難した。 パナマは、台湾から中国に外交関係を移行していなかった数少ない国の一つだった。 2016年12月には西アフリカの島国サントメ・プリンシペが同様に、台湾との国交を断絶している。台湾と外交関係のある国は現在わずか20カ国。 中国は近年、パナマへの投資を活発化させていた。パナマには中国経済にとって非常に重要なパナマ運河がある。 台湾の外交部(外務省に相当)は声明で、パナマが「北京当局の経済的利害に屈した」と非難した。 声明はさらに、パナマが両国間の「長年にわたる友好関係を無視した」とし、台湾は「北京当局の金銭による外交と競争することはしない」と述べた。 台湾の蔡英文総統は、昨年6月に就任後初の外遊先としてパナマを訪問していた。 パナマ政府による発表後、中国の国営メディアは両国の外相が北京で外交関係樹立の文書に署名し、乾杯する様子を撮影した写真を報じた。 中国外務省は声明で、パナマ政府の決定を「中国政府と国民は高く評価し暖かく歓迎する」と述べた。 1971年には国連が中国の加盟を認め、台湾は脱退。中国が経済的影響力を高めるなか、世界の大半の国は中国との国交樹立を選んだ。 現在台湾を支持する国は、小さな島嶼(とうしょ)国か中南米の国で、中国との経済関係がいまだ緊密でない地域にある。 中国が経済的かつ政治的大国として急速に台頭するなか、各国の外交関係を台湾から移行させるのは中国にとってより容易になっている。 台湾外交部はサントメ・プリンシペが国交を断絶した際、同国が多額の経済援助を要求したと非難した。 パナマは今回の決定の理由を説明していないが、同国の中国との経済協力関係は近年緊密になっていた。 中国企業がパナマで港湾開発を行っているほか、中国の国営企業はパナマ運河周辺の開発予定地の入札参加に関心を示している。 パナマ運河は国際物流の要であり、中国が「一帯一路」政策の下で欧州につながる広域経済圏構想を推進するなか、南米と米国両方の東海岸へのアクセスが重要性を増すとみられている。 (英語記事 Panama cuts ties with Taiwan in favour of China)

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    「面倒なことになった責任は私に」 メイ英首相、事態収拾を約束

    会」に出席したメイ首相は、「皆さんが望んでいる限り」党首にとどまると述べたという。 有力議員の一人はBBCに対し、メイ首相は「本当に恐縮している様子だったが、打ちひしがれているという感じではなかった」と語った。 政府の施政方針演説にあたる「クイーンズ・スピーチ」(女王演説)が、予定通り来週19日にできるのかどうか懸念されるなか、主要閣僚の一人は、北アイルランドの保守政党、民主統一党(DUP)との閣外協力の協議が早ければ19日にもまとまり、「女王演説」について下院審議を進められるだろうと見通しを示した。 しかし、デイミアン・グリーン筆頭国務相は、「女王演説」が確かに予定通り行われるとは言明できないと話す。 最大野党の労働党は、政府が「混乱状態」で、「極端なブレグジット」に反対する有権者の声を依然として「認めようとしない」と批判した。 メイ首相は2時間に及ぶ議員らとの会合で、政府方針への「拒否権」をDUPが得ることはないと述べたという。また、差別禁止をうたう平等法を薄めるようなことはしないと述べた。保守党とDUPは平等法について意見が対立している。 恐縮してもらいたいと BBCのローラ・クンスバーク政治担当編集委員は、メイ首相に「恐縮してもらいたい」と求めていた与党議員たちは、「希望がかなったようだ」と語った。 首相への辞任圧力は「弱まった」ものの、首相は自分の権威が「著しく損なわれた」と述べ、これまでのような決定権はないと認めた。 会合に出席したジュリアン・ナイト議員は、メイ首相が「謙虚かつ断固としていて、国の統治とブレグジット交渉に取り組まなくてはと、意志が固かった」と述べた。 サラ・ウォラストン議員はツイッターで、「保守党議員たちは皆、TM(テリーザ・メイ)を支持すると言った。私としてはそれはずっと変わらない」と書いた。 保守党のある元閣僚はBBCに対し、メイ首相の対応は「素晴らしかった」と述べ、「メイボット」(訳注:ロボットのように決まり文句を繰り返すメイ」の意味)は姿を消し、本当の指導者が戻ってきたと語った。 「女王演説」は閣僚が用意する施政方針演説。この下院可決が、メイ首相が提案する少数派政府にとって最初の主要なハードルとなる。否決されれば、内閣への不信任とみなされる。 「女王演説」が延期されたのかとの質問に、グリーン筆頭国務相は、DUPとの協議に言及した。 「合意の最終的な詳細が分かるまで、何も確実なことは言えない」とグリーン氏は述べた。 「協議は順調だと分かっているし、このとても大事な時にこそ、中身のある『女王演説』を提出したい」 羊皮紙は間に合うのか 「女王演説」が予定通りに行えない理由の一つとして、羊皮紙の問題が指摘されている。 「女王演説」は伝統的に、羊皮紙に書かれるのが決まりで、乾くまでに何日かかかる。しかし保守党とDUPとの協議がギリギリまで続けば、演説内容の確定もずれ込むため、乾かす時間がとれず、19日に間に合わないのではないかと懸念されている。 BBCのノーマン・スミス政治担当副編集長は、演説では選挙公約のいくつかについて表現が弱められたり削除されたりすると予想されるなか、演説内容は「不透明」なままだと話す。 ブレグジット交渉は当初、今月19日に正式に開始する予定だった。しかし、デイビッド・デイビスEU離脱相は、政界の動きを受けて、数日延期される可能性を示唆した。 11日の内閣改造ではわずかな変更にとどめたメイ首相は12日、閣外相など中間レベルの政府役職の入れ替えを行った。 (英語記事 May tells MPs: I got us into this mess and I will get us out)

