地を這うオバマ人気と上昇する米経済

地を這うオバマ人気と上昇する米経済

これからの世界を占う上で、レイムダック化したオバマ大統領と米国経済強気論のあいだには何があるのか。米国で進行中の極端な格差は、日本にとっても他人事ではないようだ。安倍総理、どうかご用心召されよ。

前田守人の視線

春の大型連休中に、安倍総理が訪米する予定だという。オバマ大統領との会談で同盟関係をさらに強化するのはいいのだが、一方で米国では「オバマ離れ」が加速しているらしい。民主党の有力候補ヒラリー・クリントン前国務長官でさえ、オバマ大統領とは距離を取り始めたとの見方もある。2015年の世界経済を牽引するといわれる米経済には期待しつつも、実り多い首脳会談にはなりそうにない。2016年の大統領選挙以降の対米戦略こそ求められている。

米で何が起きているのか

  • 米国経済強気論の真相を読む

    米国経済強気論の真相を読む

    米国経済は好調だというのに、なぜオバマ大統領は人気がないのか。なぜ、中間選挙であそこまで負けなければならなかったのか。吉崎達彦氏はこれらの質問に「意外と答えにくい」そうだが、いったいなぜなのか。

外交・安全保障でも「内向き」

  • 「世界の警察官」を放棄 不安抱え続ける同盟国

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    米国の「内向き」傾向に、同盟国や友好国が今年も不安を抱いた状態が続いていくとみる田久保忠衛氏。異例といえる4人目の国防長官就任からオバマ大統領の指導性不足が浮かび上がる。

「急回復」そのわけは

ギャラップ社の調査によると、オバマ大統領の支持率は昨年末時点で48%にまで回復。13年夏以来の高い水準となり、中間選挙のショックから立ち直りつつある。


■ハプニング効果も?

米ハワイにあるゴルフ場の一角で結婚式を挙げようとしたカップルが、オバマ大統領のゴルフによって急きょ式の場所の変更を強いられる騒動があった。

「量的緩和」終了後の焦点は

米国債などを大量に購入して市場に資金を流し込む量的緩和政策を2014年10月末に終了した米連邦準備制度理事会(FRB)。同月の連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明では現在のゼロ金利状態を「相当の期間」続けるとの表現も維持していたが、12月の声明では金融政策の見通しについて、現在のゼロ金利状態の解除まで「忍耐強くいられる」との表現を新たに盛り込んだ。イエレン議長も「少なくとも今後2回のFOMCでは金融政策の正常化は始まらない」と述べ、利上げは4月以降になるとの見方を示した。

今年の米国、そして世界経済は?

  • 「根拠なき熱狂」の再来か、「根拠なき安心感」へのしっぺ返しか

    「根拠なき熱狂」の再来か、「根拠なき安心感」へのしっぺ返しか

    2015年の金融市場の最大の関心事は米国の利上げ時期にあることは間違いありません。しかし、FRBによる利上げ時期が最大関心事になり、市場がそれを織り込みに行く中で長期金利は低下傾向を強めるという捻れ現象が起きていることは興味深いことです。

  • 2015年の米国経済 順調に拡大続け世界経済を牽引する見通し

    2015年の米国経済 順調に拡大続け世界経済を牽引する見通し

    先進国各国が金融緩和を続けるなかで、いち早く金融引締めに転じようとしている米国。はたして2015年の米国経済はどうなるのか、元ドイツ証券副会長の武者陵司氏が解説する。

地を這うオバマ人気と上昇する米経済

日本でも極端な格差が進行していくと思いますか?

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