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    【仏大統領選】当選したマクロン氏が直面する困難な課題

    調査では、マクロン氏の政党が議会でも多数党になるのを期待しているのは、回答者のわずか34%だった。 BBCのルーシー・ウィリアムソン記者は、マクロン氏は経済相として、個別政策について各党の合意を得るのがいかに大変で気が滅入るものか実感したと指摘する。今後の状況は、マクロン氏の政党が安定した連立を組めるかどうかにかかっている。 「前進する共和国」へ政党名を変更するのはなぜ? リシャール・フェラン幹事長は、国民の支持拡大が目的だと説明する。マクロン氏は大統領就任を控え、党首を辞任した。 マクロン氏は議会選で全議席について候補を立てる予定で、政治に新風を吹き込むために半数は新人にすると表明している。 ほか半分は政党モデムやほかの政党の議員になる。それらの議員は離党する必要はないが、「前進する共和国」の候補として立候補することが求められる。 各国首脳とはどのようなやり取りがあったのか 米国のドナルド・トランプ大統領とは電話会談を行った。今月25日にブリュッセルで開かれる北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議で、再び会談することで合意している。 電話会談を受けた米政府の声明はほぼ型どおりで、両国間の「長年にわたる堅固な協調関係」を挙げた。一方で、マクロン氏の報道担当者は米CNNテレビに対し、電話会談で同氏が、地球温暖化対策の国際的な枠組みの「パリ協定」を擁護するとはっきり表明したと語った。パリ協定をめぐっては、トランプ大統領が離脱するのではと懸念が高まっている。 マクロン氏陣営によると、同氏はこれまでにドイツ、英国、トルコ、カナダの首脳とも電話会談したという。 国民戦線はどうなるのか 政党幹部たちは、同党も支持基盤を広げるため政党名を変更することを示唆している。 ル・ペン氏の取り組みにもかかわらず、国民戦線には父親のジャンマリー・ル・ペン氏の過去の極端な思想との関連が依然としてつきまとう。 ニコラ・ベイ幹事長はAP通信に対し、「昨晩(大統領選で)多くの有権者に訴えた以上に多くの人々を集め、より効率的になる手立てが国民戦線だ」と述べた。 ル・ペン氏は大統領選について、「歴史的な結果が出た」と歓迎したが、議会選に向けて「根本的な変容」が必要だと認めた。同氏は、「グローバリストたち」に対抗する「愛国者」の運動を率い続けると表明した。 (英語記事 Emmanuel Macron: Tough task ahead after victory in France)

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    フリン前大統領補佐官についてオバマ氏も警告 ホワイトハウス認める

    同年2月13日―大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を辞任 <解説> アンソニー・ザーチャー、BBCニュース(ワシントン) 昨年11月の大統領当選からわずか2日後に、トランプ氏がホワイトハウスでオバマ氏と隣り合って座った時、その場にいる誰もがニコニコしていた。しかし今になって明らかになった内容によると、オバマ氏は実はこの時、フリン氏に近寄るなと次期大統領に警告していたのだという。そして大統領が時間を割いて警告したにも関わらず、次期大統領はその忠告を無視したのだと。 後知恵で振り返れば、トランプ氏は前任者のアドバイスを聞くべきだった。この後に浮上したロシア大使との接触をめぐるスキャンダルのせいで、フリン氏の大統領補佐官としての任期はあっという間に終わってしまったので。 オバマ氏は警告していたのだと、11月のことが今になって明らかになったのは、決して偶然ではない。イェーツ前司法長官代行が上院で、フリン氏とロシアのつながりについて自分もトランプ政権に警告しようとしたのだがと発言した、その証言とタイミングを合わせているのは明らかだ。 トランプ氏はイェーツ氏の議会証言に先立ち、自分が司法長官代行として解任したイェーツ氏をツイッターで攻撃した。これを受けて、オバマ氏の周辺が(匿名で)イェーツ氏の応援に乗り出したように見える。 前政権と現政権の対立は、ことほど左様に今でも続いている。トランプ氏の側近たちと米情報機関との緊張関係も、変わらず続いている。 これは大勝負だ。そしてどうやら、誰も一歩も譲らない構えのようだ。 (英語記事 Obama warned Trump about hiring Michael Flynn)

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    トランプ氏とコーミー氏 複雑な愛憎の二転三転

    2017年05月09日 9:00 公開 ドナルド・トランプ米大統領は9日、連邦捜査局(FBI)のジェイムズ・コーミー長官(56)を解任した。大統領候補として、そして大統領として、トランプ氏は1年の間にコーミー氏をまずは批判し、次に称賛し、最後には解任するに至った。まずはヒラリー・クリントン氏の私用メールサーバー問題、やがてはトランプ陣営とロシアとの関係が、2人の関係を二転三転させた。フランツ・ストラッサー記者が振り返る。

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    リビアで二度誘拐され 赤ちゃんと欧州目指す母親

    ビアを逃れ、ボートでイタリアを目指していた。慈善団体「セイブ・ザ・チルドレン」の救助船に同乗していたBBCが、女性に話を聞いた。

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    アフガニスタンのIS指導者を殺害=米軍・アフガン政府

    地区の半数以上がこれまでに解放され、地元住民たちは2年以上ぶりに住んでいた場所に戻ることができた」 BBCは米軍の発表内容を独自に確認できていない。 アシュラフ・ガニ・アフガニスタン大統領のセディク・セディキ報道官はツイッターで、「AFG(アフガニスタン)特殊部隊はアフガニスタンのIS指導者を殺害した。我々の英雄が大きな成功を収めた」と述べた。 ISは2015年にアフガニスタンとパキスタンへの進出を発表し、いわゆる「ホラサン州」(一部にはISIS-Kと呼ばれる)と名付けた地域の設置を宣言。その後、多数の犠牲者を出した大規模攻撃を繰り返し行っている。 昨年7月には、イスラム教シーア派が首都カブールで開いた集会で自爆犯による攻撃のため約80人が死亡した。 3カ月後にはシーア派の宗教行事「アシュラ」を標的にした同様の攻撃で約30人が死亡。さらに11月には首都カブールの礼拝所(モスク)で攻撃が起き、30人以上が命を落とした。 昨年2月に最高裁判所の前で起きた自爆犯による攻撃で22人が死亡した事件についても、ISは犯行声明を出している。 しかし、アフガニスタンでは勢力がより大きいタリバンとの武力抗争が起きている。BBC特派員によると、タリバンとの闘争のため、ISは勢力や支配地域の拡大に苦戦している。 ISのアフガニスタン国内での主な拠点となっているのは、東部のナンガルハル州とクナール州。ISがアフガニスタン国内で勢力拡大に苦戦していることが、首都などの地域で大規模な攻撃に注力する理由の一つだとアナリストらは指摘している。 (英語記事 Afghanistan IS head killed in raid - US and Afghan officials)

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    【仏大統領選】マクロン新政権はどんな姿に?

    とになる。その政党から280人の議員が生まれるなど、全く考えられない」。 (ルーシー・ウィリアムソンBBCパリ特派員) (英語記事 French election: What next for Macron after win?)

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    ドイツ軍兵舎2カ所でナチス関連物 全施設を検査へ

    2017年05月08日 15:40 公開 ドイツの国防省は7日、同国軍の兵舎2カ所でナチスに関連した物品が見つかったことから、連邦軍の監察官が全兵舎の検査を命令したと発表した。 フランス北東部のイルキルシュにある仏独合同旅団の駐屯地で、ナチス・ドイツ時代のドイツ国防軍に関連した物品が共有スペースに置かれていたのが見つかったほか、ドイツ南西部ドナウエッシンゲンのフュルステンベルクでは、ナチス時代のヘルメットが陳列キャビネットに置かれていたことが6日に判明した。 独誌シュピーゲルによると、壁にはドイツ国防軍の兵士の写真が壁に掲げられており、ナチス時代の銃やヘルメット、軍の装飾品が置かれていたという。 国防省広報官がロイター通信に語ったところによると、国内法が禁じるカギ十字などのナチスのシンボルがあしらわれた物品は見つかっていない。 これに先立ち、28歳の陸軍将校がシリア難民を装った攻撃を計画していたとされており、ドイツ軍内の極右思想が問題になっている。フランクフルトの検察は、同将校には「外国人排斥思想の背景」があると指摘した。 ドイツのウルズラ・フォン・デア・ライエン国防相は計画されていた訪米を取りやめ、急遽(きゅうきょ)、将校が生活していたイルキルシュの兵舎を訪問。その際にドイツ国防軍に関連した物品が見つかったという。 フォン・デア・ライエン国防相は今月3日に、現代の連邦軍の中で、ドイツ国防軍を崇拝するような行為は許されないと語っていた。 国防相は今回の問題は単独の事例ではないと指摘。「団結心が何であるかを誤解した」軍幹部らが、「見て見ぬふり」をしていたと批判した。 しかし反対勢力から、軍全体の名誉を傷つける発言だと批判された国防相は、調子が強すぎた謝罪している。 (英語記事 Germany searches all army barracks for Nazi material)

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    世界的指揮者ドゥダメル氏、母国の混乱憂慮 「国民の声を聞いて」と政府に

    2017年05月08日 12:04 公開 世界的指揮者のグスターボ・ドゥダメル氏(36)は、母国ベネズエラで数週間続く暴力的な反政府デモを受けて、ベネズエラ政府に対し「国民の声を聞いてもらいたい」と訴えた。 カラカスの集会で18歳の音楽家が殺害された事態を受けて、ドゥダメル氏はフェイスブックで5日、「私は声を上げる」と題して「流血を正当化するものなど何もない」、「もうたくさんだ」と強い調子で、スペイン語と英語の両方で書いた。 4月上旬に反政府デモが始まって以来、30人以上が死亡し、負傷者や逮捕者の数は数百人に達している。 一連のデモは、野党多数の国会権限を最高裁判所が剥奪しようとしたのを機に、激化した。 ベネズエラは、石油の輸出価格下落による歳入減から、深刻な食糧難と生活必需品不足に陥っている。インフレ率は今年、700%に達すると予測されている。 ドゥダメル氏はロサンゼルス・フィルハーモニックの音楽監督で、ベネズエラの有名な音楽教育制度エル・システマのスターのひとり。 今もシモン・ボリバル国立交響楽団の音楽監督を務めるドゥダメル氏は、ベネズエラ政府を十分に批判していないと、非難されることもあった。 しかし5月3日にエル・システマの一員だった18歳の音楽家の死を受けて、意見を表明するに至った。 「私は声を上げる」という題でドゥダメル氏は、「耐え難い危機に押しつぶされ息ができずにもがき苦しむ人たちの公正な叫びを、これ以上無視してはならない」と書いた。 ドゥダメル氏はさらに、「いかなるイデオロギーだろうと、公共の福祉に勝るものはない」、「政治は良心をよりどころに、憲法を最大限尊重して行わなければならない」と訴え、ニコラス・マドゥロ大統領に、「ベネズエラ国民の声を聞き」「反対意見を表明し、互いを尊重し、寛容に、対話を自由に行える」制度を作るよう強く求めた。 若者たちはカラカスで4日、石や火炎瓶を投げ、警察はゴム弾と放水砲で対抗した。 AFP通信が伝えた検察庁発表によると、学生指導者も北部アンソアテギ州で会議中に射殺された。この学生射殺がデモに関連するかは不明。 政府は、路上で騒ぎを起こす権利は絶対的なものではないとデモ参加者に警告している。 ネスター・ レべロル司法相兼内務相は、高速道路の封鎖は禁錮8年の刑に相当すると警告した。 ウゴ・チャベス氏は、幅広い社会福祉制度を導入し人気があったが、評価は両極端に分かれた。2013年に死去し、マドゥロ大統領が後任となった。 ベネズエラでは2018年末に大統領選が予定されている。 (英語記事 Venezuela's star conductor Dudamel says 'enough' of violence)

