師走の審判 本当の争点は何か
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師走の審判 本当の争点は何か

2年ぶりとなる師走の選挙戦の火ぶたが切られた。安倍晋三首相は21日の記者会見で「アベノミクス解散」と銘打って、自身の経済政策の成否について国民に信を問う考えを示した。「争点が見えにくい」と多くの国民が疑問を抱く今回の総選挙。本当の「争点」は何か、いま一度考えたい。

2年ぶりとなる師走の選挙戦の火ぶたが切られた。安倍晋三首相は21日の記者会見で「アベノミクス解散」と銘打って、自身の経済政策の成否について国民に信を問う考えを示した。「争点が見えにくい」と多くの国民が疑問を抱く今回の総選挙。本当の「争点」は何か、いま一度考えたい。

解散日に想う

衆院が解散され、万歳する議員らと安倍晋三首相(中央左)
=21日午後、国会・衆院本会議場
 2年ぶりとなる師走の総選挙の火ぶたが切られた。安倍晋三首相は21日夕の記者会見で「この解散はアベノミクス解散だ。間違いか、正しいか国民に聞きたい」と熱弁をふるった。だが、21日付の朝日新聞世論調査によると、首相が表明した解散理由について、6割を超える国民が「納得できない」として反対の意思を示した。
 むろん、「電撃解散」への風当たりは政権も肌で感じているだろうが、「なぜ今なのか」ともどかしさが広がる国民の声に対しては、真摯に受け止めて丁寧に説明すべきである。
 それにしても、今回の選挙は「争点」が見えにくい。首相は18日の会見で「税制こそ議会制民主主義と言っていい。税制において大きな変更を行う以上、国民に信を問うべきである」と述べたが、消費税率を引き上げることを理由に解散するならともかく、「税率を上げないことで信を問う」と言われても正直ピンと来ない。
 アベノミクスの成否を問うにしても、まだ多くの国民が「恩恵を受けていない」と感じているのであれば、いまの時点で「アベノミクスを評価しろ」と言われてもやはり戸惑うばかりである。
 何だかよく分からないまま、唐突に始まった師走の選挙戦。民意を問うのにかかる総費用は700億円とも言われるが、国民一人ひとりがそれだけのコストに見合う選挙だったと思える結果になるのか。今回の選挙は、有権者自身で「争点」を見つけて投票する、そんな選挙にならざるを得ないのかもしれない。(iRONNA編集長 白岩賢太)

屋山太郎が斬る

争点と焦点を解説

「大義」とは何ぞや

花田紀凱の「天下の暴論」


 いよいよ解散。
 21日朝刊各紙の1面を見ると朝日が露骨に反安倍で突っ走っている。

 読売「衆院きょう解散 各党公約急ぐ」
 毎日「衆院きょう解散 安倍政権2年問う」
 産経「衆院きょう解散 野党共闘 見えぬ最終形」
 東京「安倍政治を問う 衆院きょう解散」

 全紙1面トップの見出しは「衆院解散」だ。ところが朝日だけは、なんと「年金弱者支援見返り検討 来年度消費税先送りで」
 もちろん小さく「衆院きょう解散」とは入っているけれど、トップの見出しは「年金弱者――」。
 あまりに露骨ではないか。しかも、見送りはまだ決まったわけではなく「検討段階」。
 「見当」違いもいいところだ。
 記事の中でも〈政権幹部〉が〈年金の弱者対策は来年度に導入できない見通しを示し、財務省と厚生労働省は見送りの方向で検討に入った〉
 増税を延期すれば、社会保障にシワ寄せが来るのは当然予想のつく話で、「決定」ならまだしも「検討段階」なら、ニュースでもなんでもない。
 少なくともトップニュースには値しない。
 安倍政権に対する嫌がらせがミエミエだ。
 朝日に聞きたいのだが、ならば朝日は安倍以外の誰なら総理にふさわしいと考えているのか。
 代案なしの反対論などクソの役にも立たない。
 (Yahoo!ニュース個人より転載

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