韓国に「慰安婦の日」ができるらしい
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韓国に「慰安婦の日」ができるらしい

韓国の国会が8月14日を法定の「慰安婦の日」とする議決をしたという。慰安婦問題を蒸し返す韓国に今さら驚きはしないが、北朝鮮リスクが高まる中、この期に及んでまた慰安婦である。iRONNA韓国リポート第三弾は、訪韓したトランプ米大統領も仰天した(?)韓国の慰安婦事情!

韓国の国会が8月14日を法定の「慰安婦の日」とする議決をしたという。慰安婦問題を蒸し返す韓国に今さら驚きはしないが、北朝鮮リスクが高まる中、この期に及んでまた慰安婦である。iRONNA韓国リポート第三弾は、訪韓したトランプ米大統領も仰天した(?)韓国の慰安婦事情!

「償った」では意味がない

コロコロ変わる証言

北への無力感は日本も同じ

あまりに深い日韓の溝

 慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的に解決」したことを盛り込んだ2015年12月の日韓合意から、まもなく2年を迎える。今年5月に就任した文在寅政権は未来志向の日韓関係を強調するが、韓国国会が8月14日を「慰安婦の日」に制定するなど、日本人の「反韓」をあえて買うような動きが目立っている。なぜ、慰安婦問題は「解決」できないのか。その問いを探るべく、今年8月、韓国で取材した。
フランシスコ教育会館にある慰安婦像
=2017年8月12日、韓国ソウル
フランシスコ教育会館にある慰安婦像 =2017年8月12日、韓国ソウル
 高層ビルが立ち並ぶソウル市内。慣れない地下鉄を乗り継ぎ、「慰安婦像設置マップ」なるグーグルマップをスマートフォンで確認しながら、まずたどり着いたのは、フランシスコ教育会館だった。その敷地内にひっそりと建てられた慰安婦像は、ショートカットの少女の立像で、かかげた手には蝶が止まっている。一見かわいらしく見えるが、瞳をのぞくと虚ろで、なんとなく不気味さも漂う。これは高校生による募金活動で建立されたというが、こうした慰安婦像は韓国内だけでも80体以上にのぼるとされている。
 「慰安婦合意のとき、安倍晋三首相自身が直接、被害者の方々を訪れたほうがよかった。合意した内容を会見で話して終り、というのは惜しいですね」
 「日本側は慰安婦問題について、お金で解決できる問題だと考える傾向があるが、それは違う。賠償を要求する人たちもいるけれど、大体の人は、お金の問題ではないと思っていますよ」
 延世大大学院の男子学生2人は慰安婦合意についてこう語り、日本側の対応に不満を募らせる。安倍首相が「先の世代の子供たちに、謝罪の宿命を背負わせてはならない」と戦後70年談話で、両国に重く横たわる慰安婦問題解決のために思い切った表現をしたが、効果があったとはいえないのが現状だ。
 また、かつて文氏のブレーンを務めた延世大教授の金基正氏も歴史問題の解決を急ぐ安倍首相に危惧を覚えるという。
 「歴史問題は安倍政権と文政権が共に考えていく必要がありますが、すべて解決することができると思えません。なぜならば、歴史は人々の記憶に関する問題だからです。何千年の両国家の歴史のなかで私たちはいま、一部分を占めているにすぎない。政治家が間違った決定をすると、その傷が、人々の心に、記憶に、あまりにも長い間残ってしまう。朴槿恵政権の対日政策の失敗がそこにある。そのような失敗を文政権や安倍政権にしてほしくないんです」
 先の大戦における日本の侵略を認め公式に謝罪した村山談話のように、日本においても、その時々の政権の決定が後々になって禍根を残したケースは多い。
 想像はしていたが、やはり日韓の歴史問題で妥協点を見出すことはかなり難しいようだ。だが、韓国国民の日本に対する意識の変化がないわけではない。日本では終戦記念日にあたる8月15日、ソウル市内にある安重根義士記念館を訪ねた。「安重根」という名前を聞いた際の感情は、日本人と韓国人では大きく異なる。韓国併合後、初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した「テロリスト」は韓国では英雄として語られる。展示物のなかには、ハルビン駅で安重根が伊藤を銃殺する場面をリアルに再現したものもあった。
 「日本人から見ればショッキングに感じるかもしれませんが、ありのままの事実を伝えるのも記念館の役割です。二度とこんなことがあったらいけない、ということを伝えていかなければいけません」。事務局長の李惠剝氏はこう力説したうえで、意外な事実を教えてくれた。
 「以前は日本軍の残虐な行為を伝える写真もありましたが、現在は展示していません。いつまでもそればかりを考えていてはいけない。隣国として日本とも仲良く、一緒に歩んでいかなければいけないからです」
 日本では「反日」の象徴として知られる安重根だが、日本の植民地政策は憎んでいたものの、東洋平和を構想し、親日派だった側面も伝えていきたいと李氏は語る。ただ、延世大の大学院生や金氏が言う通り、やはり韓国人にとって慰安婦問題をめぐる日本のイメージは変わっておらず、両国間にできた溝はあまりに深い。
 「加害者としての記憶と、被害者との記憶が違うということはありえます。適切ではないかもしれませんが、さだまさしの歌に『つぐない』という曲があります。加害者はこれで解決しようと言うけれど、被害者の気持ちは違うかもしれません。傷ついたことを知ってほしいというところもあるかもしれない。政治的な決定ですべてのことを定めることはできないし、これ以上記憶しないで、という決定もできないのではないでしょうか」
 先の取材の中で日本のシンガーソングライター、さだまさしさんの歌を引き合いにこう語った金氏の言葉が、日韓の隔たりを象徴しているようで、しばらく耳から離れなかった。(文と写真、iRONNA編集部、川畑希望)