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    【仏大統領選】中道派マクロン氏が勝利 ル・ペン氏抑え

    せ」る作業に着手すると表明。今後の議会選挙で党を率いていくと述べた。 ル・ペン氏の選対本部で取材するBBCのジェイムズ・レノルズ記者は、陣営が敗北を予想していたことは報告会場の狭さからもうかがえると指摘。支持者の多くは、ル・ペン氏が自分のシンボルにした青いバラを手に、フランス国家を静かに歌っていたという。 国際社会の反応は EUに否定的なル・ペン氏が「フレグジット(フランスのEU離脱)」を国民投票で問うと宣言していただけに、英国のブレグジットの再来を懸念していたEU幹部は、EU支持者マクロン氏の当選を大いに歓迎している。 欧州委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長は、「フランスが欧州としての未来を選んで嬉しい」とツイートした。 アンゲラ・メルケル独首相も祝意をツイートし、マクロン氏の勝利は「ひとつにまとまった強力な欧州の勝利だ」と歓迎した。 一方でテリーザ・メイ英首相は、「フランスは私たちの最も近い同盟国のひとつで、新しい大統領と協力していくのを楽しみにしている」と述べた。 ドナルド・トランプ米大統領も、マクロン氏の「大勝」に祝意をツイートし、新大統領と協力していくのを楽しみにしていると書いた。 ブレグジットを推進したイギリス独立党(UKIP)のナイジェル・ファラージ氏は逆にマクロン氏当選を歓迎せず、「マクロンでまた5年間の失敗が続く」と批判。ル・ペン氏に「これからもがんばる」よう応援した。 新大統領の当面の課題は マクロン氏の政治集団「前進!」はまったくのゼロ議席だ。議会選は6月11日と18日に予定され、「前進!」は政党として議席獲得を目指しているが、効率的な国家運営のためにはマクロン氏は連立構築を模索する必要があるかもしれない。 大統領候補としてのマクロン氏は他政党の支援を受けたが、それはもっぱらル・ペン氏の勝利を阻止するためのものだった。 自分の政策ビジョンに懐疑的な有権者を、マクロン氏はこれから説得していかなくてはならない。特に左派支持の有権者は決選投票の両候補のどちらにも投票できないと、棄権を表明する人が多かった。 選挙運動最終日の5日には、ハッキング攻撃で流出したマクロン氏関連の資料が大量にインターネットに流出して拡散した。本物と偽物がないまぜになっているとされる文書の流出とその内容について、マクロン氏は今後対応を余儀なくされるはずだ。 <解説> 魅力の威力は? ヒュー・スコーフィールドBBCパリ特派員 エマニュエル・マクロン氏については(非常にフランス的なことだが)まずは言葉ありきだという気がする。まずはそれらしい言葉が、分裂を団結に変え、対抗勢力をほめそやし、一部の人の間に強い献身を呼び覚ます。 選挙戦を取材する報道陣の間では、「au meme temps(同時に)」というマクロン氏の口癖が冗談のタネになっていた。マクロン氏に質問すると、何かしら「同時に」という言葉が返ってきたからだ。これこそが対極にあるもの、矛盾するあらゆるものをひとつにまとめあげる、マクロン流を表す表現だ。 それでも良しとされたのは、彼の個人的魅力のゆえんだ。 しかし今後、対立と分断の激しい怒れる国を現実に運営していくあたって、新大統領の言葉はこれまで通りの力を持つだろうか? 政権運営の現実的なドタバタのなかで不可欠な政治的支援を、体系的に作りだしていくことができるだろうか? 幼いころから自分は有能で特別だと言われ続けてきた人が、自分自身に対する信念をよりどころに、政権を運営していけるだろうか? マクロン氏の魅力は今後も威力を持つのだろうか? 楽観が衰退に勝り、エネルギーが萎縮(いしゅく)に勝り、意志の力が諦めに勝ったからこそ、エマニュエル・マクロン氏は驚異的な勝利を手にしたのだと、そうであってほしいと誰もが願っている。 口説達者なセールスマンにだまされたわけではないと、そうあってほしいと、誰もが願っているのだ。 (英語記事 French election: Macron defeats Le Pen to become president)

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    北朝鮮、米国人男性を拘束 4人目

    2017年05月08日 11:06 公開 北朝鮮は6日、平壌科学技術大学に勤務するキム・ハクソンという名前の米国人男性を国家に対する「敵対的行為」の容疑で拘束したと発表した。北朝鮮が拘束した米国人はこれで4人となる。 北朝鮮は先月下旬に、平壌科学技術大学に教授として招聘(しょうへい)されていたキム・サンドクさんを拘束したほか、昨年には米国人学生のオットー・ワームビア受刑者と韓国系米国人のキム・ドンチョル受刑者に労働教化刑を言い渡している。 米国は北朝鮮が拘束した米国人を人質にしていると非難している。 北朝鮮の国営朝鮮中央通信は、「所轄の機関」がキム・ハクソンさんの容疑に関する「詳細な捜査を実施している」としたが、詳しい内容は明らかにしていない。 米国の国務省は「北朝鮮で米国人が拘束されたことは把握している」とした上で、仲介役を果たすスウェーデン大使館と連絡を取ると述べた。 ロイター通信によると、自らをキリスト教の宣教師だと名乗っていたキム・ハクソンさんは、平壌科学技術大学で実験的な農業を始めるつもりだとインターネットに投稿していた。 平壌科学技術大学では主に北朝鮮のエリート層の子女が教育を受けている。2010年に創設され、運営資金の大半は米国と韓国のキリスト教慈善団体が拠出している。大学では複数の外国人が教えているとみられる。 北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐって米国と北朝鮮の間で緊張が高まるなかで、今回の拘束は起きた。 北朝鮮が6回目となる核実験の準備を整えているとされる一方で、米国は原子力空母カール・ビンソンを中心とする打撃群を朝鮮半島付近に派遣し、北朝鮮の核開発をやめさせると主張している。 今月5日に北朝鮮は、米国と韓国の工作員が金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の暗殺を図ったと非難。米韓両政府はこれに反応していないが、専門家らは北朝鮮の主張の信憑(しんぴょう)性は低いと考えている。 (英語記事 North Korea 'detains US citizen Kim Hak-song')

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    マードック氏「フォックスニュースでは何も起きていない」

    ォックスニュースではセクハラや人種差別疑惑が取りざたされ、社長や有名司会者などの辞任が相次いでいる。BBCのメディア担当編集長アモル・ラジャンがニューヨークの道端で、マードック氏に直撃取材した。

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    トランプ氏の「ムスリム移民防止」演説、指摘され間もなくサイトから削除

    2017年05月08日 9:00 公開 米ホワイトハウスのショーン・スパイサー大統領報道官は8日、なぜドナルド・トランプ大統領のウエブサイトにいまだに「ムスリム移民防止」という表現の大統領選中の演説が掲載されているのか記者に質問され、「説明する必要はない」と明確な回答を避けた。しかし定例会見から1時間もしないうちに、問題の文書はウエブサイトから削除された。

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    トランプ氏に解任された前司法長官代行、フリン氏とロシアについて議会証言

    2017年05月08日 9:00 公開 入国禁止大統領令の執行をめぐりドナルド・トランプ米大統領に解任されたサリー・イェーツ前司法長官代行は8日、上院司法委員会に出席し、マイケル・フリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がロシアから脅迫され得る状態だったと証言した。

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    まるで天国……不人気の大統領に優しいフランスの町

    2017年05月07日 9:00 公開 7日の仏大統領選決選投票で、フランソワ・オランド氏の後任にエマニュエル・マクロン氏が決まった。14日の就任式をもって退任するオランド氏は、低い支持率に悩まされ続けた。しかし不人気の大統領を温かく迎えてくれる町が、フランスにはある。

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    仏大統領選に勝ったマクロン氏 メイクを直され水を飲み

    2017年05月07日 9:00 公開 仏大統領選の勝敗が決した7日夜、歓声があり、ブーイングもあった。また一世一代の勝利演説に備え、メイクを直されたり水を飲んだりする次期大統領の姿が、うっかり放送される放送事故もあった。

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    欧州に残り3人 ミニチュア職人の世界

    2017年05月07日 9:00 公開 アントニオさんは、欧州に残り3人しかいない、プロのミニチュア職人だ。極小の世界を40年間、作り続けてきた。

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    トランプ氏、皆医療保険の豪首相に「そちらの方が優秀」

    2017年05月07日 9:00 公開 米国の医療保険受給者を増やしたオバマケア(医療保険制度改革)を廃止すると公約し、改廃法案の下院通過を歓迎したドナルド・トランプ米大統領は4日、オーストラリアのマルコム・ターンブル首相とニューヨークで会談し、「そちらの医療保険の方が優れている」と発言した。豪州には国民皆保険制度があるだけに、大統領発言の真意が取りざたされた。

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    4歳のオランウータン、2年閉じ込められた箱から解放

    2017年05月07日 9:00 公開 インドネシア・ボルネオ島で2年間、狭い木の箱に閉じ込められていた雄のオランウータンが、動物保護団体インターナショナル・アニマル・レスキュー(IAR)に保護された。IARが3日、明らかにした。4歳になる「コタップ」を1メートル四方の暗い箱に閉じ込めていた飼い主を、西カリマンタンの森林当局が説得。IARはリハビリセンターで面倒を見た後、コタップが野生に戻れるか判断するという。飼い主は別の村の人から段ボール箱に入った赤ちゃんオランウータンをもらい受け飼い始めたが、近所の人たちに迷惑をかけると思い、箱を作り、そこにコタップを入れたとIARに説明したという。

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    食肉処理される豚に水を与えた女性、無罪に カナダ

    て傍聴。報道陣は被告人席に座った。 無罪となったものの、クラインチ氏は判決について「複雑な心境」だとBBCに語った。 「豚やその他の動物は単なる財産ではないと、司法に認めてほしかった。動物にも感情や知覚や意識はあり、基本的権利があると認めてもらいたかった」 クラインチ氏は今後も、食肉処理場に運ばれていく動物を「見送り、追悼する」活動を続ける方針という。 ハリス判事は判決文で、カナダの法律では豚は財産として扱われると指摘。 「クラインチ氏と賛同者たちは別意見かもしれないし、そう信じる権利は十分にある。だからといって、それが事実とはならない」と判事は書いた。 クラニッチ氏の裁判や、食肉処理場に送られる動物を「見送り、追悼する」取り組みは、世界中の動物保護活動家の間で話題となった。 同様の「セイブ(救済)」活動が、英国など世界各地で始まっている。動物性たん白質をとらないビーガン主義や動物の権利保護活動を推進し、動物の苦しみの「目撃者となる」ことを掲げている。 英エセックスの「ピッグ・セイブ」支部立ち上げに関わったジェニ―・カナン氏は、4日の判決についてBBCに対し、「本当にホッとした」と語った。 カナン氏たちは今後も、動物福祉の推進と英国での活動拡大に取り組んでいく方針という。 (英語記事 Woman who helps thirsty pigs evades jail)