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    トランプ氏の入国禁止命令、控訴裁がまた執行停止に

    ム(イスラム教徒)の米国入国をすべて完全に禁止するよう」呼びかけた。 <解説> ジェイムズ・クックBBC北米特派員 今回の判決はホワイトハウスにとって良くない知らせだが、最悪の事態は免れた。 サンフランシスコの控訴裁判所は禁止命令への禁止命令は支持したものの、大統領命令が合衆国憲法に違反しているかどうかの判断は控えたからだ。 むしろ控訴裁の判事3人は、「裁判所は不要な憲法判断を示さないよう極めて慎重でなくてはならない」と、ハワイ連邦地裁が司法の原則を無視したと批判した 連邦地裁は大統領令が、「宗教的憎悪」を動機としてムスリム(イスラム教徒)差別を目的としたものだと結論していた。 これについて控訴裁は、地裁判断は不適切で、この場合は違憲判断に踏み込む必要はなく、法律レベルの差し止め命令で十分だと指摘した。 控訴裁判はむしろ、1億8000万人以上の入国を、出身国のみを理由に禁止することの正当性を十分に証明しなかったため、「外国人や特定分類の外国人の入国を停止する」大統領の「広範な権限」を大統領令は逸脱していると判断を示した。 つまり控訴裁は、入国禁止を執行したいなら大統領は法の下、命令の正当性を証明する義務があるものの、大統領がその証明をしなかったと結論したことになる。 政権は連邦最高裁への上告を検討しているが、最高裁が実際に審理するかどうかは不明だ。 (英語記事 Trump travel ban suffers new court defeat)

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    ロシアで大規模反政権デモ 野党指導者ナワリヌイ氏は30日間拘束に

