2018年08月30日 11:04 公開

ロシアの鉄鋼会社で幹部を務めるベルギー人男性が29日、9階建てのビルから転落し死亡した。現地メディアが伝えた。

亡くなったのは、ノボリペツク製鉄所(NLMK)の研究開発担当副社長、ブルーノ・シャルル・ド・クーマン博士。

ロシアのタス通信によると、ド・クーマン氏はモスクワのクレムリン宮殿に近いセラフィモビッチ通りにあるマンションから転落したという。

転落の原因などはわかっておらず、警察の捜査が続いている。

NLMKは声明でドクーマン副社長の死を発表し、遺族などに哀悼の意を示した。同社は声明の中で「全ての状況が明らかになるまでこの悲劇の詳細へのコメントは控える」としている。

NLMKはロシア有数の鉄鋼会社で、世界的大富豪の1人、ウラジーミル・リシン氏が所有している。

リシン氏は最近、ウラジーミル・プーチン露大統領の経済顧問が採鉱会社に対する税金引き上げを提案した後、全資産の4%に当たる8億3200万ドル(約930億円)相当の株式を失った。

プーチン大統領の側近は、この税収は社会福祉向け支出の拡大に振り向けられるとしている。

リシン氏は、この計画を強く批判している。

(英語記事 Steel executive found dead in Moscow street