SEALDsは恋人を守らないのか

SEALDsは恋人を守らないのか

国会前で騒いでいたSEALDs(シールズ)の皆さんですが、テレビのニュース的にはすっかりあきられたと思っていたら、民主党や共産党が「今後も共闘したい」などと言い出しています。こんな誘いに乗って利用されるよりも、日常に戻って、まともな本の2、3冊でも読んでくれたらいいのですが。

九条があれば、強盗なんて来ません

 あの騒動から1カ月以上が経ち、改めてお聞きしたいのですが、SEALDsの学生さんたちは自宅に鍵をかけているのでしょうか。「それは個別的自衛権だからかける」くらいの理屈は言ってほしいですが、例えば近所で強盗や空き巣などの物騒な事件が相次いだとします。そのとき、自治会で対策会議のようなものが開かれたとしたら、SEALDsの皆さんはどんな発言をするのでしょうか。
 と言っても、親元にいてよくわからないお子様も多いでしょうし、一人暮らしでも隣人とあいさつも交わしたこともない方も多いかもしれません。想像で結構ですが、おそらく自治会の人たちからは「警察の警備をもっと強化してほしい」とか、「自治会でも交代で見回りをしよう」なんて声があがると思います。そのとき、SEALDsの学生さんたちは胸を張ってこう答えなくてはなりません。
 「警察官は強盗と乱闘になったら命を落とす危険性があるので来るべきではない」「見回り中に自分が事件に巻き込まれる可能性があるから参加しない」
 それだけなら近所の方は、「変わった学生さんだな」「自分勝手な子だな」と苦笑するだけかもしれませんが、SEALDsとしてはさらに、きっぱりとこう言わなくてはなりません。
安全保障関連法に反対する学生グループ「SEALDs」が開いた集会には、野党5党の幹部らも出席した=10月18日午後、東京・渋谷
 「憲法九条があるから強盗なんて来ません」
 さあ、いよいよ周囲のみなさんは、ドン引きです。大変な奴が近所に住んでいたことがわかり、強盗よりも不気味に思われるでしょう。それでもSEALDsは自らの思想信条にのっとり、大人たちに負けてはいけません。ラップ調で太鼓を叩きながら、ボルテージを上げてください。「ゴートー反対!ケンポー守れ!キュージョー守れ!」…。
 もう少し、集団的自衛権の話題に踏み込もうかと思いましたが、馬鹿らしいのでやめます。ここで自治会の人たちが話し合っているのは、「自分たちが強盗をする」という話ではなく、「強盗が来たらどうするか」という話なのですが、「説明が足りない」のかもしれません。
 「若者なのに政治に関心がある」ともてはやされたSEALDsのみなさん、気を悪くされたらごめんなさい。ただ、私はそれだけで素晴らしいとは決して思えないのです。関心を持ったら、声を上げる前にまず勉強してほしいと思います。自分たちを持ち上げてくれるマスコミや無責任な野党の意見だけでなく、関連する書籍を賛否両論含め読んでほしいのです。そして、身近な問題に置き換えて考えてほしいと思うのです。
 こんなことは無いに越したことはないのですが、例えば、あなたの彼女が、彼氏が、友達が、家族が、何の罪もないのに誰かに殺されそうになったとき、危害を加えられそうになったとき、どうするでしょうか。「誰か」というのは、戦争中であれば外国人かもしれませんし、平時であれば日本人の輩かもしれません。でも状況は同じなのです。そのとき、戦うのか、逃げるのか、だれかに助けを求めに行くのか。身近な愛する人の顔を思い浮かべて真剣に考えてほしいのです。
 それでも「憲法九条を読み上げる」と言うのなら、どうぞ読み上げてください。(皆川豪志)

無知ゆえの向こう見ず?