    導部の汚職疑惑に抗議するデモへの市民の参加を呼び掛けていた。 モスクワ中心部で行われたデモを取材したBBCのサラ・レインズフォード記者によると、警察は無作為にデモ参加者を取り押さえていたという。 モスクワの裁判所でナワリヌイ氏の弁護士は収監命令の棄却を求めたものの、12日夜に30日間の拘束が言い渡された。ナワリヌイ氏もツイッターでこれを確認した。 来年のロシア大統領選挙に立候補する意向を明らかにしているナワリヌイ氏は、モスクワでの無許可デモに参加する予定だった。 独立系NGO(非政府団体)のOVDインフォは、モスクワのデモで825人が拘束されたと述べた。 インタファクス通信は、モスクワ警察の発表としてデモ参加者が約5000人に上ったと伝えた。 OVDインフォによると、サンクトペテルブルクでも何百人ものデモ参加者が拘束された。 ロシアの内務省は、サンクトペテルブルクのデモに約3500人が参加し、そのうち500人が拘束されたと発表した。 リベラル派の民間テレビ局「ドーシチ」は、サンクトペテルブルクでのデモを生放送し、参加者が警察に拘束される際に「恥を知れ」と叫ぶ様子などを伝えた。拘束者の中にはサンクトペテルブルク市議会のマキシム・レズニク副議長も含まれている。 著名活動家のダニール・ケン氏は、サンクトペテルブルクの自宅を出たところで拘束された。同氏は市内のシャン・ド・マルス広場で開かれたデモへの市民の参加を呼び掛け、「私のために足を運んでください!」とツイッターで訴えた。ケン氏はその後、釈放されている。 ロシアではこのほか、ウラジオストック、ブラゴべシチェンスク、カザンの各都市でデモ参加者が警察によって拘束された。 ナワリヌイ氏は当初、モスクワのザハーロワ街でデモを行う許可を当局から得ていたが、前日の夜に、許可を得ないままクレムリン近くのトベルスカヤ通りに場所を変更した。 デモには、政府が旧ソ連時代にモスクワ市内に建設した共同住宅を取り壊す計画に抗議する人々も参加した。 ロシア全土の169カ所でデモが許可された。一部のデモはYouTubeのチャンネル「ナワリヌイ・ライブ」で生中継された。 デモは1990年の国家主権の宣言を記念する祝日の「ロシアの日」と重なった。祝日に合わせ祭りやコンサート、軍関連のイベントがロシア全土で開かれた。 今回のデモは2012年以来の規模となった。ドミトリー・メドベージェフ首相の汚職疑惑を指摘したナワリヌイ氏の報告書を受け、10代の若者を含む数千人がロシア全土で開かれたデモに参加した。 (英語記事 Russia protests: Opposition leader Alexei Navalny sentenced)

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    「プーチン大統領を信じる」 O・ストーン監督がドキュメンタリー制作

    ン氏がロシアのウラジーミル・プーチン大統領に長時間のインタビューを行い、ドキュメンタリーを制作した。BBCのローラ・トベリアン記者がストーン監督に制作の意図などを聞いた。ストーン監督は、ロシアが昨年の大統領選挙に介入したとの疑惑をインタビューで否定したプーチン大統領を「もちろん信じた」と語った。

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    モスクワの反政府デモ 手当たり次第に拘束か

    で12日、大規模な反政権デモが行われ多数の参加者が拘束された。モスクワ中心部で行われたデモを取材したBBCのサラ・レインズフォード記者は、警察は無作為にデモ参加者を取り押さえていたと報告する。

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    【英総選挙】 保守地域政党がキングメーカーに

    2017年06月13日 9:00 公開 英総選挙の結果、与党・保守党は単独過半数を失ったが、テリーザ・メイ英首相は続投を表明し、内閣を改造した。10議席を獲得した北アイルランドの民主統一党(DUP)と、閣外協力の合意を結んだからだ。DUPとはどのような政党なのか。

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    強盗に遭ったバナナ売りの老人 ネットで支援広がる

    スラム教の祭「イード・アル・アドハー」のために新しい家具を買う予定だったと話したという。 レザさんはBBCニュースに対し、涙を流すスラトマンさんに偶然遭遇したと話した。「たまたまその場所にいて、助けを求めて叫ぶ男性を見たんです」。 レザさんがスラトマンさんの話をフェイスブックに投稿すると、友人たちが次々援助を申し出た。それを見てレザさんは、スラトマンさんが失ったお金を寄付で集めようと決心したという。 「多くのジャンビ州住民だけでなく、香港やマレーシアといった海外の人からも、どこに寄付をしたらいいかという問い合わせを受けた」とレザさんは話す。 強盗に対する怒りの声を投稿する人も多かった。カリスタ・プリマリアさんはフェイスブックへの投稿で、「いろんな意味で最低な行為だ」と書いた。「先ず、ただ生活費を稼ごうとしている年寄りの男性をいじめるところが品性を物語っているし、断食月にこんな醜い行いをできる人がいるというのが信じられない。連中は恥を知るべき」。 レザさんの動画を見たアンジー・クロンさんは、「あまりにひどくて涙が出た。私たちの国はここまで落ちぶれたのか。当局にこの悪人たちを捕まえてほしい」とコメントした。 動画が多くの人に共有された結果、スラトマンさんのために集まった寄付金は合計3700万ルピア以上になった。ジャンビ州の知事も500万ルピアを寄付し、スラトマンさんの手元に残っていたバナナをすべて買い上げた。 レザさんは集まった寄付金をスラトマンさん一家に手渡した様子を写した写真を投稿した。 レザさんは、「彼(スラトマンさん)はとても感謝していた」と話す。「インドネシア人は素晴らしい。お互いに対する思いやりに感動しました」。 (取材:ヘザー・チェン記者とBBCインドネシア語編集部) (英語記事 Donations pour in for robbed Indonesian banana-seller)

