日本ラグビーは復活するか
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日本ラグビーは復活するか

2019年に日本で行われるラグビーW杯の開催地が決まったが、運営資金調達や認知度向上などの課題は山積みだ。何より重要な日本代表の強化も加速させなければならない。4年後の大会成功に向け、いま日本がすべきことを考える。

2019年に日本で行われるラグビーW杯の開催地が決まったが、運営資金調達や認知度向上などの課題は山積みだ。何より重要な日本代表の強化も加速させなければならない。4年後の大会成功に向け、いま日本がすべきことを考える。

宮田一雄の視線

 かつて国立競技場を6万の大観衆で埋めることができるスポーツと言えば、サッカーではなく、ラグビーだった。成人の日に行われていたラグビー日本選手権では、スタンドから晴れ着姿で声援を送る若い女性も目立った。それを観て「女の子にもてるかもしれない」と錯覚し、ラグビー部を志望する高校生もいた(と思う)。
 おっと、昔話をしている場合ではない。2019年の第9回ラグビーW杯日本開催、そして2020年東京五輪における男女7人制ラグビーの熱戦。スタンドを埋める大観衆…復活の土台を築くのはいま、つまり2015年の春からだ。2019年W杯の12会場も決定した。
 今年の秋には第8回W杯イングランド大会、リオ五輪7人制ラグビーのアジア予選という重要イベントが控えている。アジア予選には男子も女子も参加する。何とか勝ち抜いて男女とも五輪出場権を獲得してほしい。
 15人制のラグビー日本代表は2014年、短期的にではあるが世界ランク9位まで上昇した。過去最高位である。日本はどこまで戦えるのか。W杯で結果を残せるのか。そもそも日本代表は強いのか、弱いのか。その答えが出るのもこれからだ。

かつてないほど忙しい年

「再建請負人」の自信

 ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチが昨年12月に産経新聞のインタビューに応じ、第8回ワールドカップ(W杯)イングランド大会への意気込みなどを語った。(産経新聞・橋本謙太郎)
 --いよいよW杯イヤーだが、手応えは
 「この3年間を振り返ると、日本は世界でも最も改善したチームといえるが、引き続き上を目指す。成長しなければ、W杯では(白星なしに終わった)前回大会と同じ結果になってしまう。2つ、ターゲットを定めている。まずは準々決勝に進出すること。そして、話題のチームになることだ」
 --どんな戦い方をするのか
 「グラウンドのどこからでも勇気を持って攻撃を仕掛けるラグビーだ。日本には大きな選手がおらず、パス、キックを正確にこなさなければならない。日本ラグビーにレガシーを残したい。日本独特の戦い方を残したい」
 --2012年春のヘッドコーチ就任後、改善されたのはどういう点か
 「セットプレーが良くなった。これまでは(日本人は)体が小さすぎるとか背が低いとか、言い訳にしていたが、現在はいいスクラムが組めている。ラインアウトもいい方向に進んでいる。そして大きく変化したのは、選手の考え方だ。大試合に臨むときも、自分たちの勝利や戦い方を信じることができている」(ジョーンズHC、2015年W杯「レガシー残したい」 産経ニュース、2014.12.20)

異例の“立候補”

 W杯8強へ意気込みを見せるジョーンズ・ヘッドコーチに対し、日本選手権でヤマハ発動機を初優勝に導いた清宮克幸監督(47)が3月17日、日本記者クラブで講演。日本代表について、「今は新しい挑戦をしている。今年のW杯で成功すれば、そのまま2019年(日本大会)も同じ路線でいい」と発言し、イングランド大会での1次リーグ2位通過を成功の条件とした。
 また清宮監督は「(今年のW杯の)結果がダメなら、僕も候補になる。今のヤマハの躍進と日本代表がダブってみえるのは必然だと思う」と述べ、自らの代表監督就任への意欲も飛び出した。

12会場が決定

 日本代表が2015年ラグビーW杯イングランド大会に向けて強化をはかる一方、国内では2019年日本大会の準備が進められている。まだ先の話というわけでは決してない。
 具体的に日本のどこで試合が行われるのか。開催地には15自治体が立候補し、3月2日、アイルランドのダブリンで行われたラグビーW杯リミテッド(RWCL)の理事会で、下記12会場が選定された。

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