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    エリザベス英女王の夫フィリップ殿下、公務引退へ 

    と親しい作家ジャイルス・ブランドレス氏も、2日に会ったばかりで、公務引退は健康上の理由からではないとBBCに話した。 「隠居生活を何年か経験するためで、タイミングは熟慮の結果だと思う」とブランドレス氏。「エリザベス王女(当時)と結婚して、この秋で70年だ。なので女王の伴侶として、やるべきことはやったという気持ちなのだろう」。 フィリップ殿下はこれまでに、単独で2万2191件の行事に出席し、単独で637回にわたり海外を訪れ、スピーチを5493回行い、本を14冊執筆してきた。 <解説> ピーター・ハントBBC王室担当編集委員 フィリップ殿下は6年前に自分で口にしたアドバイスに、自ら従ったわけだ。 90歳になったとき、殿下はBBCに「消費期限を過ぎる前に出ていく方がいい」と話していた。 近年の英国王室史にとって、殿下の引退発表は大きな節目となった。 ギリシャ王室の王子で、デンマークとドイツとロシアにも血統がつながる殿下は、英王室という古い歴史的な存在に表立って70年も仕えてきた。 外国出身のアウトサイダーとして殿下は結婚当初、自分を怪しみ受け入れようとしない英貴族界を前に、苦労を重ねた。 批判する人たちに言わせると、殿下は失言王子だった。 応援する多くの人たちに言わせると、殿下は王室の存続に欠かせない存在だった。 エリザベス女王がかつてフィリップ殿下のことを、自分を力づけ保ってくれる人と呼んだのは、無理もなかった。 (英語記事 Prince Philip to step down from carrying out royal engagements)

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    米オバマケア改廃法案、僅差で下院通過 上院へ

    公開会合で映画「ロッキー」の試合前の曲、「アイ・オブ・ザ・タイガー」をかけて気分を盛り上げていた。 BBCのアンソニー・ザーチャー北米担当記者は、もともと共和党が民主党に対してかなり優位に立つ下院の方が、法案を通過させやすかったのだが、それでも3月にいったん撤回を余儀なくされたのは、共和党内の分裂と、トランプ大統領の説得力の限界を露呈したと指摘。「そうした問題は今後も消えない。審議が上院に移れば、党内の断層には一層の圧力がかかるし、トランプ氏の説得術もいっそう試されることになる」と解説している。 (英語記事 Trump scores healthcare victory in House)

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    ソマリア治安部隊、「誤って」大臣を殺害 過激派と勘違いか

    安部隊は緊張状態にある。このため、過去にも治安部隊は政府関係者や自分たちを誤って撃ったことがあると、BBCのソマリア専門家、アブドラヒ・アブディ氏は指摘する。 ただし、アバス公共事業相ほどの高官が誤射で殺害されるのは初めてだという。 アバス大臣は、ソマリアの干ばつや内戦を逃れた市民数十万人と同様、ケニアのダダアブ難民キャンプで育った。昨年11月の総選挙で元閣僚を番狂わせで破り、最年少の国会議員となった。 大統領は、「この不幸な悲劇の真相を突き止め」、加害者に「責任をとらせるよう」治安当局幹部に指示したという。 国営ラジオによると、アブディラフマン・オスマン情報相は、数人が逮捕されたと明らかにしたが、詳細は話していない。 ロイター通信によると、モガディシュ市長室の報道官は、アバス氏は「間違って」殺害されたと述べ、治安部隊が「誤って(アバス氏の)車に発砲してしまった」と説明している。 ソマリアの大半はいまだに、過激派勢力アルカイダとつながりのある、イスラム過激派アル・シャバブの支配下にある。 (英語記事 Somalia attack: Minister Abdullahi Sheikh Abas killed in Mogadishu)

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    ブラッド・ピットさん、離婚乗り越えるためセラピー開始と

    2017年05月04日 17:24 公開 米俳優・プロデューサーのブラッド・ピットさんとアンジェリーナ・ジョリーさんはハリウッドのおしどり夫妻として知られたものの、昨年9月にジョリーさんが離婚を申し立てた。ピットさんは今月号の米ファッション誌GQに対して、飲酒を止め、離婚を乗り込めるためにセラピーを受け始めたと明らかにしている。 GQスタイルのインタビューで、ピットさんは初めて離婚について発言。「セラピーを始めたばかりなんだ。大好きだ。大好き。ぴったりのセラピストに巡り合うまでに、2人交代してもらった」。 以前は大量に酒を飲み、大麻を吸っていたとピットさんは認め、周りにはよそよそしくふるまうこともあったと話している。 「自分の感情をきちんと整理して把握するという意味で、僕はとてもへたくそなんだ。自分の気持ちを隠す方が得意だ」 ジョリーさんは昨年9月に離婚申し立てを公表。2人は2004年からカップルとして生活していたが、2014年になるまで正式に結婚はしなかった。 夫妻はその後、子供たちの親権をめぐり数カ月にわたり、厳しく対立を続けた。 子供たちの前で激高した様子を問題視されたピットさんが、児童虐待の疑いで児童福祉当局の取り調べを受けたこともあった(後に疑いは取り下げられた)。 ピットさんはジョリーさんと別れたことは、「変わらなきゃというすごく大きなきっかけ」になったとGQに話している。 「大学を出て以来、酒を飲んだり葉っぱか何かを吸ったり、そういうのが何もないまま丸一日を過ごしたことがあるか、思い出せない」 「そういうのを全部おしまいにして、本当に本当に嬉しい。家族をもつようになって、酒以外は全部やめたんだ」 「それでも去年は、なんていうか、ちゃんと向き合ってないことがいろいろあって。酒を飲み過ぎてた」 ピットさんはワインが大好きなのだと言い、「それに本当のことを言えば、ウオツカの飲み比べならロシア人相手にだって負けない。僕はプロだった。強かったんだ」 それでも今ではアルコールの代わりに、クランベリージュースと炭酸水を飲むようにしているのだとピットさんは言う。 離婚については、自分たちは「辛辣に憎み合う」のはやめて、問題解決のため協力しあうことにしたとピットさん。友好的かつプライベートに協議していくことにしたのだという。 ピットさんはさらに、最近は手を使う作業を通じて気持ちを落ち着かせているのだと話した。「なんでも手作りしてるんだ。粘土やしっくい、鉄筋とか木材を使って」。 自分のキャリア全般については、「もう自分のことを俳優だとはあまり思っていない。自分の時間や気持ちは、ほとんどそっちに向いていないので」と述べた。ピットさんは近年、映画プロデューサーとして多くの映画に関わり、評価されている。 「辛い気持ちに向き合う方法として、映画を通じてっていうのはお手軽すぎる気がする。もうそういう意味ではあまり役に立たない。特に父親となった以上は」 (英語記事 Brad Pitt reveals therapy after divorce from Angelina Jolie)

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    【仏大統領選】 テレビ討論会、視聴者はマクロン氏に軍配

    。これ以降、7日夜の投票締め切りまで、選挙報道は規制される。 <解説> ヒュー・スコーフィールド、BBCパリ特派員 フランスがとるべき道についてまったく違う意見の両候補は、時に厳しく、時に激しく、議論し合った。 世論調査で大きく後れをとるマリーヌ・ル・ペン候補は明らかに、全面攻撃が最善の策だと判断したようだ。 議論しながらル・ペン氏はしきりにエマニュエル・マクロン氏を侮辱し、攻撃し、とっくに信用が失墜した国の主流派のひとりだと非難し続けた。 しかしその攻撃に具体的な内容は乏しく、マクロン氏は繰り返し繰り返し、彼女の主張がいかに根拠薄弱かをあらわにしていった。特に経済とユーロについては、あからさまだった。 7日の決選投票に向けてマクロン氏の方が明らかに優位で、この討論会でもそれは全く変わらない。 <マクロン氏とル・ペン氏の支持率推移> (英語記事 French election: Macron 'most convincing' in final debate)

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    FBI長官、大統領選に影響与えた可能性に「いささか吐き気」

    2017年05月04日 12:19 公開 米連邦捜査局(FBI)のジェイムズ・コーミー長官は3日、上院司法委員会のFBI監査公聴会で証言し、昨年の大統領選直前にヒラリー・クリントン氏のメール問題について捜査していると公表したことについて、議員たちの追及に答えた。コーミー長官は、大統領選の結果にFBIが影響したかもしれないと思うと「いささか吐き気がする」と認めた上で、「ひどいこと」と「壊滅的」な結果のどちらかを選択しなくてはならなかったのだと述べ、、今でも同じ決断をすると言明した。 大統領選投票日の11日前に、コーミー長官がクリントン氏のメール問題について捜査していると公表したことが、選挙結果に大きく影響した可能性が広く指摘されるなか、コーミー長官自身が自分の選択について公の場で説明するのは、これが初めて。 選挙を目前に、捜査の事実を発表するか隠蔽するか決断を迫られた苦しい状況についてコーミー長官は語り、「ひどい」結果か「壊滅的な」結果のいずれかを選択しなくてはならなかったのだと説明した。 「自分たちが選挙に影響したかもしれないと思うと、いささか吐き気がします。けれども正直言って、今から振り返ってみても、判断は変わりません」とコーミー長官は証言。メール問題の捜査を連邦議会に通知しなければ、それは「隠蔽(いんぺい)行為」に匹敵していたと述べた。 「地上最大の脅威」 上院司法委はさらに、ロシア政府がドナルド・トランプ氏に有利なように大統領選に介入した疑いについて、長官に質問を重ねた。ロシア政府は今でも米国政治に介入しているかとの質問に、長官は「はい」と答えた。 大統領選での経験から「ロシアがおそらく学んだ教訓のひとつは、『これはうまくいく』だったと思う」とコーミー氏は述べた。 ロシア介入疑惑に関する上院調査に関わるリンジー・グレアム上院議員(共和党、サウスカロライナ州)は、ロシアがどのような脅威なのか重ねて尋ねた。 これに対してコーミー長官は「(ロシアの)意図と能力からして、地上のどの国よりも大きい脅威だと思う」と答えた。 長官は今年3月に下院情報委員会で証言し、ロシアによる米大統領選介入疑惑の捜査に関連して、ドナルド・トランプ米大統領の陣営とのつながりも調べていると認めている。 民主党は、長官がクリントン氏のメール問題について公表したにも関わらず、このロシア介入疑惑について選挙前に公表しなかったことを、重ねて批判してきた。 しかしコーミー長官は、2つの捜査をいずれも「一貫性をもって」扱ってきたと説明している。 「選挙が10月27日にあったなら」 長官の上院証言に先立ち2日には、クリントン氏がニューヨークで開かれた「世界女性サミット」で、自分が敗れた一因はコーミー長官の発表だったとあらためて述べた。 「もし選挙が10月27日にあったなら、今ごろ私が皆さんの大統領でした」とクリントン氏は発言。コーミー長官はその翌日の28日に、捜査について議会に通知した。 クリントン氏は「私は勝つところだったが、10月28日にジム・コーミーが(議会に)手紙を書いたことと、ロシアのウィキリークス(ロシアが民主党本部をハッキングして入手した選対幹部のメールを暴露サイト「ウィキリークス」が公表したこと)が合わさって、私に投票するつもりだった人たちに疑念を抱かせ、怖がらせてしまった。2つの出来事が合わさって結果に影響したのは、かなり裏付けられていると思う」と述べた。 クリントン氏のこの発言に対して、トランプ大統領はすかさずツイッターで反論。 「ヒラリー・クリントンにとってコーミーFBI長官ほどありがたい存在はいないだろう。悪いことをたくさんやったのに、無罪放免にしてくれたんだから!」とトランプ氏はツイートし、「トランプ・ロシアのでっち上げ話は、民主党が選挙に負けたことの正当化に使ってる言い訳だ。ただ単にトランプの選挙戦が最高だっただけなんじゃないか?」と書いた。 (英語記事 FBI head 'nauseous' over his possible sway on US election)