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    ロシア野党指導者、市民に抗議デモ参加呼びかけ

    2017年06月12日 16:44 公開 ロシアの野党勢力の指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏は11日、首都モスクワで開催予定の抗議デモに参加するよう市民に呼びかけた。 ナワリヌイ氏は当初、別の場所でデモ開催の許可を得ていたが、当局が参加者たちを「侮辱しようとした」として、モスクワ中心部で開くことを決めた。 ロシア検察は、あらゆる無許可デモは警察が取り締まると警告した。 複数の小規模デモがロシア極東地域の複数都市で開かれたとの情報がある。 2012年にナワリヌイ氏が主導した抗議活動では、数百人のデモ参加者が逮捕された。当時は、ドミトリー・メドベージェフ首相の汚職疑惑を指摘したナワリヌイ氏の報告書を受け、10代の若者を含む数千人がロシア全土で開かれたデモに参加した。 12日に予定されるデモは、ロシア最高指導部の汚職疑惑に対する国民の怒りの程度を示すものになると受け止められている。また、来年予定される選挙でウラジーミル・プーチン大統領の敗退を目指すナワリヌイ氏が、どれくらい支持を集められるかの試金石にもなるとみられている。 ナワリヌイ氏は市民にデモ参加を呼びかける文書で、「私は変革を求めています。近代的で民主的な国家に住みたいと願っています、我々が収める税金が道路や学校、病院になって、ヨットや宮殿、ワイン畑にはならないのを願っています」と述べた。 元弁護士のナワリヌイ氏は、抗議活動で主導的な役割を担ったために投獄された経験がある。今年4月には、緑色の液体を顔にかけられ視力を一部失っている。 (英語記事 Russia Putin: Navalny urges people to join anti-corruption protests)

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    トランプ米大統領夫人と息子、ホワイトハウスに引っ越し

    2017年06月12日 15:50 公開 ドナルド・トランプ米大統領のメラニア夫人と息子のバロン君が、11日までにホワイトハウスに引っ越した。 トランプ大統領の今年1月の就任と同時にホワイトハウスに移らずニューヨークにとどまることにしたのは、現在11歳のバロン君が転校せずに学年を終わらせるためだと説明していた。 新大統領の就任後すぐワシントンに移り住まなかった夫人は近年いなかったことから、決定をいぶかる人も一部にはいた。 バラク・オバマ前大統領のミシェル夫人は、2人の娘を新しい学校に慣れさせるため、就任式よりも早くワシントンに移ったことで知られる。 メラニア夫人は、ホワイトハウスへの入居を喜んでいる様子で、ホワイトハウスの窓から撮影した写真をツイッターに投稿した。 ニューヨーク市の住民たちはメラニア夫人の引っ越しを喜ぶものとみられる。夫人らが住んでいたトランプ・タワーの莫大な警備費用を、同市が負担していたためだ。 夫人らがニューヨークに居住し続けたことで、市内の交通にもそれなりの問題が生じていた。地元紙ニューヨーク・ポストは夫人らがワシントンに移住しなければ、「交通の終末的状況」が起きる可能性があると警告していた。 一方でトランプ大統領は、メラニア夫人のホワイトハウス入居についてツイッターでコメントしていないが、長女で補佐官を務めるイバンカ・トランプ氏が現地時間の12日朝にFOXニュースの番組「フォックス・アンド・フレンズ」に出演すると紹介している。 イバンカ氏が何について話す予定かは、現時点で明らかになっていない。  (英語記事 Melania and Barron Trump move into the White House)

