中国の自壊が始まった!

中国の自壊が始まった!

6月に起こった上海株暴落は実体経済の下支えがなかったことに起因している。李克強指数を見れば、中国経済の凋落ぶりがよくわかる。われわれはいま、今世紀最大の経済崩壊を目にしているのだ。

自壊の機は熟した

  • 中国は今も昔も「パンツ製造所」

    中国は今も昔も「パンツ製造所」

    中国は今も昔も世界一の「パンツ製造所」だ。1980年代、安物の靴下やパンツであった中国の主要輸出品は今も変わらず、「中国高度成長」の神話は、完全に崩れている。いま中国を襲う今世紀最大の経済崩壊劇を石平が斬る。

それでも生き延びてきた理由

  • 既に何度も自壊してきた中共の想像を絶する「凄み」

    既に何度も自壊してきた中共の想像を絶する「凄み」

    中共は既に何度も「自壊」している。その中共の「凄み」を日本人の多くは深く認識してこなかった。平野聡がこれまでの「自壊」の歴史から、それでもなお生き延びる中共の凄みを解き明かす。

くしゃみで世界が熱を出す

  • 中国の経済的パワーを封じ込めるのは得策ではない

    中国の経済的パワーを封じ込めるのは得策ではない

    せわしなく繰り返される中国の金融緩和。中国経済は本当のところどれぐらい悪いのか? 中国政府当局をも困惑させる相矛盾するデータが示すものとは。丸川知雄が中国経済の現況を読み解く。

中国金融市場の自壊は変えようがない

 八方ふさがりの中国経済だが、宣伝工作だけはさすがにたけている。先週末、トルコ・アンカラで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、不透明な中国当局の市場操作を厳しく追及する麻生太郎財務相に対し、中国人民銀行の周小川総裁は「市場は安定に向かっている」と言い抜けた。
 周発言の要点は以下の通りだ。
 ▽政府の措置により株式市場は崖から落ちるのを免れた。株式市場の調整はほぼ終わった。
 ▽8月の元切り下げ後に一時は元安圧力が高まったが、長期的に下落する根拠はない。
 いずれも現実とは遊離しており、麻生氏が周氏らの説明に納得しなかったのは当然だ。株価は、日本円換算で70兆円にも上るとみられる政府や政府系機関による株式買い支えや当局による厳しい投機の取り締まり、メディアへの締めつけにもかかわらず、乱高下が起きている。
 人民銀行は8月下旬に預金金利を追加利下げした。通常は「金融緩和策」のはずだが、結果からみると「金融引き締め」である。短期金融市場では銀行間融通金利上昇が止まらず、6月初めに1%強だった翌日もの金利は預金金利より高くなった。銀行は低い金利で集めた預金を銀行間で回せば儲かることになる。
 量のほうはどうか。中国人民銀行は一貫して発行する資金量(マネタリーベース)を増やす量的緩和を続けてきたが、この3月以降は減らし続けている。つまり、量的収縮策である。めちゃくちゃな金融政策で市場が安定するはずはない。
 元相場の下落圧力は強くなるばかりだ。8月中旬、元相場を切り下げた後は元相場の押し上げにきゅうきゅうとしている。主因は資本の対外逃避である。周氏がいくら詭弁(きべん)を弄しようと、中国の金融市場の自壊に拍車がかかる現実を変えようがない。
 グラフは中国からの資金流出と外貨準備の減少の加速ぶりを示している。中国は厳しい資本の流出入規制を敷いているのだが、抜け穴だらけだ。党の特権層を中心に香港経由などで巨額の資金が持ち出される。預金金利が下がれば、あるいは人民元安になりそうだと、多くの富裕層が元を外貨に替えて持ち出す。
 貿易収支など経常収支は黒字を維持しているのに、外貨準備はこの8月、昨年6月のピークに比べ4358億ドル(約52兆円)減となった。経常収支黒字と外貨準備の増減からみて、年間で6000億ドル(約72兆円)近い資金が外に流出している。
 外貨準備はそれでもまだ3兆5000億ドル(約420兆円)以上あり、日本の3倍以上になるとの見方もあるが、中国の外準は「張り子の虎」でしかない。対外債務は5兆ドル(約600兆円)を超えている。いわば、外から借金して外準を維持しているわけで、外国の投資家や金融機関が一斉に資金を引き揚げると、外準は底を突く恐れがある。
 株式、元相場と金利・量と続く金融市場自壊はその予告なのだ。 (産経新聞特別記者・田村秀男、zakzak2015.09.11 )

現在中国で起きていること

  • どん底の中国経済―バブル崩壊は止まらない

    どん底の中国経済―バブル崩壊は止まらない

    世界を巻き込む中国の金融危機は日本経済に影響するのか。バブルは弾けてからわかるものといわれるがいま中国はどの過程にあるのか。渡辺哲也がどん底の中国経済の実態に迫る。