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    サリン?浴びたシリア人男性 命は助かったが……

    2017年05月04日 9:00 公開 シリア北西部ハーン・シェイフンで4月4日に多数の住民が死傷した攻撃は、猛毒のサリンかサリンに似た物質を使った化学攻撃だったと、化学兵器禁止機関(OPCW)している。アボ・ラビーアさんは当日、サリンと思われる物質を浴びて意識不明となったひとり。攻撃後に家族と共に家を出たラビーアさんは、まだ身体症状に苦しめられていると話す。(映像の一部に衝撃を受ける方もいるかもしれません)

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    英王室のフィリップ殿下、冗談と失言の公爵

    2017年05月04日 9:00 公開 英王室は4日、エリザベス女王の夫、エジンバラ公フィリップ殿下(95)が今秋から公務を引退すると発表した。ウィット溢れる率直な物言いは時に失言となり、かなりの物議を醸してきた。

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    トランプ氏とプーチン氏、シリア停戦を協議 電話会談

    2017年05月03日 16:36 公開 ドナルド・トランプ米大統領とウラジーミル・プーチン露大統領は2日、電話で会談し、シリア紛争の停戦を強く求めていくことで合意した。両政府は、建設的なやりとりだったと明らかにした。両首脳が会談するのは、米軍がシリア軍基地を4月初めにミサイル攻撃して以来、初めて。 ホワイトハウスは、「トランプ大統領とプーチン大統領は、シリアの苦しみは長く続き過ぎたと同意。暴力終結に向けてすべての当事者が最善を尽くす必要があると合意した。とても良いやりとりで、人道その他の理由から持続的平和を実現するため、安全地帯ないしは段階的対立緩和のための地帯設定も話し合った」と発表した。 プーチン大統領は同日、シリア北西部の反政府勢力地区で化学兵器の使用が疑われる攻撃があったことについて、事実関係の完全な調査を求め、化学兵器の使用はいかなる形でも容認できないと非難した。 4月4日にハーン・シェイフンの町が攻撃され80人以上が死亡した直後には、ロシアは反政府勢力の化学兵器備蓄庫が爆撃されたため、薬品が漏れ出したのだと説明していた。ロシアが支援するシリアのアサド政権は、化学攻撃などでっち上げだと反発していた。 ロシア政府はさらに、両大統領が停戦合意強化に向けた対応推進で合意したと説明。「シリアにおける真の紛争解決プロセス開始に向けて、条件を整えるのが目的」だと表明した。 両政府は、米軍が巡航ミサイル59発をシリアの空軍基地に向けて発射した件について両大統領が話し合ったかどうかは、明らかにしなかった。 両大統領はシリアのほかに北朝鮮問題や、直接の首脳会談の時期について話し合ったという。 ホワイトハウスによると、両大統領は「北朝鮮の極めて危険な状態をどう解決するのが最善か」話し合った。ロシア政府は、「朝鮮半島の危険な状況を詳細に話し合った。ウラジーミル・プーチンは抑制を呼びかけ、緊張レベルの軽減を求めた」と明らかにした。 ロシア政府はさらに、トランプ大統領の当選以来初となる首脳会談を、7月初めに独ハンブルクで予定される20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて実施する方向で協議したと説明。ホワイトハウスはこれについてコメントしていない。 (英語記事 Trump and Putin: Syria ceasefire heads leaders' agenda)

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    FBI女性職員、捜査対象のIS勧誘員とシリアで結婚

    通訳が、シリアへ渡航し、捜査対象だったIS勧誘員とひそかに結婚していたことを正式に認めた。 FBIはBBCニュースに対して、この事態を受けて「安全保障上の危険性を特定して削減するため、様々な分野でいくつかの対策を講じた」と説明した。 FBI通訳だったダニエラ・グリーン元服役囚(38)が2014年にFBIに嘘をついてシリアでIS勧誘員と結婚し、米国に帰国後に有罪となり2年間服役していたというニュースは、米CNNが1日に最初に報道した。 米裁判所は当初、グリーン元服役囚の件について情報公開を禁止したものの、連邦裁判所の記録公開に伴い、1日に初めて明らかになった。 グリーン元服役囚の結婚相手は、、ドイツ人でラップ歌手からIS勧誘員に転じたデニス・カスパート容疑者。 米政府は2015年2月、カスパート容疑者を特別指定国際テロリスト(SDGT)に指定した。 同容疑者はISのプロパガンダ映像で、切り落とされたばかりの人の頭を手にしていた。 CNNによると、FBIのデトロイト支局で働いていたグリーン元服役囚は2014年1月、カスパート容疑者の取り調べを担当するようになった。 ドイツ語が堪能な通訳だった元服役囚はその6カ月後、カスパート容疑者と結婚するためシリアへ渡った。 チェコスロバキア生まれの元服役囚は、FBIの上司に対し、ドイツにいる両親に会うため旅行を計画していると話していた。 しかし実際にはトルコへ渡り、地元IS関係者の助けを借りてシリアへ入国したとCNNは伝えている。 元服役囚は当時、米国軍人と結婚していた。 2014年6月にシリアに到着して間もなく、元服役囚はカスパート容疑者と結婚したとされている。 カスパート容疑者は、ラッパーとしては「デソ・ドッグ」を名乗っていたが、ISに加わり「アブ・タルハ・アル・アルマニ」を自称していた。 一方で元服役囚は、結婚から間もなく、新しい夫について考え直すようになったようだ。 CNNによると、グリーン元服役囚は米国にいる人物に、「今回は本当にヘマをしてしまった」と書き送った。さらに翌日には、「もうおしまい。戻れないし」と書いている。 「とても厳しい環境にいて、ここでどれくらいもつかわからないけど、もうどうしようもない。何もかももう手遅れ」 しかしシリアに到着して1カ月たたないうちに、元服役囚は米国に戻った。どのようにIS支配地域から脱出できたのかは、明らかになっていない。 CNNによると元服役囚は、FBIの捜査対象になっていることをカスパート容疑者に教えたと、認めている。 元服役囚は2014年12月、「国際テロに関わる虚偽報告」をした罪を認め、連邦刑務所で2年服役した後、昨年夏に釈放された。 現在は、ホテルで働いているというが、場所は明らかにされていない。 CNNが入手した裁判書類によると、検察側はグリーン元被告の行為を「とんでもない」ものだと批判し、「厳罰」相当だと主張。しかし、比較的短い刑期が言い渡されたのは、当局に対し「重要で、長期にわたる、相当な」協力をしたためだと検察は説明している。 弁護を担当したショーン・ムーア弁護士は、元服役囚が「聡明でハキハキと話し、明らかに世間知らず」で、「心から後悔している」とCNNに述べた。 弁護士はさらに、「とうてい自分の手に負えないことに関わってしまった、単なる善意の人だった」と話した。 (英語記事 FBI woman went to Syria to wed IS recruiter she investigated)

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    アップル決算、予想外のiPhone販売減少 新型待機か

    は前年同期比4.9%増の110億2900万ドル。 株主には計500億ドルを追加配当する方針という。 BBCのデイブ・リー北米テクノロジー担当記者は、アップルの売り上げピークとなるクリスマス商戦が終わった後のこの1~3月期決算は例年、期待外れになるのが常だが、iPhone販売台数の減少は投資家をやや落胆させたと説明。 一方で、iPhone発売10周年となる今年は新商品への期待が高まっているだけに、大ヒット商品を期待する投資家は、小規模なアップグレードだけでは満足しないだろうとリー記者は指摘する。 (英語記事 Apple sees surprise fall in iPhone sales)

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    「見えない病を見える形に」 美人コンテスト勝者が手術痕を