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    英ポンドの下落止まる メイ首相組閣受けたアジア市場で

    2017年06月12日 14:32 公開 8日の英総選挙で与党・保守党が単独過半数を失った結果に反応して下落していた英通貨ポンドは、12日のアジア為替市場で安定した推移となっている。 ポンドは12日朝のアジア市場で1ポンド=1.2740ドルを付けた。9日の終値は1ポンド=1.2743ドルだった。 市場アナリストらは、保守党による少数与党政権成立の見通しが、ポンドのさらなる下落に歯止めをかけるかもしれないと語った。 テリーザ・メイ首相は、北アイルランドの保守政党、民主統一党(DUP)との連携で同党と協議している。 先週の総選挙で保守党が単独過半数を失ったことで、英国の政治は混迷している。メイ首相は当初、総選挙の実施によって政権の基盤を強化した上で、欧州連合(EU)との離脱交渉に臨もうとしていた。 選挙結果を受けてポンドは9日に1.7%下げ、過去約8カ月で最も大幅な下落を記録した。 景況感の悪化 英経営者協会(IOD)は、選挙後の不透明感によって企業の景況感は「底なしで」悪化していると指摘した。IODが選挙直後に実施した加盟700社への調査では、単独過半数の政党がない「宙吊り議会(hung parliament)」となったことで、景況感の「急激な悪化」が示されたという。 メイ首相は政権を維持するためDUPとの連携を模索。所属議員10人のDUPは、社会政策面で強硬かつ議論を呼ぶ主張で知られる。 選挙結果を受けて英国の政治的不透明感が増すなか、為替市場はEUとの離脱交渉の行方に注目するとみられる。 EUとの正式な交渉は来週始まる見通し。交渉の結果はEU加盟諸国と英国両方の経済に大きな影響を及ぼすと予想されている。 メイ首相は、英国が単一市場と関税同盟を脱退する、いわゆる「ハードブレグジット(強硬な離脱)」を主張してきた。一方で、従来のつながりのメリットを享受できる「ソフトブレグジット」を擁護する声もある。 OANDAのシニアトレーダー、スティーブン・イネス氏は、「離脱交渉におけるメイ氏への信任低下という筋書きの中で、長引く不透明感がポンドのさらなる水準調整の可能性を示しているのは確かだ」と語った。 「しかし、欧州経済地域(EEA)に似た取り決めに英国が同意するという、市場友好的な選択肢しか実際にはないだろうと考える冷静な見方も存在する。なので、短期的な可能性と長期的な可能性がぶつかる渦に市場が振り回される展開を予想していた方がよい」 (英語記事 Sterling stabilises as May prepares minority government)

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    中国東方航空の旅客機エンジンに穴 離陸後引き返す

    原因の特定はこれから コンサルティング会社フライト・グローバルの航空専門家、グレッグ・ワルドロン氏はBBCに対し、「現時点では、これだけの損傷の原因が何であったのか特定するのは難しい」と語った。 ワルドロン氏は、調査官らは考えられる要因すべてを調べ、飛行機とエンジンの整備記録を確認するだろうと指摘し、「外的な物体による影響がない科慎重に調べるだろう」と述べた。 航空業界サイトのアビエーション・ヘラルドや「Aero.de」は先月、ソーシャルメディアに投稿された写真で、今回と同様、エンジン格納部分に穴のあいた別の飛行機の写真を掲載した。 ワルドロン氏は、今回の件がほかの事例と関連しているのか判断するのは「時期尚早」だとしながらも、調査官らはその可能性も含めて検討するだろうと語った。 (英語記事 China Eastern plane lands at Sydney with hole in engine)

