百田発言のどこが悪い
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百田発言のどこが悪い

沖縄二紙について、百田尚樹氏の「つぶさなあかん」発言が槍玉に上げられている。沖縄二紙は会見まで開き、被害者面して言論の自由を訴えた。ならば、これまでの沖縄二紙の報道を徹底検証してみようではないか。

沖縄二紙について、百田尚樹氏の「つぶさなあかん」発言が槍玉に上げられている。沖縄二紙は会見まで開き、被害者面して言論の自由を訴えた。ならば、これまでの沖縄二紙の報道を徹底検証してみようではないか。

多くの読者は気づいていない

「ちむぐくる」はどこにあるのか

百田氏の反論

 沖縄の地元紙をめぐる発言で批判を浴びている作家の百田尚樹氏は『日刊SPA!』のインタビューに応じ、改めて発言の真意を語った。
 百田氏は沖縄二紙から抗議を受けたことに関して、潰れてほしいと思っていることを認めたうえで、「極めて偏向した『アジビラ』のような記事ばかり掲載し、両論併記の原則をあまりに蔑ろにしている。米兵の犯罪などは軽重にかかわらず大々的に報じる一方で、米兵の善行は一切書きません」と批判。また、米軍普天間飛行場に関する百田氏の発言を報じた沖縄タイムスに対しても「私は『金目当て』なんて一言も言うてない」と反論していた。

「危機的な状況にある」

表現の自由と「節度」

 日々の新聞報道に触れていると最近、「節度」という言葉を思い浮かべることが多い。(中略)
 安保法制をめぐる最近の新聞報道には、私は、ずっと違和感を抱いている。如実に表れたのは、作家の百田尚樹氏が自民党の勉強会で「沖縄の2紙はつぶさないといけない」と発言した、と報道されたケースだ。
 これは、百田氏自身の言によれば、出席者から「沖縄の人やメディアの意識は厄介(やっかい)だ」と問われ、「厄介やなあ、(沖縄の2紙は)つぶさんとなあ」と冗談めかして答えて、笑いが起こったものだったそうだ。一方、記者たちは、ドアに耳をつけ、いわば盗み聞きした上で、この発言を報じた。その会議での自民党議員たちの発言も併(あわ)せ、〈異常な「異論封じ」〉〈言論統制の危険な風潮〉といった過激な論調が並んだ。言論封じというなら、百田氏は一部発言を抜き書きされ、まさに「自由な言論」を侵されたことになる。
 また7月14日には、沖縄に持ち込まれる埋め立て用土砂を規制する条例が沖縄県で成立したことをめぐって、「もう、そんな連中は放っておいていいと思うが、いかがでしょうか」と菅義偉官房長官に質問した時事通信の記者が他紙から問題にされ、更迭(こうてつ)された。編集局長は「(不適切な表現で)沖縄県民をはじめ議会関係者ら皆様に不快な思いをさせたのは極めて遺憾」という異例のコメントを出した。
 沖縄問題への自由な発言や質問はできなくなりつつあるのだ。逆の意味で、まさに言葉狩りと自由な言論への圧力が続いているといえる。
 「異論には耳を貸さず、力で踏みつぶせばいいのだという考えは許されない」という論調を掲げ、一方では自分と異なる意見や質問を問題視して、牙を剥(む)く姿勢。果たしてあなた方には言論の自由を守る意思はあるのですか、とつい聞きたくなる。問われているのは、言論人の「節度」なのではないだろうか。(ノンフィクション作家・門田隆将 産経新聞、2015.07.19

本当のことを言えない

花田紀凱の天下の暴論


7月2日、日本記者クラブで記者会見
する琉球新報の潮平芳和編集局長(右)
と、沖縄タイムスの武富和彦編集局長
 百田尚樹さんの「沖縄の二つの新聞は潰さないといけない」という発言が問題になっている。クロウズドな勉強会で述べた個人的感想ではないか。どこがいけないのか。それこそ、言論の自由、表現の自由だろう。百田さん自身「ギャグ」と言っているではないか。
 26日夜の「ニュース23」で、水野和夫という評論家が「この発言は言論の自由の範囲を超えている」と発言していたが、どんな基準で言っているのか。それでは朝日新聞の慰安婦大誤報、吉田調書大誤報問題で櫻井よしこさんたちが「朝日は廃刊しろ」と言ったのも「言論の自由の範囲」を超えていたのか。その時、水野某はやっぱり「言論の自由の範囲を超えている」と批判したのか。
 百田さんの発言で2紙が潰れるわけもなかろう。
 それより問題は極端に偏向している2紙の報道姿勢だ。不偏不党もへったくれもない。
 琉球新報の潮平芳和編集局長が「琉球新報は今後とも不偏不党、言論の自由を重んじ、公正な取材活動と報道に努める」(6月26日毎日)と言っているのはマンガだ。(Yahoo!ニュース個人、2015年6月26日
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