民進党代表、蓮舫さんでいいんですか?
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民進党代表、蓮舫さんでいいんですか?

民進党は臨時党大会で蓮舫代表代行を新代表に選出した。選挙戦は盛り上がりに欠けたが、それでも唯一関心を集めたのが蓮舫氏の「二重国籍問題」だった。本人の発言は変遷し、党内外から選挙のやり直しを求める声が上がるなど、新体制の船出は早くも暗礁の気配が漂う。本当にこれで良かったのか。

民進党は臨時党大会で蓮舫代表代行を新代表に選出した。選挙戦は盛り上がりに欠けたが、それでも唯一関心を集めたのが蓮舫氏の「二重国籍問題」だった。本人の発言は変遷し、党内外から選挙のやり直しを求める声が上がるなど、新体制の船出は早くも暗礁の気配が漂う。本当にこれで良かったのか。

二重国籍だけが問題ではない

政治家として甘い認識

変わらない民進党の体質

「怪奇現象」といえる民進党代表選

 民進党代表選では、にわかには信じ難い「怪奇現象」が起きている。候補者の一人、蓮舫代表代行が13日に台湾籍を持つことを明かし、「二重国籍疑惑」が事実だったことを認めたにもかかわらず、代表選での優位は動かないのである。国籍法は、「外国の国籍の離脱に努めなければならない」と定める。蓮舫氏はその規定を順守せず、自身がどの国の国籍を持つかも把握しないまま、天皇が任免する認証官である閣僚まで務め、産経新聞が疑問点を指摘しても「意味が分からない」と逃げてきた。民進党議員らは、そんないい加減な人物が、政権交代があれば首相となり得る野党第一党代表の座に就くことに、何の疑問も感じないのか。だとすれば背筋が寒くなる。
 民進党という狭い「コップの中」で、勝ち馬に乗ってポストを得るためだと考えているのなら、まさに国民不在である。そうではなくて、何が問題か理解できていないとしたら、ますますどうしようもない。例えば岡田克也代表は、周囲から「これは問題ですね」と忠告されてもピンとこない様子だったという。8日の最後の代表記者会見では、蓮舫氏を擁護してこんなことを語っていた。「お父さんが台湾の人だから、何かおかしいかのような発想が一連の騒ぎの中にあるとすると、極めて不健全なことだ。多様な価値観を認めるわが党が目指す方向とは全く異なる」
 永田町では「理路整然と間違う」と言われてきた岡田氏だけあって、最後の瞬間まで焦点が外れたままのようだ。誰も蓮舫氏の父親が台湾人であることなど問題視していない。そもそもこれは、価値観の問題ではない。公党のトップに立とうという者が法令を守り、手続きをきちんと踏んでいるかどうかの話だ。蓮舫氏自身も7日の報道各社のインタビューで、代表選で国籍が話題になったことについて「非常に悲しいなという思いはある」と述べていた。
 だが、正当な指摘や批判を、まるで他民族やマイノリティーへの差別であるかのようにすり替えるやり方は、本当に差別に苦しむ人々を軽んじ、利用するかのようでいただけない。救いは、決して多くは聞こえてこないものの、民進党内にも得心できる意見があるのが分かったことだ。井戸正枝元衆院議員は13日付のブログで、こんな正論を展開していた。「問題の本質を『差別』や『多様性』他の言葉で覆い、他のことには触れない、というのはどうなのだろうか。今回はあくまで『公人』のコンプライアンスの問題が発端なのだから、そこから逃げてはいけないのだと思う」
 安倍晋三政権に批判的な政治評論家、森田実氏も13日付のフェイスブックで、「民進党の自殺行為に等しい大愚行です。狂気の沙汰です」と警告し、代表選やり直しを訴えていた。民進党は今、それとは知らずに崖っぷちに立っているのではないか。(阿比留瑠比、産経新聞 2016.09.15)

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迂闊さが問題を広げた蓮舫氏

 残念でならない。蓮舫氏が「二重国籍」だったことではない(私は重国籍賛成派である)。せっかく「多様なバックグラウンド」を持つ「女性」が、もっと言えば、2015年1月の代表選挙の時には推薦人が集まらず撤退したところから、多くの人々を巻き込み立候補に至ったという経緯も含めて、再チャレンジを立派に成し遂げた蓮舫氏の「王道を行く戦い」が、別の形で注目を浴びたこと、そして、ある意味で最も肝心なところでの迂闊さが、問題を大きく拡げたという点である。
 政治家は批判されるのが仕事のようなところがある。それが理不尽で受け入れ難いものであっても、自分の「叩かれやすい部分」を自覚することは、「どこでつつかれるか」も想定もできるということだから、事前に対処をしておかなければならない。念には念を入れて、である。本来の仕事を妨げることがないよう、そうした憂いをつぶしていく作業を疎かにしてはいけないのだ。
 残念なことのもうひとつは、党内ではこのことに関して言及する政治家が少ないことだ。語ってはならぬ的な雰囲気があるようにも感じる。そこには危機感も感じる。外向きに発信している場合でも、問題の本質を「差別」や「多様性」他の言葉で覆い、他のことには触れない、というのはどうなのだろうか。
 今回はあくまで「公人」のコンプライアンスの問題が発端なのだから、そこから逃げてはいけないのだと思う。
党としても、党に所属する議員・政治活動者としても、だ。しかし、あまりに軽く「差別」や「多様性」が用いられるのはつらいなあ。
そう思っているなら・・・。アクティビストとしては、ついつい、愚痴も出る。(井戸正枝公式ブログ 2016.09.13

蓮舫氏と比較される人々

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