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    仏国民議会選、マクロン氏新党が圧勝の見通し

    2017年06月12日 11:25 公開 11日に実施されたフランスの国民議会(下院)総選挙の第1回投票で、エマニュエル・マクロン大統領の新党が議席の7割以上を獲得し圧勝する見通しとなった。 マクロン大統領の新党「共和国前進」と協力政党の「民主運動」の得票率は32.3%で、全577議席のうち445議席を獲得するとの予想が出ている。18日の決選投票を経て最終的な議席数が確定する。 「共和国前進」は発足からわずか1年余りで、今回の選挙で擁立した候補の多くは政治経験が乏しいか、もしくは全くない。 各党の得票率は、中道右派の共和党の16%弱だった一方、最近まで与党だった社会党は7.4%にとどまった。このほか極右政党の国民戦線(FN)は13.2%、極左の「屈しないフランス」は11%強だった。 投票率は48.7%と、前回2012年の第1回投票時の57.2%から大幅に低下した。アナリストらは反マクロン陣営の支持者たちが投票を控えたためだと分析している。 ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、マクロン氏の政党が「大きな成功を収めた」と祝福。シュテフェン・ザイバート首相報道官はツイッターで、「改革が支持された」とコメントした。 現在39歳のマクロン氏は、先月行われた仏大統領選の決選投票で、FNを率いるマリーヌ・ル・ペン氏を破り大統領に当選した。 マクロン氏は大統領選での公約を実現するために、議会選でも過半数の議席を得る必要がある。 マクロン大統領は就任直後から、ドナルド・トランプ米大統領の気候変動対策への消極姿勢を批判するなど、世界の注目を集めていた。 今回の選挙結果の見通しが発表されると、政府の報道官は、主要な改革が迅速に進むのを有権者が望んでいるのが示されたと述べた。 しかし、共和党の選挙責任者を務めるフランソワ・バロワン上院議員は、低投票率が「フランス社会の深い分断」を示したと指摘し、「非常に懸念すべきこと」だと語った。 ル・ペン氏は、総選挙でのFNの低迷は低投票率のせいだと述べ、大政党に有利な選挙制度を改革すべきだと主張した。 ル・ペン党首は、「この破滅的な棄権率から、同胞の多くを投票所から遠ざける選挙規則の問題が浮かび上がるはずだ」と語った。 社会党のジャン=クリストフ・カンバデリス党首は第1回投票で落選した。 カンバデリス党首は、来週予定される決選投票で「共和国前進」に絶対多数を与えることは、「実質的に本格的な野党が存在せず、国民議会は本格的な対抗勢力のない、その名にふさわしい民主的な議論が行われない場所になる」と警告した。 「共和国前進」は、学生や退職者、闘牛士などさまざまな経歴の候補者を擁立した。 第1回投票で当選を決めるには、有効投票数の50%以上を獲得する必要がある。 総選挙は、テロ攻撃の多発で治安対策が強化されるなか実施された。 (英語記事 France election: Macron party set for big parliamentary win)

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    英前財務相「テリーザ・メイは死んだも同然」

    17年06月12日 9:00 公開 英総選挙の結果を受けて、ジョージ・オズボーン前財務相は11日、BBC番組「アンドリュー・マー・ショー」に出演し、解散総選挙を発表した挙句に議席を減らし過半数を割り込む事態を作ったテリーザ・メイ首相は「死んだも同然」だと痛烈に批判した。現在は夕刊紙イブニング・スタンダードの編集長を務めるオズボーン氏は、キャメロン政権の財務相で、昨年夏のメイ内閣発足で解任された。

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    米戦闘艦「ガブリエル・ギフォーズ」、就役

    2017年06月12日 9:00 公開 2011年にアリゾナ州の政治集会で銃撃され頭に重傷を負ったガブリエル・ギフォーズ元下院議員の名前を冠した米海軍艦が10日、テキサス州ガルベストンで就役した。インディペンデンス級沿海域戦闘艦「ガブリエル・ギフォーズ」を前に、ギフォーズ元議員は「この日を決して忘れません」とあいさつした。

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    【ロンドン攻撃】 現場近くの大聖堂が再開

    2017年06月12日 9:00 公開 ロンドン中心部で3日夜に大勢がワゴン車と刃物の犠牲になった連続攻撃で、現場となったロンドン橋やバラ・マーケットのすぐ隣にある、サザーク大聖堂が11日、事件以来初めて門戸を開いた。大聖堂は事件捜査のため封鎖された区域内にあり、事件以来閉鎖されていた。

