「老後破産」にならない最強のマネー術
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「老後破産」にならない最強のマネー術

最近、「老後破産」という言葉をよく耳にする。ある調査によると、年金生活をする高齢世帯の7割がそのリスクに晒されているという。超高齢化が進む日本にあって、公的年金だけで生活することに多くの人が不安を抱いているに違いない。いかに老後破産を回避するか。「最強のマネー術」から学んでみよう。

最近、「老後破産」という言葉をよく耳にする。ある調査によると、年金生活をする高齢世帯の7割がそのリスクに晒されているという。超高齢化が進む日本にあって、公的年金だけで生活することに多くの人が不安を抱いているに違いない。いかに老後破産を回避するか。「最強のマネー術」から学んでみよう。

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老後の1億円、作れますか?

 日経ヴェリタスに「資産1億円への道 富裕層700人調査、『投資』『堅実』カギ」とあります。1億円、遠いようで近い人もいるでしょうし、宇宙人の会話のように思う方もいるでしょう。何で1億円なのか、そのあたりの設定も気になります。老後のことを考えるといくらあっても不安は消えないとおっしゃる方もいらっしゃいます。どうやったら1億円に到達できるのでしょうか?
 記事の中身は投資による収入と浪費をせずに資産を減らさないということがキーワードになっています。この手の記事にはつきものでどれも当たり前の話で秘術があるわけではありません。ただ、私がいつも思うことはこれを見てまず8割の人は支出の制限にだけ走ってしまうことです。
 ではお金を使わないとお金がたまるのか、といえば私はこの図式が必ずしも正しいとは言えません。お金を使うことでお金が帰ってくることもあるのです。例えば人との集まり。「お付き合いはお金が出ていく」とされます。では一切合切お付き合いをやめるべきかと言えばウィンウィンの関係を築ける人との接点はお金をかけてでも維持すべきです。それは「自分よがり」からの解放でもあります。一方でほどほどにしておかないといけない付き合いは「クレクレ星人」達であります。人のことを持ち上げ、いい気にさせて浪費させたり、御馳走させてしまうようなタイプは価値がないだけではなく時間の無駄であります。
 やみくもに1億円を貯めるという価値観は私にはなくてこのまま90歳から100歳まで生きた時どんな生活をするのか、その自活にはどうしたらよいのか、まずこう考えます。老人ホームに入らない、あるいは1年でも遅く入居する努力はしていますか?それは健康で人とのほど良い接点を持ち続け、張り合いがあるライフを送ること、実はこれが最大のお金の節約方法だと思っています。
 次に投資ですが、株にしろ為替にしろ、普通の人が普通にやっているだけではまず儲かりません。ビギナーズラックで初めの数回儲かって調子に乗るとその倍返し、10倍返しが待っています。北米でカジノで遊ぶ場合でも初めの30分で大儲けして調子に乗っているとあっという間にすっからかんになるのと同じです。つまり、小手先のサイドジョブは宝くじを買うようなものだという割り切りが必要でしょう。それよりも自分のプロフェッショナルな領域をもっと磨き上げ、独立できるぐらいの勉強をしたほうが良いと思います。それこそ週末起業ぐらいの感じの方が着実なメリットを享受できると思います。これは老後も専門を生かしたちょっとしたアルバイトが可能になるとも言えます。
 次に持てる資産の活用があると思います。例えば私は商店街のシャッター街の店舗を活用したらよいと思います。「腐っても鯛」といいますが、商店街に面した不動産は一階にあり潜在価値は非常に高いのです。住居の一部だから、と思っている方、ちょっとした設計で切り離して賃貸にだすことが可能な場合は多いものです。
 こう考えると老後に1億円というよくわからない目標を設定されてうろたえるより80歳になっても張り切って生きています、という方がよっぽど健康的ではないでしょうか?1億円は貯めるものではなくてついてくるもの、こう考えた方がすっきりする気がいたします。(岡本裕明「外から見る日本、見られる日本人」2016.08.28

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「やばいヤツ」発言に隠された深い意味

 麻生大臣が、「証券会社勤め、やばいやつ」と発言し問題になっているというので、実際になんと言ったのか調べてみました。

「何となく債券、株に投資するのは危ないという思い込みがある。あれは正しい。われわれの同級生で証券会社に勤めているのはよほどやばいやつだった。」
「(同級生は)良い学校を良い成績で(出て)、証券会社でほぼ詐欺か、その一歩手前みたいなことを(やっていた)」
「怪しげな商売といえば、不動産と証券だった。昭和30年代、40年代に学生だった人なら誰でも知っている」

麻生太郎財務相=8月2日、東京都千代田区(早坂洋祐撮影)
麻生太郎財務相=8月
2日、東京都千代田区
 麻生さんの同級生で証券会社に勤めているという人は、やはり学習院卒の人なのでしょうか? それとも中学や高校の同級生? いずれにしても、「やばいやつだった」と過去形になっています。昭和30年代とか40年代のことを言っただけと言われれば、それ以上追及することはできないでしょう。それに麻生さんと同級生の人で今でも現役で証券界にいる人なんて殆どいないでしょうから。
 つまり、問題は、今はどう思っているかということなのです。昔はやばい商売だったけれども、今は健全になっていると考えるのか、それとも今もそれほど変わっていないと考えるのか。麻生氏は金融庁の担当大臣なのですから、他人事のように言ってはいけないのです。
 では、麻生氏の発言は、それ以外は問題にならないかと言えば…全然違います。
 「何となく債券、株に投資するのは危ないという思い込みがある。あれは正しい」と麻生氏は言いますが、ここは現在形になっています。債券や株に投資するのは危ないと考えるのは、正しいのだと。じゃあ、その危ない債券の国債を国民に売りつけている財務省のボスである麻生氏は、そのことについてどう考えるのでしょうか。そしてまた、公的年金積立金の株式運用比率を高めているGPIFをどう思っているのでしょうか。
 株に投資するのが危ないと思う人がいるとしても、債券に対する投資についてまでそう思う人がいるとは思えません。それとも、今の国債相場は、日銀が一方的に買い支えているから成立している相場であり、早晩、国債価格の暴落が予想されるとでも考えているのでしょうか。つまり、国債に投資している人のことを心配して、ヒントを与えたということなのでしょうか。
 国民や投資家のことを思うばかりに…しかし、国債が暴落しそうだなんて直接言う訳にはいかないものだから、そうやってシグナルを発している、と。いずれにしても、やばい職業といったら政治家の稼業も似たようなもの、いやそれ以上ではないでしょうか。それに黒いハットを被って国際会議に出かける際の麻生さんの姿こそ、皆、やばいと感じているような気がします。(小笠原誠治「経済ニュースゼミ」2016.09.02

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