    2017年05月03日 12:07 公開 ケリーリー・クーパー、BBCニュース 「ビキニ姿でコンテストの舞台に立つのは楽なことではありません。私には脊椎に沿って63.5センチの傷があるので」 「他の人から見えますし……本当にはっきり見えるので」 ビクトリア・グレアムさん(22)は、米国メリーランド州マンチェスター出身の学生だ。通常とは違った経路で、米国のきらびやかな美人コンテストの世界に足を踏み入れた。 一見では、普通のコンテスト出場者と同じように見えるかもしれない。しかしビクトリアさんは、エーラス・ダンロス症候群(EDS)を患っている。結合組織の異常をきたす、珍しい遺伝子疾患だ。 ビクトリアさんは、コンテストに初めて出た時を振り返る。「説明会には、頸椎カラーをして行ったんです。すさまじく背が高い、ゴージャスな美人たちに囲まれながら」。 「なので父親に聞いたんです。なんで私はここにいるのって。滑稽でした」 ビクトリアさんは、自分の病気について常にオープンに話せるわけではなかった。「19歳で高校を卒業するまで、他の人には病気を隠していました」。 「ニーブレース(膝サポーター)をしている姿を誰かに見られるくらいなら、脚を脱臼するほうがましでした」 しかし現在のビクトリアさんは、病気について語った方がむしろ、力強い気持ちになると気づいた。そして、自分が語ることで、同じ状況にいる人たちの役に立つのだと。 「私のけがは普通じゃなかった」 ビクトリアさんは子どものころ器械体操をしていたが、コーチたちからは「柔軟すぎる」と言われていた。 10歳の時、練習中に事故に遭ってから、何かがひどくおかしいと気づくようになった。 「普通じゃないけがが続いて。あり得ない感じでした」とビクトリアさんは話す。 EDSは診断が非常に難しい病気だ。ビクトリアさんも問題を突き止めようと、3年間さまざまな専門医に診てもらった。 ビクトリアさんが13歳の時に、家族はようやく、診断を下してくれる遺伝科の医師を見つけた。 「変な感じでした。治療法も完治する方法もないのに、みんな大喜びしていて。いったい何が起きてるんだっていう状態に、ついに病名がついたので」 代々の家系で ビクトリアさんの疾患が遺伝によるものだと、やがて明らかになった。そしてその時になって初めて、ビクトリアさんの母や弟や親類もまた、症状の軽いEDSを患っていたことがわかった。 「祖母は70年近くも、そうと知らずにEDSと共に生きましたし、母親は40年間、患っていました」 「自分がどうなっているのかを知るのに、そんなに長いことかかるなんて、あってはならない」とビクトリアさんは言う。 2014年から2年にわたり、ビクトリアさんは脳と脊椎の手術を10回も受けなければならなかった。 「頭蓋骨からお尻に至るまで、手術で結合されました」と話す。「それまではあまりにも自在に動けたので、椎骨の位置がどんどんずれてしまっていた」 「今は可動域が限られています。脳幹が圧迫されたり脊髄が潰されたりしないように、しっかり固定してないといけないんです」 ビクトリアさんのEDSは、血流を含む体のあらゆる面に影響を及ぼす。 2時間おきに20~25錠の薬を飲まなければいけないと言う。鎮痛剤も含まれるが、それ以外は、体が確実にきちんと機能し続けるようにするためのものだ。 「医学的に私とほとんど似たような症状で、寝たきり状態の女の子を大勢知っています。でも、生き方って、自分の態度とか、自分の状況をどうとらえるかにかなり左右されると思う」 重い疾患にもかかわらず、ビクトリアさんの病気は目につきにくいため、病気扱いされなかったり差別されたりするのはしょっちゅうだという。 学校では、教師がなかなか便宜を図ってくれなかったため、絶えず苦労した。また、障害者用の駐車スペースを使うと、公衆の面前で怒鳴られることもよくあるとビクトリアさんは言う。 病気について関心を高めて啓発する取り組みの一環として、ビクトリアさんは現在、美人コンテストで自分の病気に関する一人芝居を演じている。 初めて美人コンテストに出たのは、死ぬまでにやっておきたいことリストの1つだったから。手術後に友達と一緒に書き出した中に、「美人コンテストに出る」と書いた自分との約束だった。 ビクトリアさんはその数カ月後、地元のコンテストで初めて優勝し、現在はミス・アメリカ組織内の地域タイトル、「ミス・フロストバーグ」をもつ。 この立場を通じて、ビクトリアさんは若いEDS患者と会い、支援できるようになった。 「簡単なことばかりではありません。普通でいたいと思う時もある。『傷のある体で舞台に立つあの子』は嫌だと思う時が」 「医学のシマウマたち」 わずか22歳にして、ビクトリアさんは今や「ゼブラ・ネットワーク」という非営利EDS支援グループを立ち上げ運営している。 「苦しんでいる人たちを目の当たりにしたし、お医者さんを紹介してもらうのも大抵口コミを通じてでした」 「患者のネットワークや、人生をEDS支援に捧げる人のためのネットワークが、なんとしても必要でした」 「自分が若いことは自覚しているし、大学を卒業しないまま自分はこれをやるんだと決めるのは大胆なことです。でもほかにやる人がいないなら、私がやろうと思った」 ビクトリアさんは、ネットワークの名称について説明する。「医者は医大で病名診断のやり方を学ぶ際、『ひづめの音を聞いたら、シマウマではなく馬と思え』と教わります。病名を下すにあたって、珍しい病気よりまずは一般的な病気を想定するように」 「なので、例えば子どもが鼻水を出して咳をしていたら、それは珍しいがんではなく、たいていの場合は風邪です。けれども珍しい病気も実際にありえる。なので珍しい病気は『医学のシマウマ』と呼ばれます」 「なので私たちは、『シマウマを思え。シマウマは実在するんだから』と言うのです」 今のビクトリアさんは自信に満ちているが、ここに到達するまでは困難な道のりだった。 ビクトリアさんは、フィラデルフィアのイースタン大学でサッカーとラクロスのチームに所属していた。しかし手術が原因で、より柔軟に履修できる大学に移るしかなかった。 また、あまりにも多くの治療を受けてきたため、友人も失ったと話す。 「その人たちには、私の病気は対応できないとか、受け止められないものだったのかも」とビクトリアさんは話す。「理由は分かりません」。 病気は恋人との関係にも悪影響を及ぼすという。 「相手の気持ちを理解しようとつとめて、自分が問題なんだとは考えないようにします」 「相手の側に立って考えないと。自分に向けられる負の感情や状況について、私はそうやって闘ってきたんだと思います」 「同じように、はたから見て分かりにくい病気もあるんだと、世間の人たちが共感してくれるようになれば、私の状況はずっと楽になるはずです」 <エーラス・ダンロス症候群(EDS)とは> エーラス・ダンロス症候群(EDS)は、結合組織に影響を及ぼす、珍しい遺伝性疾患の一群の名称。 結合組織は、皮膚や腱、靭帯、血管、内臓、骨を支える「接着剤」のような役目を果たす。 ビクトリアさんが患っているのはEDSの重症型。このためビクトリアさんは頭蓋と脊椎が不安定になっている。 ビクトリアさんはまた、疾患が内臓に与える影響から、食事制限もしている。 エーラス・ダンロス症候群協会のウェブサイト(英語)はこちら。 EDSについて、日本の厚生労働省の説明はこちら(PDF)。 (英語記事 The US beauty queen making her invisible illness visible)

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    EUと英国、離脱交渉めぐる思惑のずれはかなり深刻?

    2017年05月03日 10:26 公開 カティヤ・アドラー欧州担当編集長 ブレグジットの不思議な世界にようこそ。欧州連合(EU)離脱をめぐって、英国とEUはあたかも銀河が回転しては逆回転するかのように、ああ言えばこう言うお互いのかみ合わない主張を言い合っている。この銀河では最近、真理の次元は伸縮自在で、時には歪んでさえいる。 たとえば、先月26日にロンドン・ダウニング街の首相官邸で、テリーザ・メイ首相がEU委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長をもてなした夕食会について。これが完全な失敗だったのかどうかが、ブレグジット銀河の歪みを示す好例だ。 失敗だったなどとんでもない、成功だったと首相官邸は言う。 しかし、EU外交官が独紙フランクフルター・アルゲマイネに語り、その後ツイッターや英各紙の報道で広まった内容によれば、夕食会は「ひどかった。実にひどかった」ことになる。 この外交官はさらに、ブレグジットへの期待感という意味で、英政府は今やEUとは「別の銀河にいる」とさえ言った。 かなり刺激的な物言いだが、誰が本当のことを言っていて、誰が真実を歪めているのだろうか。 正式交渉が始まる前の不安定な状況で、英国やドイツ、フランスの主要各国が選挙を控え、EUが全体として団結し存在意義や威力を示そうと努力している状況だ。その中にあって、偏った説明には極力、神経をとがらせる必要がある。 例えば、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が先週語った、英国がブレグジットについて「幻想」を抱いているという発言がそうだ。また、フランスの大統領選で最有力候補とされるエマニュエル・マクロン前経済相が、仏北部カレーのいわゆる「不法移民」をめぐる英仏合意をブレグジット後に破棄すると述べた発言もそうだ(ドーバー海峡を越えて英国入りを目指す移民は、英仏合意でカレーに留め置かれている)。 しかし、強硬に聞こえるこうした発言はせいぜい、英政府向けだというのと同じくらいに、国内向けなのだ。 とは言え、私が取材したEU高官は、彼が言う「期待感の非対称性」や、英首相官邸のブレグジット解釈が「まったく異なっている」ことが夕食会で明らかになったため、会食後の当事者たちはかなり感情的になっていたと話す。 離脱交渉に関する英政府側の発言から、EU統合の拠り所となっている基本理念や、それは変更不可なのだという点について、英政府が「よく理解していない」のが明らかになったと、この高官は言う。 確かにいくつかの課題については、EUと英国の考えの間に、銀河ひとつ分やふたつ分は距離がありそうだ。 英首相官邸は、離脱交渉と並行して新貿易協定の交渉を、最初から始めると言い張っている。 さらに英政府は、英国内にいるEU市民の権利擁護をめぐる合意はすぐに可能だと示唆しているようだ(すぐに、とは来月予定されるEU首脳会談までにという意味らしい)。 離脱前に英国が支払うべき拠出金は相当額あるというEUの主張を、英政府は認めていないらしい。 「何をたわけたことを」。英政府の言い分に、EUはいら立っている。 私が取材したEU高官は、ユンケル委員長はダウニング街に到着する前にすでにいら立っていたと話す。EU長期予算の中間見直しについて、英国が6月の総選挙が終わるまで署名しないと、直前に知らされたためだ(英国としては法にかなった判断だが、EUにしてみれば不愉快なことだ)。 加盟国全ての同意が条件となっている予算の中間見直しでは、支出増ではなく、予算の付け替えが提案されている。例えば、EUは移民の流れを止めるためのアフリカ向けの支出を急いでいる。 しかし、英国が署名するまで、見直しは凍結状態だ。 EU高官は、「(英政府は)ユンケル氏に全く予告なしに、夕食会の前夜に伝えてきた」と話した。「(EU本部のある)ブリュッセルでのことの進め方を、英政府はまったく分かっていない」。 EU代表団が全員そろった夕食会に同席していた別のEU高官にも、話を聞いた。 「『エシェック』(フランス語で破綻の意)という言葉が何度か頭に浮かんだ」とこの高官は語った。 「これまでブレグジットに関連してこの単語はあまり使われてこなかった。しかし、今では破綻の可能性も含めて準備するよう指示されている」 EU首脳の周辺では、交渉の成功確率はどの程度とみられているのだろうか。 交渉関係者は「五分五分だ。英国の総選挙後により明確になるとの期待も込めて」と話した。 EUの外交官たちは繰り返し、決して「あちら対こちら」という状況ではないと念押しする。英国を罰する意図はないし、良いブレグジットは全員にとっての利益になると。 「全ての誤解を解くのは双方にとって良いことだ」と取材先は語った。メイ首相たちも今それに気づきつつあるはずだと、消息筋は話す。 だがそれとも、我々はいまだに銀河の回転の中にいるのだろうか。(訳注:回転を意味する「spin」には、偏った説明による情報操作の意味もある) (英語記事 EU and UK: Galaxies apart over Brexit?)