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    コーミー前FBI長官証言、注目の内容 トランプ氏は反論

    2017年06月10日 9:00 公開 米連邦捜査局(FBI)のジェイムズ・コーミー前長官は8日、昨年の大統領選へのロシア介入疑惑を調べる上院情報委員会の公聴会で宣誓証言し、ドナルド・トランプ政権が自分とFBIについて「単純で明白な嘘」をついたと述べた。一方でトランプ大統領は、「自分は忠誠を求めたりしていない」など証言内容の一部を否定し、自分も宣誓証言する用意があると言明した。大統領が自分たちの会談について後に「嘘をつくかもしれない」と懸念して、内容を記録し始めたなど、コーミー氏の注目される発言内容のいくつかをまとめた。「米政界のスーパーボウル」と呼ばれるほど注目された議会証言は、米国で2000万人がテレビ中継を視聴した。ドナルド・トランプ大統領は9日、ホワイトハウスでの記者会見でコーミー証言について、事実と異なる内容があったと批判。「忠誠を要求された」と前長官は述べたが、「ほとんど知らない相手に忠誠なんか求めたりしない」と述べた。コーミー証言について自分も宣誓証言する用意があるかと質問されると、大統領は「100%ある」と答えた。トランプ氏がかつて2人の会話を録音していたとツイッターで示唆したため、コーミー氏が「頼むから録音があってほしい」「録音があるなら公開してもらいたい」と証言したことについて聞かれると、録音については「また近い将来、話をするかもしれない」と答えるにとどまった。

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    【英総選挙】コービン労働党党首、メイ首相の辞任要求

    希望」のために投票したのだと強調し、労働党の選挙公約に掲げた諸政策を必ず議会に提出すると約束した。 BBCは、労働党が262議席を獲得し、2015年の前回選挙から議席を30議席伸ばすと予想している。一方、保守党は13議席減らして318議席となり、過半数に必要な326議席を割り込むのが確実な情勢となった。 労働党のエミリー・ソーンベリー影の外相は「もちろん、自分たちで過半数を得て政権を獲得できなかったのは残念だ。しかし次の政権を作れるかもしれない立場に戻ってきたのは、労働党として素晴らしい成果だ。私たちが団結すれば、これだけのことができるという証だ」と話した。 労働党のトム・ワトソン副党首は、メイ首相の「評判は二度と回復しないかもしれない」と指摘。労働党内のコービン党首の座は安泰だが、「この結果を受けて、ボリス・ジョンソン(外相)がテリーザ・メイ相手にナイフを研ぎ始めてるのが見える」と、保守党の党首争いの可能性に言及した。 (英語記事 Election results: Jeremy Corbyn calls on Theresa May to resign)

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    【英総選挙】クレッグ前自民党党首が落選 保守党との2010年連立を主導

    2017年06月09日 12:32 公開 8日に投開票された英下院の総選挙で、野党・自由民主党のニック・クレッグ前党首が落選し、今回の選挙で議席を失った主要な政治家の最初の一人となった。 クレッグ氏は2005年以来、英中部のシェフィールド・ハラム選挙区から選出されていた。前回2015年の総選挙では2万票以上を獲得し、2位に2353票の差を付け勝利した。 同選挙区では、労働党のジャレッド・オマラ候補が2125票差で当選した。 英国全体の出口調査では、自由民主党が14議席を獲得し、議席を伸ばすと予想されている。 2010年の総選挙で、クレッグ氏率いる自由民主党は57議席を獲得。自民党は与党・保守党と連立を組みクレッグ党首はデイビッド・キャメロン首相の内閣で副首相に就任した。しかし、2015年の総選挙では、議席数を8議席に減らした。 今回の選挙では保守党が最大与党となる見通しだが、単独過半数に満たないとみられる。しかし自民党幹部らは、保守党と再び連立を組む可能性を否定した。 サー・ミンギス・キャンベルは、現在のティム・ファロン党首が保守党と連立を組む、あるいは最大野党の労働党と「革新勢力の連合」を形成するようなことがあれば、「仰天する」と語った。 自民党の広報室はツイッターで、「連立」を組んだり「取引」したりはしないとコメントした。 (英語記事 Ex-Lib Dem leader Nick Clegg loses - but Vince Cable's back)

