「めちゃイケ」が負の連鎖に苦しむワケ
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「めちゃイケ」が負の連鎖に苦しむワケ

フジテレビの看板バラエティー『めちゃ×2イケてるッ!』の低迷が続いている。番組改編期になれば、たびたび打ち切り説が流れ、ネット上でもバッシングが絶えない。今年、番組開始から20年の節目を迎えためちゃイケ。なぜ「負の連鎖」から抜け出すことができないのか。

フジテレビの看板バラエティー『めちゃ×2イケてるッ!』の低迷が続いている。番組改編期になれば、たびたび打ち切り説が流れ、ネット上でもバッシングが絶えない。今年、番組開始から20年の節目を迎えためちゃイケ。なぜ「負の連鎖」から抜け出すことができないのか。

降板後初めて語った番組への思い

iRONNA独占インタビュー

迷走が止まらない!

「座長」から主役を奪え

耐用年数はとっくに過ぎた

ナイナイ岡村から見た三ちゃん

dボタンの三中元克
 お笑いコンビ、ナインティナインの岡村隆史(45)が、3日未明放送のニッポン放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(木曜深夜1・0)に出演し、2月27日放送のフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」(土曜後7・57)で行われた再オーディションに不合格となり、同番組を卒業したお笑いコンビ、dボタンの三中元克(25)について「根っこにある悪い部分がちらほら」などと裏の顔を明かした。
 岡村は三中の再オーディションに不合格に触れると「まさかまさかの不合格」と意外な様子で報告。しかし「可哀想やとか言う人もいるかもわからんけど、このままずっと『めちゃイケ』におっても、正直ろくな人間にならなかったと思う」と語った。
 「三中の根っこにある悪い部分が、4年~5年でちらほら見えてきて、それを『めちゃイケ』ではうまく(編集で)切ってきて、可愛らしい三中を見せてきた」と明かした岡村。「みんな、しっかりやらなあかんよ言っていたのに本人に伝わらなかった。(めちゃイケの)企画も放り出してしまうし色々あったんですよ」などと話し、演出でもカバーできなくなってきていたことを伝えた。
 そんな状況から「もうちょっと、ちゃんとせなあかんちゃうかということも含め、オーディションしてちゃんとやりましょう」と今回の企画に至った経緯を説明。
 続けて「(三中は)素人さん、一般人代表やのに、後から入ってきたADさんをものすごくAD扱いしてる」と番組では見せない三中の性格を暴露。岡村自身が三中に叱ったエピソードも披露した。(SANSPO.COM 2016.03.04

この結果を望んでいたのか

彼は自己決定出来ている

テレビと予定調和

 現代は予定調和が崩される社会です。だから、おまわりさんも、「DJポリス」になったり、市長さんがAKB48のダンスをしたりするのでしょう。
 テレビスタッフは、そのような時代の雰囲気をもちろん感じ取っています。テレビドラマのストーリーも昔とは随分違います。バラエティーなども、予定調和通りにならないような、ドキュメンタリー的な要素を取り入れます。
恋人と破局したナインティナインの矢部浩之(左から5人目)の記者会見に同席した「めちゃイケ」メンバー=2007年6月(撮影・今井正人)
 さて、今回のめちゃイケ三ちゃんの場合は、どうだったのでしょうか。番組スタッフも、投票の結果を正確に予測できたとは思えません。番組の構成自体は、予定調和的な作り方です。三ちゃんを応援しているよう番組作りにも見えます。しかし、最終的な結論は読者の投票に任せました。もしも、番組をあげて本当に三ちゃんを合格させようとするなら、実力と経験豊富なツッコミ芸人を相方につける方法もあったでしょう。そうすれば、きっと爆笑も取れたはずです。視聴者投票結果も変わったかもしれません。
 あるいは、投票の時期もそれまでのプロセスも番組は自由にできるのですから、もっと時間をかけ、優秀なアドバイザーをつければ、今回よりは面白いネタを提供することもできたでしょう。しかし、番組としてはそうはしませんでした。経験不足実力不足のコンビ二人にネタを任せ、面白くもないネタをさせました。そして、みんながびっくりするような結果が出ました。
 番組としては、どちらに転んでもそれを笑いにし、視聴率アップにつなげる用意はあったことでしょう。でも、今回の結果の方が、たしかに「オイシイ」かもしれません。
 予定調和通りいかない社会は、面白いと思います。同時に、なかなか厳しい社会だとも思います。自由でフレンドリーなことを重視する社会。特にテレビやネットで、その価値観はさらに広がっているように思います。それは、さらに素晴らしい社会を作っていくのでしょうか。
 ただ、実力があり、先を見越している人は、そのような現代社会を上手に活用しながら、利益を得たり、自分の立ち位置をしっかりしたものにしています。一見、甘えを許したり、いい加減に見える社会でも、決して油断せず、翻弄されたりはしていません。
 三ちゃんこと三中元克さんも、「これを“おいしい”と思えるように芸人として頑張ります」と本当に思っているなら、芸能界で生き残る可能性もあるのでしょう。
 私たちも、時代の波に乗りながら、でも自分を見失わず、活動していくことが求められています。社会は、否応なしに変化していきます。若者も年配の人間も、その変化を否定するだけではなく、また変化に流されるだけでもなく、自律的にたくましく生きて、幸せをつかみたいと思います。(新潟青陵大学大学院教授・碓井真史「Yahoo!ニュース個人」2016.02.28

10代には絶対響かない

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