東日本大震災10年目の述懐
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東日本大震災10年目の述懐

東日本大震災は発生から10年の節目を迎えた。あの日、われわれは成す術もなく自然の猛威を改めて実感し、原発事故を含め「想定外」として受け入れるしかなかった。ただ、無力さの中で何ができるかの議論は進んでいる。当時、政府や自衛隊、同盟国として関わった3識者が、10年を経た万感の思いとともに、防災対策の真の在り方を問う。

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越智小枝

越智小枝

東京医科歯科大学医学部医学科卒業後、膠原病・リウマチ内科医として10年の臨床経験の後、公衆衛生大学院へ留学。留学直前に東京で東日本大震災を経験し、留学先から福島県相馬市にボランティアとして度々勤務。WHO、Public Health Eng

岡本拓司

岡本拓司

東京大大学院総合文化研究科准教授。昭和42年生まれ。東大大学院理学系研究科科学史・科学基礎論専攻単位取得退学。平成17年より現職。専門は科学史、技術史、高等教育史。著書に『科学と社会』(サイエンス社)など。

松崎一葉

松崎一葉

筑波大医学医療系産業精神医学・宇宙医学グループ教授、医学博士。昭和35年、茨城県生まれ。筑波大大学院博士課程修了。専門は産業精神医学、宇宙航空精神医学。産業精神科医として、多くの企業でメンタルヘルスの治療や環境作りに取り組む。また、宇宙航空

長谷川一男

長谷川一男

NPO法人「肺がん患者の会ワンステップ」代表。昭和46年、東京都生まれ。喫煙歴はないが、平成22年に肺がんを発症し、現在「ステージ4」。27年にワンステップを設立。全国6つの肺がん患者会でつくる「日本肺がん患者連絡会」の代表も務めている。2

松本博文

松本博文

将棋ライター。昭和48年、山口県生まれ。東大法学部卒。将棋のネット中継に草創期から携わる。著書に『ルポ電王戦』(NHK出版)、『ドキュメント コンピュータ将棋』『東大駒場寮物語』(以上、KADOKAWA)など多数。近著に『藤井聡太はAIに勝

落合道夫

落合道夫

東京近代史研究所代表。昭和18年、静岡県生まれ。北海道大、国際基督教大卒。研究分野は近代史と政治思想(共産主義、国体政策)。アパ歴史懸賞論文で「真の近現代史観」他が入賞。著書に『黒幕はスターリンだった』(ハート出版)など多数。

林吉永

林吉永

NPO国際地政学研究所理事、軍事史学者。昭和17年、神戸市生まれ。40年に防衛大卒業。米国空軍大学留学、航空幕僚監部総務課長などを経て、航空自衛隊北部航空警戒管制団司令、幹部候補生学校長などを歴任。退官後、防衛研究所戦史部長、日本戦略研究フ

服部孝章

服部孝章

立教大学名誉教授。昭和25(1950)年、北海道生まれ。東海大助教授、立教大学社会学部教授などを経て現職。メディア総合研究所運営委員、BPO放送倫理検証委員会委員なども歴任。専門分野はメディア情報法。著書は『現代メディアと法』(共編著)『2