  • 「ゆとり教育」「新学力観」の洗脳が解けないSEALDsの面々

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    SEALDsの面々に対しては「ゆとり教育」の影響を無視できないのではないか―。あの若者たちに現役東京都職員で、教育評論家の森口朗がゆとり教育の"副産物"を見い出す。

平和は本気で語るもの

  • ハロウィンパーティーで騒ぐよりもSEALDsのほうがマシ

    ハロウィンパーティーで騒ぐよりもSEALDsのほうがマシ

    この国はいつからハロウィンの国になった? 戦争反対などという掛け声を笑顔で言っている人間は嘘つきだ。古谷経衡が見た本気のSEALDs。

民主、SEALDs共闘に秋波

安保関連法に反対し、若者グループ「SEALDs」が開いた集会に集まった大勢の人たち=10月18日午後、東京・渋谷
安保関連法に反対し、若者グループ
「SEALDs」が開いた集会に集
まった大勢の人たち
=10月18日午後、東京・渋谷
 民主党の岡田克也代表は27日の都内での講演で、安全保障関連法の反対運動を展開している学生グループ「SEALDs(シールズ)」について「新しい芽が出てきた。非常に注目している」と持ち上げてみせた。その上で「お互い尊重しながら良い関係を築いていきたい」と述べ、安保法反対を旗印に今後も連携を続けていく考えを示した。「安保法が成立したが、それで彼らの動きが鈍るという感覚はない。引き続き集会や街頭で学生が訴えている」とも指摘。民主党として来夏の参院選をにらみ、シールズとの共闘路線を維持することで、安保法反対の世論を喚起し続ける狙いがあるとみられる。(産経新聞 2015.10.27)

お寒い限りの野党共闘論

  • SEALDsが語った、今後の活動と「日本の民主主義」

    SEALDsが語った、今後の活動と「日本の民主主義」

    安全保障関連法案の成立から1ヶ月あまり。現在もデモなどの活動を続けるSEALDsのメンバーが28日、日本外国特派員協会で会見を開いた。今後の活動や野党共闘、さらには民主主義のありかたについて語った。

今度はデモで「臓器売買」発言

 「この国には、子供の学費のために裏で自分の内臓を売り、生活を食いつなぐ母親がいます」。10月18日、学生団体「SEALDs」が安保法成立1カ月を前に東京・渋谷のハチ公前で開いた集会で、登壇した男性メンバーの発言が大きな物議をかもした。
 問題の発言は政府に対し、安保法を成立させる前に貧困にあえぐ人々を救うことを求めたスピーチで飛び出した。事実であれば社会に大きな衝撃を与える内容。この発言の様子がYoutubeや、SEALDsの公式ツイッターに転載されるとネット上に拡散し、炎上した。「内臓売買のツテなんて普通の人は知りません」「オカルト紛いの話で政権批判なんてお里が知れる」「臓器売買の裏つかんでるのに告発もせず放って置くやつらなのか」「ここまで嘘をつき安倍政権を追い落とそうとする暴力集団」「雑音にしてももう少しマシな発言をしてくれ」とSEALDsへの批判ツイートが相次いだ。
 SEALDsは20日、発言が誤りであることを認めて謝罪、転載したツイートを削除した。SEALDsの公式ツイッターによると、発言したメンバーは「あるシンポジウムで出た話を勘違いしてしまい、事実確認をせずに発言してしまった」という。

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  • だからSEALDsは嫌われる

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    震災という日本が一番大変なとき、被災者らをイデオロギーのため足蹴にしていたのが反原発活動家だ。そのつながりを隠そうともせず国会前でともに騒ぎ立てるSEALDsに赤木智弘が物申す。

  • SEALDsよりも問うべきは「安倍総理は日本国民を守れるのか」だ

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    いま問われるのは「SEALDsは自分の恋人を守らないのか?」よりも「安倍総理は自衛官や国民を守るのか?」だ―。憲法学が専門の静岡大学教授、笹沼弘志があいまいな安保関連法の危険性を示して徹底批判する。

  • 「運動」は転換したのか? SEALDsと「68年以降」の終焉

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    反原発運動や官邸前抗議行動は、SEALDsの活動などにみられるネットワークの作り方やデモの見せ方など新展開を見せ始めた。毛利嘉孝・東京芸大准教授と五十嵐泰正・筑波大准教授がSEALDsを語る。

SEALDsは恋人を守らないのか

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