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    大統領選への影響「いささか吐き気がする」 FBI長官

    2017年05月03日 9:00 公開 米連邦捜査局(FBI)のジェイムズ・コーミー長官は3日、上院司法委員会のFBI監査公聴会で証言し、昨年の大統領選直前にヒラリー・クリントン氏の私用メールサーバー問題について捜査していると公表したことについて、議員たちの追及に答えた。長官は、FBIが選挙結果に影響を与えたかもしれないと思うと「いささか吐き気がする」と述べつつ、今でも正しい判断だったと思っていると述べた。

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    絶滅危惧のアムールトラ、ロシアの森林に戻され

    2017年05月03日 9:00 公開 国際動物福祉基金(IFAW)はこのほど、ロシアの希少なアムールトラの雌を、北東部の森林に戻した際の映像を公開した。この雌は子供のころ、犬に追われていたのを保護された。健康を回復した後に野生に戻された。絶滅が危惧されるアムールトラの生息数を回復させるため、こうした取り組みが続けられている。(ビデオ提供:国際動物福祉基金)

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    「黒人なのにきれい」は褒め言葉じゃない 美容ブロガー

    2017年05月03日 9:00 公開 アビール・シンデルさんは、サウジアラビア初の黒人ビデオブロガー。美容・ファッションのアドバイスが評判だ。しかし「黒人なのにきれい」などのコメントが書き込まれることもあり、それは決してほめ言葉ではなく人種差別だとシンデルさんは言う。

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    米人気コメディアン、息子が九死に一生を得たと

    2017年05月02日 18:29 公開 米トーク番組やアカデミー賞授賞式などの司会で人気のコメディアン、ジミー・キメルさんが1日夜放送の番組で、生まれたばかりの息子が先天性の心臓疾患で死にかけたと涙ながらに語り、オバマケア(医療保険改革)の重要性を訴えた。 キメルさんは番組冒頭で、4月21日に息子のビリーがロサンゼルスの病院で産まれた時のことを説明。安産で生まれたものの、誕生から3時間後に紫色になりはじめたビリーちゃんの異常に看護師が気づき、調べたところ心臓疾患があると分かった。 症状は深刻で「無神論の人たちも僕たちのために祈ってくれた」とキメルさん。ビリーちゃんは生後3日で心臓手術を受けることになり、ロサンゼルス小児病院のスタッフの尽力のおかげで助かったという。 「手術から6日して家に着いて、すごい元気だ。今日はおむつを換えてくれる自分の母親におしっこをひっかけた」 声を詰まらせながら自分の経験を語った後にキメルさんは、ドナルド・トランプ大統領が国立衛生研究所の予算大幅削減を提案したものの、連邦議会がこれを受け入れずに予算を増額したことに言及し「ありがたい」と述べた。 さらに、「2014年の前は、うちの息子みたいに先天性の心臓疾患をもって生まれてきたら、既往症があるからと医療保険に入れない可能性がかなりあった。両親が医療保険に入っていなかったら、そもそも加入を断られる年齢になるまで生きられなかったかもしれない」と、オバマケアの重要性を強調した。 「自分の赤ちゃんが死にかけている時に、年収は関係ないはずだ」 「それは、共和党支持だろうが民主党支持だろうがそれ以外だろうが、それについては賛成できますよね? ですよね?」 「これはフットボールじゃない。チームの問題じゃない。みんな同じチームなんです」 「自分の子供の命を助けるのに、その費用が払えるかどうかなんて、そんな選択を親にさせたらだめだ。そんなこと、あってはならない。この国では」 トランプ氏は選挙中から、オバマケアを「大惨事」と呼び、その廃止は目玉公約のひとつだった。 3月に成立させようとしたオバマケア改廃法案は民主党が全面的に反対したのに加え、共和党内の支持が足りずに廃案となったが、共和党は引き続き、制度廃止を目指している。 あらためてオバマケアとは? 「患者保護および負担可能な医療法」というのが正式な名称(略称「負担可能医療法(ACA)」。すでに世界で最も最額になっている米国の医療費の高騰を抑制することが目的。 オバマケアの財政基盤は個人の保険加入義務。雇用主が加入する医療保険や政府の公的保険の対象にならない人は、政府運営のサイトを通じて保険に加入する必要がある。 助成金を提供するほか、若く健康な加入者を増やすことで、医療保険の保険料を引き下げようというのが制度の基本理念。50人以上を正規雇用する雇用主は、従業員に医療保険を提供することが義務付けられている。 オバマケア実施によって、2000万人の米国人が医療保険を受けられるようになった。 しかしオバマケア以前から問題だった保険料の高騰が懸念材料となっているほか、保険大手3社がオンラインの保険マーケットプレイスを撤退した。 また、全国民の保険加入を義務付け、未加入の場合には罰金として税負担を求めるという仕組みも、対象となるのは家賃や自動車ローン、学生ローンなどの支払いに追われる低・中所得の労働者世帯のため、オバマケアの不人気につながっている。 その一方でオバマケアは、キメルさんが指摘したように、保険会社が既往症を理由に保険加入を拒否することを禁止しているため、支持も強い。また若者は26歳まで、両親の保険プランに残ることができる。 また成立以前に共和党は、オバマケアで財政負担が膨れ上がると主張していたが、それも杞憂に終わった。 (英語記事 Jimmy Kimmel tells of newborn son's illness)

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    豪政府、シドニーに第2の国際空港建設へ 混雑解消狙う

    2017年05月02日 15:33 公開 オーストラリア政府は2日、シドニーに第2の国際空港を建設すると発表した。投資額は50億豪ドル(約4200億円)で、シドニー中心部から西に50キロ離れたバジェリーズ・クリークに建設される。 マルコム・ターンブル首相によると、政府は当初、現在の空港を運営するシドニー空港会社に建設を提案していたものの、同社が経済的リスクを理由に辞退したため、政府が直接、計画を進めることにした。 二つ目のシドニー空港の開設は70年以上前から提案され、代々の政権が公約として掲げていたものの、実現していなかった。 シドニーから約8キロ南にある現在の空港は、近年の利用者の増加に伴い混雑が深刻になっていた。 ターンブル首相は、空港建設はオーストラリアとシドニーの両方にとって「決定的に重要な計画」だと語った。 同首相は、「建設段階のみで19億ドル以上がつぎ込まれる空港は、シドニー西部における雇用拡大と経済成長の大きい推進役になる」と説明。「シドニー西部には、2030年代初頭までに9000人、長期的には6万人の雇用が生まれる」と語った。 シドニー空港会社は計画について、将来の需要や成長の余地、建設費用など投資家が抱えることになる「リスク」を挙げて、関与しないと決めたと述べた。 建設計画の詳細は、政府が年度予算を発表する来週に明らかになる見通し。 (英語記事 Australian government to build second Sydney airport)

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    ハマスが「国境」新指針 対外関係改善狙いか

    2017年05月02日 15:24 公開 パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは1日、新たな指針を発表し、1967年の第3次中東戦争以前の停戦ラインを「国境」とするパレスチナ国家建国を初めて認めた。ただし、イスラエルを国家としては承認していない。 新指針は、「ユダヤ人殲滅(せんめつ)」を掲げる1988年の「ハマス憲章」以来のもの。ハマスが闘う相手はユダヤ人ではなく、「占領を続けるシオニストの侵略者」だとしている。ハマスはこれによって、柔軟姿勢をアピールする考えだとみられている。 ハマスのスポークスマン、ファウジ・バルフム氏は、「指針は外の世界とつながる機会を提供する」と述べた。「世界への我々のメッセージは、ハマスは過激でなく、現実的で開明的な運動だということ。我々はユダヤ人を憎んでいない。我々が闘っているのは我々の土地を占領し、我々の人民を殺す者たちだ」。 イスラエルをはじめ、米国や欧州連合(EU)、英国など主要国は、ハマス全体もしくは軍事部門をテロ集団と認定している。 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相のデイビッド・キーズ報道官は、ハマスが「世界をだまそうとしているが成功しない」と語った。「彼らはテロ目的のトンネルを掘り、数多くのミサイルをイスラエル市民に向けて打ち込んでいる。これが本当のハマスだ」。 「ハマス憲章」とは対照的に新指針では、イスラム主義組織「ムスリム同胞団」を親組織として書いていない。エジプト政府はムスリム同胞団をテロ組織と見なしており、活動を禁止している。 アナリストらは、ハマスが対外関係の改善を狙って新指針を打ち出したと指摘。エジプトだけでなく、同じくムスリム同胞団の活動を禁止する湾岸諸国との関係も良くしようとしているとの見方を示した。 ガザ地区と隣り合うイスラエルとエジプトは、同地区からの戦闘員の流入を止める目的で過去10年にわたって境界線を閉鎖している。 このためガザの経済活動は大きな打撃を受けており、約190万人の住民の生活は困窮している。 今年に入りハマスのナンバー2、イスマイル・ハニヤ氏がエジプトの首都カイロを訪問し、両者の関係は改善し始めている。 「ハマス憲章」をめぐっては、特に反ユダヤ主義だとされる文言に対して長年批判の声があった。 憲章は「戦争屋のユダヤ人」と戦うよう呼びかけ、預言者ムハンマドの言行録「ハディース」に含まれる「イスラム教徒がユダヤ人と戦う(ユダヤ人を殺す)までは裁きの日はやってこない」という箇所を引用している。 憲章はさらに、「ユダヤ人によるパレスチナの不当占拠」と述べ、ユダヤ人が世界のメディアを支配しており、18世紀のフランス革命の黒幕で、秘密組織や帝国主義的な国を支配していると主張している。 イスラエルは1967年の第3次中東戦争の結果、ヨルダン川西岸やガザ地区、東エルサレムを占領。2005年にはガザ地区から撤退したものの、制空権のほか、北部と東部の外周や周辺水域の支配を続けている。 ハマスは新指針が従来の憲章に取って代わるものではないとしているが、新指針は1967年にイスラエルが占領した地域内でのパレスチナ国家の建国を認め、ヨルダン川の西側にある歴史的なパレスチナ地域すべてが「解放」されるまでの暫定的な段階としている。このため、領土的な妥協をこれまで全く認めてこなかったハマスの公式見解の変化を示している。 新指針は一方で、イスラエル存続の権利を認めるものではなく、イスラエルに対する武力闘争を否定するものでもないと述べている。 ヨルダン川西岸のパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は今週、米ホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領と会談する予定となっている。 (英語記事 New Hamas policy document 'aims to soften image')

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    韓国配備のTHAADが使用可能に=米軍

    2017年05月02日 14:01 公開 米軍は2日、韓国に配備された地上配備型迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD)」が使用可能になったと発表した。 米軍の報道官は、THAADシステムが北朝鮮からのミサイルを迎撃し韓国を防衛できると述べたが、軍幹部らは完全運用が可能になるまでには追加設備が到着する必要があり、まだ数カ月かかるとしている。 朝鮮半島では、北朝鮮が核・ミサイル開発を活発化させるなか、米国が原子力空母カール・ビンソンを中心とする打撃群を近くの海域に派遣するなど、地域の緊張が高まっている。 1日には、米空軍の爆撃機が韓国の空軍と合同訓練を行った。米軍は通常の訓練だと説明している。 THAADが先週、慶尚北道・星州のゴルフ場跡地に設置された際には、激しい抗議デモが行われた。 多くの地元の人々は、THAADが攻撃対象になる可能性があり、周辺住民の安全を脅かすと懸念している。 中国は、THAADのレーダー範囲が自国軍の活動を阻害するとして、韓国への配備に反対している。 北朝鮮が国連安全保障理事会の決議を無視する形でミサイル発射実験を繰り返すなか、同国と米国は強い調子の文言を使って双方を批判している。 北朝鮮は最近、2週間のうちに2回ミサイルを発射させたが、失敗したとみられている。同国はさらに、6度目の核実験をいつでも行う準備が整っているとしている。 THAADとは? 発射された短距離および中距離弾道ミサイルを最終段階で撃ち落とす 衝突破壊型の迎撃で、運動エネルギーによって弾頭を破壊する 射程は200キロで、高度は150キロに到達可能 米国は北朝鮮からの攻撃の可能性に備える形で、グアムやハワイに配備している 迎撃のしくみ(順番は上図に対応) 1. 敵がミサイルを発射 2. THAADのレーダーが発射を探知。司令部に情報を伝える 3. THAADの司令部が迎撃を指示 4. 敵ミサイルの飛行ルートに向けて迎撃ミサイルを発射 5. 敵ミサイルの飛行最終段階で破壊 (英語記事 US anti-missile system 'operational' in South Korea)

