毒ヘビVS毒サソリ ロシアとウクライナ

毒ヘビVS毒サソリ ロシアとウクライナ

ウクライナをめぐって世界が駆け引きを続けている。欧米発の情報だけではウクライナ危機の実相は見えない。

問題の焦点

 ウクライナをめぐる情勢は、とりあえず停戦が維持され小康状態が続いてはいるものの、根本的な解決の見込みはまったく立っていない。日本人にとってはともすれば「旧ソ連内の争い…」と思ってしまいがちな部分もあるが、帝政ロシア以来の民族問題、「欧州とアジアの境界はどこ?」という根源的な問題にエネルギー・農業をめぐる思惑も絡む、極めて複雑な構造を抱える。世界規模での安全保障を左右するこの問題を、日本はどう理解し、行動すべきだろうか。

危機の黒幕は?

  • 佐藤優が分析する ウクライナ危機の黒幕

    佐藤優が分析する ウクライナ危機の黒幕

    ウクライナ人とロシア人は民族意識の分節化が十分にできていない。こういうところで突然分化が始まると、差異を強調しなければならないので、対立がエスカレートする。 

日本のとるべき道

  • クリミアと尖閣は表裏一体  日米同盟の緊密化が世界秩序を維持する

    クリミアと尖閣は表裏一体 日米同盟の緊密化が世界秩序を維持する

    ウクライナ東部では親ロシア派武装勢力が占拠を続け、解決の見込みは依然立たない。この危機に対し、米国とEU、日本は今後一致してロシアに厳しく対処しなければならない。

  • 日本は今後ロシアとどう付き合うべきか

    日本は今後ロシアとどう付き合うべきか

    今秋に予定されていたロシアのプーチン大統領の訪日が延期された。だが、これで日本とロシアの関係が逆戻りして冷え込んでしまったとみるのは早計だ(長谷川幸洋氏)

  • ウクライナ停戦 米欧は対露圧力緩めるな

    ウクライナ停戦 米欧は対露圧力緩めるな

    ウクライナ東部で戦闘を続けてきた同国政府と親ロシア派武装勢力が停戦で合意した。

ロシアとウクライナ、複雑な歴史

下記のまとめが、ロシアとウクライナ間の歴史、最近の情勢などを簡潔に押さえている。

(ウクライナの)西側は古くからユダヤ人問題をかかえており、ポグロム(市民によるユダヤ人迫害)やホロドモール(ソ連政府による計画的飢饉)を経験しています。いわゆる反政府デモ隊には、公然と反ユダヤ主義を主張する政党も含まれています。

東側はロシア系住民なので、民族主義的な感情はさほど高まりません。ロシア帝政時代、農奴から生じたウクライナコサックという人たちが居ましたが、絶滅政策に遭い、その後ロシア系住民が移入して入れ替わってしまいました。従って、彼らは厳しい民族経験を持ちません。

ウクライナにとっての、ロシアvs米欧の立場をシンプルに整理しているのが下の記事。

“ウクライナ問題はなぜ終わらないのか”

「ロシアVSアメリカ・EU」の歴史的背景とは?

   

毒ヘビVS毒サソリ ロシアとウクライナ

ウクライナ問題で、日本が取るべき方向性は?

  • 61

    日本は対米・EU関係を重視すべき

  • 29

    対露関係重視

  • 146

    独自路線

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