「歴史戦」英訳版は朝日が出すべきでごんす
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「歴史戦」英訳版は朝日が出すべきでごんす

産経新聞出版では7月末、『歴史戦』の英日対訳版を出版いたしました。「慰安婦問題」の真実を海外に伝えるための試みですが、本来なら、「慰安婦=性奴隷」という誤報を世界中に広めた朝日新聞がやるべき仕事ではないでしょうか。

産経新聞出版では7月末、『歴史戦』の英日対訳版を出版いたしました。「慰安婦問題」の真実を海外に伝えるための試みですが、本来なら、「慰安婦=性奴隷」という誤報を世界中に広めた朝日新聞がやるべき仕事ではないでしょうか。

「冤罪被害者」になりつつある日本人

 本書は昨年10月に弊社から出版した『歴史戦-朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の噓を討つ』(産経新聞社著)のダイジェスト版で、前半は英語、後半はその日本語訳が載っています。電子書籍としては日本をはじめ米国、ドイツ、フランスなど9カ国のアマゾンで購入できますが、海外の一般書店で広く流通させるのはなかなか難しく、出版社として決して利益が期待できるような事業ではありません。
 それでも出版に踏み切ったのは、前著を出した際、特に海外に住む多くの日本人のみなさんから、「ぜひ英訳版を出して真実を伝えてほしい」「日本人の名誉を回復してほしい」という切実な声をいただいたからです。
History Wars 歴史戦
 世紀の冤罪はなぜ
起きたか 英日対訳版
 「女性の性」というデリケートな問題でもあるため、翻訳作業には細心の注意を払いました。また、「戦争中は他の国でも普通にあったこと」というごく当たり前の理屈もあえて強調せず、誰がこの問題を捻じ曲げて広めたのか、なぜ政治問題になってしまったのか、真実は何なのかに重点を置きました。
 お蔭様で、3刷まで増刷を重ねており、多くの読者の目に止まるようになりました。一度に何十冊も購入されて海外に広めて下さる方もいらっしゃいます。大変ありがたいことです。しかし、本来この作業は、誤報を広めた張本人である朝日新聞が責任を持ってやるべき仕事ではないでしょうか。
 昨年9月、朝日の木村伊量前社長は誤報記事を取り消して謝罪しましたが、私はてっきり、各国の誤解を解くための世界行脚を社として始めるものとばかり思っていました。何しろ国際問題になってしまったわけですから。特に、吉田清治証言がベースの報告書を出したクマラスワミ女史や国連などには真っ先に説明に上がるのかと思っていましたが、そんな話は1年経っても全く聞こえてきません。韓国や中国に行って説明したという話も聞きません。誤報はそのまま放置され、ともすれば「世界の常識」になりつつあります。日本人は、本来朝日が大好きな「冤罪被害者」になりつつあるのです。
 朝日には語学が達者な優秀な記者がたくさんいらっしゃるようです。その力を日本の名誉回復のために使ってほしいとも思いますが、とはいえ、彼らに任せたら、やはり危ないかもしれません。言い訳だけならまだしも、再び日本を貶めるようなウソを今度は英語で発信してしまうかもしれません。
 先日も、おフランスのパリの西端に住まわれる朝日新聞の特別編集委員という優雅なご身分の方が、子供じみた誤報を得意の語学でツイートして大騒ぎになりました。この方も、英語も仏語もできる優秀な方のようですが、安倍晋三首相を貶めたいがためにナチスまで持ち出すという実に朝日らしい方でした。いい年して「ヨロシクでごんす」なんて自己紹介文に書くセンスもなんだかとても朝日らしくて嫌な感じです。やはり彼らは世界に出さないほうがいいかもしれません。(皆川豪志)

国連でも虚偽報道と認めよ

頭を冷やして静かに反省せよ

「ナチ支援者は安倍支持者」

 朝日新聞の冨永格(ただし)特別編集委員が、ナチス支援者が安倍晋三政権の支持者であるとする内容を英語とフランス語でツイッターに書き込み、削除していたことが分かった。
 8月2日、冨永氏は「ナチス・ドイツ」のハーケンクロイツ旗や旭日旗を掲げた人々のデモ画像とともに「東京で日本の国家主義者によるデモ。安倍首相と彼の保守的政権を支持している」との内容を2カ国語でツイートした。
 その後、デモの主催者が「俺自身はネオナチであるが安倍政権を支持していない」とツイッターで認識の誤りを指摘、ネットユーザーからも批判が集中した。冨永氏も当該投稿を削除した上で「嫌韓デモに参加する人たちには安倍首相の支持者が多いという趣旨でしたが、英語ツイートに「一般的に」の言葉が抜けていたので、彼らがこぞって首相を支持しているかの印象を与えるツイートになってしまいました」とツイッター上で釈明、謝罪した。朝日新聞社も5日付の紙面で謝罪記事を掲載。社名などを名乗ってツイッターを利用できる「公認記者」や、コラム「日曜に想う」の執筆者から外した。

韓国に与えた絶好の外交カード

朝日のレッテル語法に抗議する

 朝日新聞6月21日朝刊に「レッテル貼り 首相が警戒 そのワケは」という見出しの記事があるのを一読して、思わず笑ってしまった。記事は安倍晋三首相が最近の国会答弁などで「レッテル貼りはやめてほしい」と述べることを批判的に取りあげた内容だった。だがレッテル言葉の多用乱発といえば、まさに朝日新聞自身が長年のチャンピオンだからだ。
 レッテル貼り、つまりレッテル言葉の貼りつけとは「負の響きだけの意味不明な言葉で一方的に好ましくない決めつけをする」ことだといえる。私は朝日新聞のこのレッテル貼りの悪慣行をもう30年以上も前から実例をあげて指摘してきた。詳しくは『朝日新聞の大研究』(扶桑社文庫)、『なにがおかしいのか? 朝日新聞』(海竜社)、『朝日新聞は日本の「宝」である』(ビジネス社)などという自著で説明してきた。
 実例をあげるならば、日本の防衛の重要性を説く側への「タカ派」「右寄り」、集団的自衛権の行使や憲法の改正を主張する側には「軍国主義志向」「戦前復帰」「いつか来た道」などというレッテルである。日本の防衛費の増加を主張することがなぜ「タカ」であり、「右翼」なのかの説明はない。あるのは響きの悪い単純な用語での決めつけである。
 朝日新聞のもうちょっと手のこんだレッテル言葉としては「前のめり」という例がある。日米同盟を強化する。中国への抑止力を高める。そんな朝日新聞の主張に反する政策はみな「前のめり」となる。「前のめり」も「後のめり」もネガティブな響きだけの意味不明の表現である。
 似たような範囲の表現では「ことさら」「やみくも」「必要以上に」「言いたてる」というのもあった。いずれも朝日新聞が反対する言動に浴びせる形容的な言葉なのだ。日米共同のミサイル防衛網の構想が進みそうになると、朝日新聞は「ミサイルごっこの仮想現実」とか「この高揚感が危ない」と表現を使って反対した。みな最初に悪の断定ありきのレッテル言葉である。
 朝日新聞は小泉純一郎首相の政策を評して「ファシズムか『小泉酔い』か」という見出しでおちょくった。小泉氏をヒトラーになぞらえる露骨なレッテル貼り語法だった。
 今回の朝日新聞の記事は安倍首相がレッテル貼りへの批判を述べることを逆に批判して、「説明不足」だと非難する。この「説明不足」という点こそ朝日新聞の年来のレッテル語法への抗議として強調したい。(古森義久 Japan In-depth、2015.06.22

本当の被害者は誰なのか

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