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    金正恩氏と会えれば「光栄」 トランプ米大統領

    2017年05月02日 10:56 公開 ドナルド・トランプ米大統領は1日、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長と適切な状況の下で会うことができるなら「光栄だ」と語った。 トランプ氏は米通信社ブルームバーグとのインタビューで、「もし僕が彼と会うのが適切な場合は、会う。もちろんだ。そうできれば光栄だ」と述べた。 前日にCBSテレビが放送したインタビューでトランプ氏は、金委員長について「なかなかの切れ者」と語っていた。 一連の発言は、北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐって同国と米国との間の緊張が高まるなかでされている。 1日のインタビューを受けてホワイトハウスは声明を発表。両首脳の会談が実現するには北朝鮮が多くの条件を満たす必要があると述べた。 ホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官は、米国は北朝鮮が挑発的な行動を直ぐに止めるべきだとした上で、「条件がそろっていないことは明白だ」と語った。 CBSとのインタビューでトランプ大統領は、金委員長が「かなりタフな相手」に囲まれながらも、若くして権力の座についたと述べていた。また、金氏が正気かどうか「まったく分からない」とも話した。 金委員長は、父・金正日総書記の死去から2年後の2013年に叔父・張成沢(チャン・ソンテク)を処刑。また、今年2月には異母兄の正男氏を暗殺した疑いがもたれている。 トランプ大統領はCBSとのインタビューで、「みんな彼のことを『正気なのか』と言っている。僕にはまったくわからないが、26か27の若者だったわけだ。父親が死んだ時。もちろんとてもタフな相手とやりとりしてる。特に将軍とかそういう。それですごく若くして権力を掌握できた。大勢がおそらく、その権力を取り上げようとしたはずだ。叔父とかそういうほかのいろんな人が。それでもやってのけた。だから明らかに、なかなかの切れ者だ」と述べた。 北朝鮮は先月29日、2週間で2度目となるミサイル発射実験を実施。実験は前回同様、失敗したとみられている。 朝鮮半島では北朝鮮と韓国がそれぞれ軍事訓練を実施しており、緊張が高まっている。 米国は原子力空母カール・ビンソンを中心とする打撃群を朝鮮半島の近くに派遣したほか、韓国に地上配備型迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD)」の配備を開始している。 北朝鮮の国営通信・朝鮮中央通信(KCNA)は30日、米国に対して「馬鹿げた軍事挑発に伴う破局的な結末を熟慮」するよう促した。 北朝鮮はミサイル発射実験を繰り返し強行しているほか、6回目となる核実験を行うと示唆している。 トランプ大統領はCBSテレビとのインタビューで、北朝鮮が核実験を重ねたりしたら米国は「これを決して歓迎しない」と発言。それは軍事行動で対応するという意味かと尋ねられると、「分からない。というか、どうなるかな」と答えた。 (英語記事 Donald Trump: I would be honoured to meet Kim Jong-un)

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    ANA機内で乗客が殴り合い 撮影の乗客が状況説明

    東京発ロサンゼルス行きの全日空機内で乗客同士が殴り合う騒ぎがおきた。近くで様子を撮影した別の乗客が、BBCに状況を説明した。

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    ベネズエラで大統領派と反対派の対立激化 主要道路封鎖

    2017年05月02日 9:00 公開 政治経済危機が深刻化するベネズエラで1日、首都カラカスなど各地でニコラス・マドゥロ大統領の退陣を求める人たちが幹線道路を封鎖した。一方で、首都カラカスでは治安警察がデモ隊に対して催涙ガスや水砲を使用した。大統領反対派は、食力不足やインフレは左派の大統領の失策が原因だと非難している。一方のマドゥロ大統領は支援者数千人を集めたメーデー集会で、野党が支配する議会を経由しないで済むよう憲法を改正するため、憲法会議を開くと発表。反対派はこれにも強く反発し、米国やブラジルなど周辺国政府も民主主義を浸食するものだと批判している。

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    米議会、今年9月末までの予算で合意 政府機関の閉鎖回避へ

    2017年05月01日 16:21 公開 米議会は今年9月末までの連邦政府の予算で合意した。米メディア各社が30日に報じた。ドナルド・トランプ大統領が主張してきたメキシコとの国境に壁を建設する費用は、今回含まれなかった。 予算の規模は1兆ドル(約111兆円)で、軍事予算が増額された。予算案は本会議で可決される必要がある。 議会は28日、翌日午前零時の期限切れ直前に、政府機関の閉鎖を回避するためのつなぎ予算を可決。会計年度末を迎える9月末までの5カ月間の予算交渉期限は、すでに1週間延長されていた。 AP通信によると、今回の合意内容は数日中に本会議で採決される見通し。 2013年には、医療保険制度改革をめぐる与野党の対立を背景に、政府機関が17日間閉鎖された。 今回の合意内容の詳細は、まだ明らかになっていない。 しかしAP通信によると、トランプ大統領が主張していた米軍強化のため当初の支出として150億ドルが認められたほか、国境管理に15億ドルの予算が割り当てられた。 ただし、政権が要求していた医学の研究や地域社会の開発に対する補助金のカットは認められなかった。 主要な問題で意見が対立するなか、ぎりぎりの交渉が行われ、上下院の多数派を占める与党・共和党は妥協を迫られた。 トランプ大統領は先に、メキシコ国境の壁建設費用を政府予算に組み込むことに反対する民主党の要求に従わざるを得ないと述べていた。 トランプ氏が選挙期間中から主張してきた医療保険制度改革(オバマケア)の撤廃・代替案をめぐっても、共和党議員らの間の意見対立を背景に、今回の予算案に含めることはできかなった。 (英語記事 US budget: Funding deal reached to avert shutdown)

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    米大統領が異例の欠席 ホワイトハウス記者会夕食会

    すごく退屈な」夕食会から遠く離れて、「これほど嬉しいことはない」と述べた。 大統領が欠席した(そしてBBCも欠席した)正装の会場では何があったのか――。 1. コメディアンの最難関 ホワイトハウス記者会夕食会では、大統領がまず軽い調子で自分と記者団をからかってから、次にコメディアンが大統領をネタにしてからかうのが慣例だ。 しかしその展開は、今年はあり得なかった。コメディーニュース番組「デイリー・ショー」の「特派員」、ハサン・ミナジ氏が「お集まりの皆さん、ホワイトハウス記者会夕食会のシリーズ最終回にようこそ!」とあいさつしたように。 トランプ氏とマスコミをネタにしたジョークに、集まった報道関係者は何度か「うーん……」と頭を抱えていたものの、クスクス笑いが聞こえるジョークもあった。 比較的、受けが良かったミナジ氏のジョークはたとえば――、 「この国の指導者はこの場にいません。だってモスクワに住んでるから。すごい長いフライトだし。それで、もう片方の奴はというと、ペンシルベニアにいるらしい。冗談が通じないので」 「どうしてドナルド・トランプが今日、ロースト(からかわれる、の意味)されたくなかったのか、分かりますよ。見た目からして、70年間ずっとノンストップでロースト(焼く、の意味)されてきたみたいだから」 (報道陣に)「このトランプ時代に、皆さんは今まで以上に完璧じゃないとダメなんですよね。大統領は皆さんを通じてニュースを知るので(中略)だからミスはできない。誰か1人のミスを、大統領は会社全体のせいにするから。おかげで、マイノリティー(少数者)が日ごろどういう気持ちでいるか、わかったでしょ」 「あと4時間もすればドナルド・トランプは、ニッキー・ミナジ(女性ラッパー)がこの夕食会ですべりまくったってツイートしますよ」 2. ボールドウィン版トランプものまね 俳優アレック・ボールドウィンさんは大統領選中から、米NBCの人気コント番組「サタデー・ナイト・ライブ」(SNL)でトランプ氏の物まねを繰り返し、本人の怒りを招いた。 「まったく一方的な、偏った番組だ。なにひとつ面白くない」と、当選間もない大統領はツイートしたこともある。 とはいえ、国の最高指導者が出席しないというなら、その代わりとなるものを……と思うのは当然のことだ。そこで、ボールドウィン氏は「トランプかつら」をかぶり、中継映像で搭乗した。 「その調子でがんばりたまえ!」 ボールドウィン版トランプ氏は、薄笑いを浮かべながら記者団を「激励」した。 3. 「ホワイトハウス記者団夕食会じゃない会」 「デイリー・ショー」出身のサマンサ・ビー氏が司会する人気の深夜トーク番組「フル・フロンタル」は29日夜、 「ホワイトハウス記者団夕食会じゃない会」を主催。下世話なジョークが次々とツイッター上をかけめぐった。 トランプ氏を次々とジョークで罵倒したビー氏はたとえば、トランプ氏が大統領に就任してからというもの、フォックスニュースについてはさかんにツイートするのに対して、末娘ティファニーさんについてはほとんどツイートしていないと皮肉った。 俳優のウィル・フェレル氏は、かつてSNLで人気をとったジョージ・W・ブッシュ氏の物まねを復活させて登場。「今となっては僕のことどう思うよ?」との開口一番で会場を大いに沸かせた。 ほかにも、「ハチミツのツボから頭が出せなくなったトランプ氏の代わりに、マイク・ペンス副大統領が国の指導者となったアメリカ」の話題などが登場した。 「夕食会じゃない」というだけあり、会場では夕食は出されなかったが、VIPにはタコス・サラダが提供されたという情報もある。 ビー氏は、このイベントで集めた20万ドル(約2200万円)を、取材記者を守る団体に寄付した。 4. オバマ式マイクドロップを懐かしむ 8回目にして最後となった昨年の記者会夕食会で、オバマ氏は「オバマ・アウト」とマイクドロップでスピーチを締めくくり、会場を後にした。マイクドロップとは、ラッパーたちが「以上」とその場を締めくくる意味で使うジェスター。 強烈な印象を残したこの場面を懐かしむ人たちが、ツイッターに次々と思いを投稿。レジーナ・ローガンさんは「当時は良かった」と書き、タミーさんは「本物の大統領、お願いだから帰ってきて」と投稿した。 一方で、オバマ氏に陰謀論者だとひどくからかわれたトランプ氏が、結局は大統領になったという展開の皮肉を指摘する人たちもいた。 右派を自認する「クリス11962」さんは、「トランプは絶対に大統領にならないってオバマが言った、あれがマイクドロップだったのか?」と書いた。 5.ウォーターゲートの英雄たちが叱責 大統領が欠席したホワイトハウス記者会夕食会の主賓は、代わりにかつてウォーターゲート事件報道で有名となった米紙ワシントン・ポストのボブ・ウッドワードとカール・バーンスティーン両氏だった。 リチャード・ニクソン大統領を辞任に追い込んだ両記者は、トランプ氏によるマスコミ攻撃を批判。ウッドワード記者は「偽ニュース!」というトランプ氏の決まり文句を取り上げ、「大統領、マスコミは偽ニュースではありません。やりとりを続ける前に、まずその点をはっきりさせておきましょう」と発言。 「状況がどうであれ、マスコミが称えられていようが唾棄(だき)だれていようが、我々は職務を頑なに遂行すべきだし、遂行しなくてはならないし、そうするはずだと私は信じている」 ウッドワード氏のスピーチは、この夕食会が大統領を公然とからかうための場であると同時に、優れた報道を称え、米国の表現の自由を保障する憲法修正第1条を称えるための場だと、あらためて強調した。 ロイター通信記者でホワイトハウス記者会会長のジェフ・メイソン氏も、「私たちは駄目になりつつある報道機関ではありません。そして私たちは、米国人の敵ではありません」と述べ、会場は総立ちになって拍手を送った。 6.次回こそは? 今年は出席を拒否したものの、来年もそうだとは限らないようだ。 トランプ氏は先週、ロイター通信の取材に対して、「もちろん来年は行くよ」と答えている。 わくわくする? では来年4月の最終土曜日は、あけておくように……。 (英語記事 White House Correspondents' dinner: Six takes from the event)

