正義とは何か「反ヘイト」という名の差別

正義とは何か「反ヘイト」という名の差別

在日韓国人らへの憎悪をあおる「ヘイトスピーチ」を根絶するため、日本政府に具体的な対策を求める決議を韓国国会が採択した。決議は韓国に批判的な日本の保守運動や政治家までも、一部の極右団体と無理に結び付ける印象操作との懸念も拭えない。「反ヘイト」という名の差別が広がる現実。正義とは何か。

「臭いものに蓋」する人々

  • 「右翼」「排外主義」狂奔するレッテル貼り

    「右翼」「排外主義」狂奔するレッテル貼り

    後退を続ける反日反国家メディアの切り返しはそのために在日問題を利用し、歪めている。反日メディアも在特会も、本国人と在日の人たちを混同するという誤りに陥っている。

選挙の争点にならないのはなぜ

  • 反ヘイトの問題と選挙における議論の幅

    反ヘイトの問題と選挙における議論の幅

    問題は、差別の対象となってしまっているマイノリティの人々そのものではなく、その人々を具にしての民族主義的なヘイトスピーチと、それに対する反ヘイトという市民グループが暴徒化して、極右と極左で文字通り殴り合いになってしまっていることです。

「ヘイトの象徴」名指し

警察庁は3日、国内外の治安情勢をまとめた2014年版「治安の回顧と展望」で「在日特権を許さない市民の会(在特会)」を、「極端な民族主義・排外主義的主張に基づき活動する右派系市民グループ」の一つとして、初めて団体名を明記して動向を取り上げた。警察庁によると、今年、在特会をはじめとする右派系市民グループによるデモを13都道府県で約110件(10月末時点)確認し、双方計35人(同)を摘発。回顧と展望は、来年も両者間のトラブルが懸念されるとした。警察庁の担当者は、在特会に直接触れた理由を「(右派系市民グループの中で)象徴的、代表的だからだ」と説明した。 
■ 在特会は「極端な民族主義」(産経新聞 2014.12.3)
■ 在特会を名指し 「ヘイトスピーチ」禁止を韓国が要求(産経新聞 2014.12.2)

変わる若者たち

  • 日本人の「社会の心」はどこへ

    日本人の「社会の心」はどこへ

    「ヘイトスピーチ」や「専業主婦志向の若い女性たち」など若者の保守化を思わせるニュースを聞く一方、海外の名門大学に留学する若者たち。この20年間の日本人の「社会の心」の変化を吉川徹・大阪大学大学院人間科学研究科教授が分析する。

東山紀之が「反ヘイト本」?

「朝鮮人を殺せ!」「在日は半島へ帰れ!」排外デモ、嫌韓本、ネット……あらゆる場所にあふれかえるヘイトスピーチ。差別的言動をいさめるどころか、野放しにし、ヘイト主義者たちと一体となり助長させている安倍ヘイト政権。いまの日本の差別国家ぶりには目を覆いたくなる現状だが、そんななかある1冊の本が“反ヘイト本”として注目を集めている。東山紀之の自伝エッセイ『カワサキ・キッド』(朝日新聞出版、2010年刊)だ。東山といえば、ジャニーズ事務所所属のベテランアイドル。最近では私生活でも妻である女優の木村佳乃との間に二女をもうけ、ジャニーズアイドルとしては御法度の父親としての私生活もあえて積極的に語るなど、“物を言うアイドル”としての一面も見せている。『カワサキ・キッド』は09年1月から1年4カ月の間「週刊朝日」に連載されたものだが、神奈川県川崎市で育った東山の極貧だった少年時代や、祖父がロシア人という出自など、それまで明かされなかった数々の秘話が告白されたことで当時は話題になっていた。しかし、刊行から5年のときを経た今あらためて同書を読み返すと、東山の“反ヘイト精神”が全編を通して貫かれていることに驚かされる。
■ 自らのルーツと在日韓国人への思いを告白(LITERA 2014.11.29)

どこまで許される

  • 宮司がブログでヘイトスピーチ?

    宮司がブログでヘイトスピーチ?

    中韓関連のニュースが流れるたび「ネトウヨ(ネット上で右翼的な言動を行う人々)」が、罵詈雑言を書き込んでゆく。驚くのは、世界遺産として認定されている吉水神社の宮司さえ公式ブログ上で差別的な発言を行っていることだ。

  • 橋下市長vs在特会にみるエンタメ報道

    橋下市長vs在特会にみるエンタメ報道

    メディアは橋下徹大阪市長と在特会・桜井誠会長との面談を「プロレス観戦」のように「客観・事実」報道した。そのやり方は、小泉純一郎氏が首相時代にやった郵政民営化を問うだけの総選挙に有権者も乗っかった騒ぎとも共通している。

  • 韓国の皆さんへ 嫌・嫌韓本のススメ

    韓国の皆さんへ 嫌・嫌韓本のススメ

    PACO(東京都) 誇り高き韓国の皆さん。ぜひとも嫌韓本の内容について、「理論的に」「根拠に基づいて」反論した嫌・嫌韓本を出してくださいな。

安易な法規制は許されない

 特定の民族を十把一からげに批判して「日本から出て行け!」などとがなり立てるヘイトスピーチが問題になっている。愚弄や脅迫に近いヘイト団体の排外的な言辞は許せないとばかりにアンチ団体も出てきて都心で双方がガチンコ勝負、でも国民はドン引き…という、おなじみの光景をどう考えるのか。
 月刊正論1月号に寄稿した麗澤大の八木秀次教授は、左派メディアが、保守運動や保守政治家に対し、こうした「ヘイト団体」との関係をこじつけ、「悪」のレッテル貼りに興じる欺瞞(ぎまん)を指摘。「ヘイト団体」の行動は日本人の美徳に反し許されないとしながらも、それを正義面で保守批判に利用する側の狙いやイカサマぶりを断じた。
 一方で、左派は韓国が国を挙げて世界中で展開中の日本人へのヘイトスピーチは決して問題にしない。拓殖大客員研究員の岩田温氏は、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)がヘイトなら日本人を醜いとした大江健三郎氏の言辞も「紛れもなくヘイトスピーチ」として彼らのダブルスタンダードを突いている。
 評論家、小浜逸郎氏は「ヘイトスピーチ」が「憎悪的な表現だからという理由だけで悪だと決めつけるのは思考停止だ」と指摘。在特会の主張のうちまともな部分にまで目をつむるのは「臭いものには蓋」の事なかれ主義だと批判した。青学大の福井義高教授は、「慰安婦」「南京」で日本を擁護する歴史認識までがヘイトスピーチだとして処罰されうるヘイト規制の“先進地”欧州のような状況を、日本で招いてはならぬと警鐘を鳴らした。(安藤慶太)

正義とは何か「反ヘイト」という名の差別

反ヘイトスピーチの動きが活発化していることについてどう思いますか?

  • 423

    メディアによる印象操作の一環だと思う

  • 1107

    中韓批判を抑え込む狙いがあると思う

  • 46

    よく分からない

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