「抱きつき慰安婦」

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拡散を続ける「慰安婦」

ユネスコは設立当初の理念に立ち戻れ

「連れて行かれる」と題した絵。元慰安婦が描いたとされ、慰安婦関連資料の一つとしてユネスコに登録申請されていた(韓国・国家記録院のホームページから)
元慰安婦が描いたとされる「連れて行かれる」と題した絵。関連資料の一つとしてユネスコに登録申請された(韓国・国家記録院のホームページから)
 中国が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶(記憶遺産)」に申請した「南京大虐殺」が登録され「日本軍慰安婦」が見送りとなったのは2年前だ。当時、ユネスコは「慰安婦」を次期(2016-17年)に再度申請するよう助言した。
 このままでは彼らの主張する「慰安婦性奴隷」が登録されてしまうだろう。何としても阻止したい。私はユネスコ関係資料を丹念に調べた。ある1文が目に飛び込んだ。
 「1カ国は申請2件まで。2カ国以上で共同申請する場合は制限なし」
 その瞬間、「この方法で私たちも申請して同じ土俵に上がろう」と決心した。あちらは国がかり、こちらは資金も後ろ盾も何もない。でも、やるしかない。
 16年、われわれ日米4市民団体は「慰安婦と日本軍の規律に関する文書」を共同申請した。慰安婦を「日本軍の公娼制度に従事した女性」と定義し、決して性奴隷ではなかったことを証明する公的文書を申請した。
 中国側は、韓国、日本など8カ国・地域の市民団体で「慰安婦の声」を共同申請した。「慰安婦は日本軍の性奴隷」と定義し、「ホロコーストやカンボジアの大虐殺に匹敵する戦争悲劇」と記した。彼らはユネスコ関係者を招いて国際会議も開いた。
 劣勢のわれわれに助っ人が現れた。カナダ・イスラエル友好協会だ。
協会はユネスコに意見書を出し、「ユネスコは反イスラエルと反日に政治利用されている。悲劇を誇張するためにホロコーストを使ってはいけない。ユネスコは設立当初の理念に戻るべきだ」と主張した。
 中韓日などの申請は、元慰安婦の描いた絵なども含めて2744点もあった。その中に米国立公文書館が保存する戦時中の文書が含まれていることが分かった。われわれが申請した文書とほぼ同じものと思われる。慰安婦の定義がまったく違うのに、同じ文書を申請しているのはおかしなことだ。
 そこで、私たちはユネスコに申請者間で協議を持つことを提案した。日本の学者100人もユネスコに関係者に対話の機会を提供するよう求める声明を出してくれた。だが、ユネスコからは何の反応もなかった。
 ユネスコは10月末、両申請の登録判断を見送り、申請者間の対話を促すと発表をした。これまで「慰安婦性奴隷」の一方的な主張側にあった国際機関が、私たちの主張の存在を認めたのは非常に画期的なことだ。
 誰もが、われわれの負けを予想した第1ラウンドは引き分けとなり、思いがけない第2ラウンドの「対話」が用意された。これからどうなるか分からない。しかし、われわれは精いっぱい努力する。読者の方々には、ぜひ応援いただきたい。
 慰安婦問題いまだ終わらず。ユネスコを舞台にこれからが勝負だ。(「なでしこアクション」代表・山本優美子、zakzak 2017.11.27
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