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    日本最大の護衛艦「いずも」、米補給艦の護衛に出発

    2017年05月01日 14:25 公開 日本の海上自衛隊が保有する最大の護衛艦「いずも」が1日、米海軍の補給艦を防護するため神奈川県の横須賀基地を出港した。自衛隊の役割を拡大する安全保障関連法に基づく初任務となる。新法をめぐっては日本国内で激しい議論が巻き起こっていた。 ヘリコプター搭載型護衛艦の「いずも」は、朝鮮半島近くに派遣された原子力空母カール・ビンソンなどのために派遣された補給艦を防護する。 北朝鮮は、米軍の軍事行動に対しては核の先制攻撃も辞さないと表明しており、地域の緊張が高まっている。 北朝鮮は29日に、米国など各国の警告を無視する形で弾道ミサイルの発射実験を行ったものの、発射間もなく爆発した。 英字紙ジャパンタイムズによると、全長249メートルの「いずも」は最大9機のヘリコプターを搭載でき、米軍の水陸両用攻撃艦に似ている。 共同通信によると、「いずも」は米補給艦を四国まで護衛する。 2015年9月に成立した安保関連法によって、密接な関係にある国が攻撃を受け、日本の存立が脅かされると判断された場合に自衛権の行使が可能になった。 新法の反対派は、日本が第2次世界大戦後以降守ってきた平和憲法に違反するもので、海外の戦争に不必要に巻き込まれる可能性があると指摘している。現行の憲法は、国際紛争を解決する手段としては武力による威嚇や武力行使を放棄するとしている。 自衛隊は先月下旬にカール・ビンソンと共同訓練を行ったばかり。地域の緊張が高まるなか、各国の海軍の活動が活発化している。 29日には、日米英仏の共同訓練のため、フランス海軍の水陸両用攻撃艦が長崎県の海上自衛隊佐世保基地に入港した。 一方、中国は先週、国産初の空母の進水式を行った。 (英語記事 Japan sends biggest warship to protect US supply vessel)

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    フランス軍、アフリカで武装勢力メンバー20人以上を殺害・拘束

    2017年05月01日 14:21 公開 フランス軍は30日、アフリカ西部のマリで武装勢力のメンバー20人以上を殺害または拘束したと発表した。 仏駐留軍によると、マリの隣国ブルキナファソに近い森林地帯における作戦には、陸空両軍が参加したという。攻撃対象となった武装勢力は明らかにされていない。先月には駐留軍の兵士1人が殺害された。 マリでは、北部の各都市からからイスラム過激派を一掃するためフランス軍が2013年に軍事作戦を実施したものの、過激派による攻撃が相次いでいる。 仏軍の報道官は、ガオ州の南西部にあるフォルサール森で戦闘員らを攻撃したと述べた。 武装勢力による攻撃が急増するなか、マリの議会は先月29日に非常事態宣言の6カ月延長を可決した。 南隣のブルキナファソでも武装勢力との戦闘が激化している。 ブルキナファソでは、昨年12月にマリとの国境近くで12人の兵士が武装勢力によって殺害された。同年1月には首都ワガドゥグでホテルが襲撃され、外国人を含む29人が殺害された。 旧宗主国のフランスは、マリに約4000人の兵士を展開している。 (英語記事 French forces kill militants in Mali forest)

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    著名登山家ステック氏がエベレストで死亡 滑落か

    はステック氏死亡の報を受け、「史上最も偉大な登山家の一人だった」と哀悼の意を示した。 ボニントン氏はBBCに対して、ステック氏の登攀が急速だったから危険だったとは限らないと語った。 「命を落とすのは大方の場合、岩壁があったり雪崩の恐れがあるなど、客観的な危険がある時だ」 「危険にさらされる時間が長ければ長いほど、(岩や雪崩に)当たってしまう可能性も高まる。一方で、非常に速く移動していれば危険にさらされる時間はずっと短くなる。しかし、彼は間違いなく極限状態で登山していたし、そういう最高レベルの登山家の死亡率は非常に高い。ヒマラヤでは特にそうだ」 別の英国人登山家、ケントン・クール氏はステック氏が「山だけでなくあらゆる局面で、さまざまな可能性を示してくれた」として、「本当に勇気を与えてくれた」と語った。 英国登山評議会は、ステック氏を「伝説的な登山家で、あらゆる面で素晴らしい人だった」と述べ、死を悼んだ。 (英語記事 Ueli Steck: Everest preparation claims 'Swiss Machine' climber)

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    トランプ氏、金正恩氏は「なかなかの切れ者」

    2017年05月01日 11:12 公開 ドナルド・トランプ米大統領は、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長のことを「なかなかの切れ者」と述べた。30日放送の米CBSテレビのインタビューで、金委員長が「かなりタフな相手」に囲まれながらも、若くして権力の座についたことに言及して発言した。 トランプ氏はCBS番組「フェイス・ザ・ネイション」でさらに、北朝鮮の核・ミサイル開発について緊張が悪化するなか、トランプ氏は金委員長が正気かどうか「まったく分からない」と話した。 「みんな彼のことを『正気なのか』と言っている。僕にはまったくわからないが、26か27の若者だったわけだ。父親が死んだ時。もちろんとてもタフな相手とやりとりしてる。特に将軍とかそういう。それですごく若くして権力を掌握できた。大勢がおそらく、その権力を取り上げようとしたはずだ。叔父とかそういうほかのいろんな人が。それでもやってのけた。だから明らかに、なかなかの切れ者だ」 金委員長は、父・金正日総書記の死去から2年後の2013年に叔父・張成沢(チャン・ソンテク)を処刑。また、今年2月には異母兄の正男氏を暗殺した疑いがもたれている。 CBSの番組で、なぜ北朝鮮のミサイルが「爆発ばかりするのか」尋ねられると、トランプ氏は「その話はしたくない」と答えた。 「こちらの動きを何もかも発表しない方がいい。チェスの勝負と同じだ。自分が何をどう考えているか、人に知られたくないだけだ」 北朝鮮は29日早朝に内陸部からミサイルを発射したが、ミサイルは数秒後に同国領内で爆発したとされている。 北朝鮮の国営通信・朝鮮中央通信(KCNA)は30日、米国に対して「馬鹿げた軍事挑発に伴う破局的な結末を熟慮」するよう促した。 ミサイル発射実験を繰り返してきた北朝鮮は、さらに6回目の核実験を実施すると示唆。また、核弾頭を小型化して米国本土を射程圏に収める大陸間弾道ミサイルに搭載する技術を、開発中とみられている。 トランプ氏はCBSに対して、北朝鮮が核実験を重ねたりしたら米国は「これを決して歓迎しない」と発言。それは軍事行動で対応するという意味かと尋ねられると、「分からない。というか、どうなるかな」と答えた。 大統領はさらに、北朝鮮を支援してきた中国の習近平・国家主席が、核・ミサイル活動を後退させるよう金委員長に「圧力をかけている」ものの、「今のところは、何もなかったかもしれないし、あったのかもしれない」と述べた。 その上でトランプ氏は、選挙戦では激しく批判した中国と良好な関係を築いていると評価。「僕と中国との関係は、すでにとても特別なものだと称えられている。今までなかったような、今までとはとても違うものだと」と大統領は述べた。 中国を為替操作国に認定するという選挙公約はどうするのか尋ねられると、「自分が当選するや否や、(中国は操作を)やめた」と繰り返した上で、北朝鮮に関する中国の協力を犠牲にしたくないという意向を示唆した。 「貿易より北朝鮮の方が大事かもしれない。貿易はとても大事だ。でも、何百万もの、場合によっては何百万もの人が殺されるかもしれない、巨大な戦争と比べて? それはまさに、貿易より上だ」 CBSインタビューでの他の主な発言内容は次の通り――、 交渉中の医療保険改革法案について。既往症は完全に保険対象となり、保険料は下がる。 ロシアによる大統領選介入疑惑について。「おそらくロシアなんだろう。中国だったかもしれない、ほかにもいろんな集団だったかもしれないが」。 納税記録の公表について。現在行われている監査が終われば決断する。「僕の納税記録はとても大きいんだ」。 立法手続きについて。「連邦議会の規則、特に上院の規則は信じられないほど古臭くて、遅々として進まない。それに往々にして、不公平だ。多くの場合、本当ならこんな取り引きはしたくないんだという取り引きをしなきゃならない」。 大統領の立場について。「本当に大好きだし、とても良くやってきたと思う(略)大変な仕事だが、これまでも大変な仕事をたくさんしてきた。もっと大変な仕事もあった」。 (英語記事 Donald Trump: N Korea's Kim Jong-un a 'smart cookie')

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    勢い余ってテムズ川に猫どぼん 通行人が救出

    2017年05月01日 9:00 公開 ロンドン・テムズ川沿いの埠頭地区「ロイヤル・ドックス」で4月30日、波止場で暮らす猫のフィリックスが、川に落ちてしまった。雌猫と追いかけあっていたフィリックスが勢い余って落ちたところ、通りかかった人がすかさず駆け寄って助け出した。一部始終を防犯カメラがとらえていた。フィリックスは港湾事務所の職員が世話をする地域猫。ロイヤル・ドックス管理当局によると、フィリックスは無傷でいつもどおりに暮らしているという。(ビデオに音声はありません)

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    マクロン仏大統領候補、EU改革なければフレグジットも

    補は4月30日、自分は一貫して親欧派だが、欧州連合(EU)に不満を抱く国民を裏切るわけにはいかないとBBCに述べた。EU改革が実現しなければフレグジット(フランスのEU離脱)の可能性もあると指摘した。