中国は将来、必ず自壊する

 最近大学で同窓の気の合った仲間数人と会食した折、誰しもがこの国は将来は一体どういう事になっているのだろうかという、慨嘆とも危惧ともつかぬ言葉を口にしていたものだった。私とてこのところ同じ漠たる感慨を抱きつづけてきている。それは今まさに激しく変動しつつあるこの世界の中でのこの国の立ち位置の危うさと、この国自身における天変地異ともいうべき現象を合わせた懸念に他ならない。
 私個人についていえば私には四人の息子とその下に七人の孫がいて上の二人の女の子はすでに社会に出て一人は弁護士の資格を取得し、一人はすでに著名な銀行で忙しく働いている。彼女たちも間もなく結婚し子供も儲(もう)けるに違いない。他の孫たちが社会に出て大人として働く頃のこの国のありさま、いやそれ以上にこの国を囲む世界全体の態様ははたしてどんなことになっているのだろうかと誰しもが思わぬ訳にはいくまい。
中国建国66年の国慶節を迎え、北京の天安門広場で国旗掲揚式を見る大勢の人たち。訪日する中国人の「爆買い」は日本経済を底上げしている=10月1日(新華社=共同).jpg
中国建国66年の国慶節を迎え、北京の天安門広場で国旗掲揚式を見る大勢の人たち。訪日する中国人の「爆買い」は日本経済を底上げしている=10月1日(新華社=共同)
 思えば私たちはいかにも良き時代に青春を過してこれたものだと思う。戦後間もなくの大学時代の粗末な寮生活で味合った貧困を懐かしくさえ思える高度成長の末の今日の繁栄は世界屈指のものに違いない。私たちの世代が断片的に体験した戦争は、同窓の際どい年齢差の多くの先輩たちの犠牲でなりたち、それが引き金になって中世以来続いてきた白人による有色人種への一方的な植民地支配と収奪は、現今のヨーロッパの混乱と衰退が証すように終りを告げつつある。トインビーが人類の歴史における奇蹟(きせき)と称した有色人種で唯一つの近代国家日本の存在は太平洋戦争を引き金に世界の歴史をようやく変貌させたのだ。
 そしてその日本なる国家は世界最大の火山脈の上に位置している国土の原理的な危うさを今や晒(さら)している。四年七カ月前の東日本大震災以来頻発する地震と、それとの関連性は明らかではないがこのところ頻発する火山の爆発はせまりつつあるものを暗示しているような気がしてならない。専門家の所見だとあの大災害の後首都東京の地下で体に感じられなくとも敏感な機械には十分間に一度の地震が感得されていたそうな。
 そしてこの夏の異常な暑さと水害の続発には、まさしく天変地異の印象が拭えない。しかしこれはこの日本人一人に限ったことではなしに地球の随所に見られる現象だ。私は都知事時代に世界全体が存外呑気(のんき)にかまえている温暖化現象について警告してきたつもりだが、米航空宇宙局(NASA)のハンセン教授がかねて警告してきた通り北極海の氷は後数年で解けてしまうだろう。世界中の氷河は解けて崩落し海水は膨れ上がり蒸発した水分は大気に溜(た)まり大雨となって地上を襲うという循環を誰がどう防ぐのだろうか。
 この今になると四十年前に東京で聞いた天才宇宙学者ホーキングの予言を思い出さぬ訳にいかない。この地球のように文明の発達した天体は自然の循環が狂って宇宙時間でいえば瞬間的、およそ百年間でその生命は消滅すると。私が歴訪したツバルやフィジーといった赤道直下の島国は地球の自転で膨れ上がった海に埋没して滅びつつあった。これを食い止める術はないものなのだろうか。亡き開高健が愛吟していたゲオルグの詩に真似(まね)て「たとえ明日地球が滅びるとも、君は今日林檎(りんご)の木を植える」べきなのではなかろうか。
 我々の将来を規定するだろう隣国中国の将来について私はそう深く懸念してはいない。彼等(かれら)のような非人間的非合理的な政治体制は大都市に鬱積している、中産階級になりきれぬ知的な大衆の不満の爆発と、地方で抑圧されている多くの異民族の反発によって近々必ず崩壊していくに違いない。かつてあの大陸に断片的誕生し消滅していった政権の歴史がそれを証している。しかしなお我々の世代がこの世を去った後のこの国、この地球について本気で思い量っておく事は未(いま)だ生ある老いたる世代の何よりもの責任に違いない。
 文明の発展が育む人間たちの欲望が、実は自らを蝕(むしば)み滅ぼすという存在の原理をこの今にこそ自覚すべき時なのではなかろうか。(石原慎太郎、産経ニュース2015.10.28)

バブル崩壊がもたらすもの

  • 中国バブル崩壊 経済難民発生で日本に中国人自治地区誕生も

    中国バブル崩壊 経済難民発生で日本に中国人自治地区誕生も

    中国バブル崩壊のもたらす影響は、経済的な側面にとどまらない。中国人犯罪に詳しい坂東忠信氏は「経済難になると、日本に不法に押し寄せる中国人が激増する懸念がある」と指摘する。

  • エコノミスト誌元編集長「中国の懸念は経済ではなく政治である」

    エコノミスト誌元編集長「中国の懸念は経済ではなく政治である」

    中国の株式市場の崩壊の真の問題は経済的なことではなく政治的なことだ。エコノミスト誌元編集長のビル・エモットは中国の株式市場のバブル崩壊に関して、3つの大きな政治的問題を提起している。

中国の自壊が始まった!

中国の経済減速は今後も続くと思いますか?

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