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    【英総選挙】スコットランド国民党の副党首が落選 出口調査はSNP22議席減と

    で保守党候補らが出口調査の予想よりも良い結果を出している。 政治学が専門のニコラ・マキューアン教授はBBCスコットランドに対し、「出口調査と予想は蓋然(がいぜん)性に基づいている。投票所から出てくる人から聴取した内容だけでなく、前回の得票率とも比較している」と語った。 エジンバラ・イースト選挙区のSNP候補、トミー・シェパード氏は、出口調査は「現実とは全く違う」とし、英国全体では保守党にとって「散々な夜」になり、テリーザ・メイ首相は辞任を迫られるかもしれないと語った。同氏はSNPの議席数について、「2年前の(総選挙の)全く並はずれた結果がなければ、今回は歴史的な成功だと言われただろう」と話した。 スコットランド自治政府議会のマード・フレイザー議員(保守党)は、SNPは2015年総選挙の大躍進と比べて「驚くべき後退」を経験するだろうと述べた。 フレイザー氏はまた、出口調査の結果が正しかった場合には、スコットランドの独立を問う住民投票の再実施は「議論されなくなる」と主張した。 BBCのローラ・クンスバーグ政治担当編集委員は、メイ首相は総選挙を実施したことで、「リスクの大きい戦略」を取ったと指摘し、選挙結果が出口調査通りならば、「強く安定した指導力」を売り文句にしていたメイ首相の政治力は弱まるだろうと語った。 (英語記事 General election 2017: SNP deputy leader loses seat to Tories)

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    コーミー前FBI長官、ホワイトハウスはFBIについて「嘘をついた」

    っているわけではない。単に、自分がそう思うというだけだ」。 共和党幹部のリンジー・グレアム上院議員はBBCに対して、「大統領の行動が不適切で、コーミーを困らせて、無礼でがさつで乱暴だからと、大統領を有罪にしたいなら、それはそちらの勝ちだろう。しかし米国民は、自分たちの生活を助けてもらいたいから、がさつな乱暴者を選んだのだ」と述べた。 民主党若手のクリス・マーフィー上院議員は、「ジム・コーミーの今日の証言は非常に重要だ」、「壁がどんどん迫ってきている感じだ」と話した。 (英語記事 Comey: Trump White House 'lied' about the FBI)

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    【英総選挙】 労働党コービン党首 「国民は未来への希望に投票」

    2017年06月09日 9:00 公開 8日に投開票された英下院(定数650)の総選挙で、与党・保守党が過半数を割り込み、下院は過半数議席の政党のない「宙吊り議会(hung parliament)」となることが確実となった。議席を伸ばした最大野党・労働党のジェレミー・コービン党首は、国民は「未来への希望に投票した」「緊縮に背を向けた」と述べ、テリーザ・メイ首相の辞任を求めた。ロンドン北部のイズリントン・ノース選挙区で再選が決まったコービン党首は、「首相は国民の信任を求めて総選挙を実施した。だがその信任は得られず、保守党の議席を失い、票を失い、支持を失い、信頼を失った」と述べた。

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    【英総選挙】 午後10時の鐘の音から夜明けまで

    parliament)」となった。8日午後10時に投票が締め切られ、ビッグベンの鐘の音と共に始まったBBCの開票番組を、9日の夜明けまで2分40秒で振り返る。

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    【英総選挙】 メイ首相、第一党の責務を強調

    2017年06月09日 9:00 公開 8日に投開票された英下院(定数650)の総選挙で、与党・保守党が過半数を割り込み、下院は過半数議席の政党のない「宙吊り議会(hung parliament)」となることが確実となった。過半数割れしながらも保守党が第一党となる見通しを受けて、テリーザ・メイ首相は、英国が必要とする「安定の期間」を確保するのが保守党の責務だと強調した。

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    「スタジオにハエがいる」 英総選挙開票特番

    2017年06月09日 9:00 公開 8日に投開票された英総選挙の開票番組が進むなか、BBC選挙特番の大ベテラン、デイビッド・ディンブルビー司会者は、ただでさえ中継先の投票所の音声が「ひどすぎる」と不満顔だった。そこへ、ハエが……。