2018年09月14日 14:16 公開

ロンドン西部フラムの男子校からドレッドヘアを理由に停学を通告された生徒はこのほど、校則を改定した学校側から、髪を切らなくても復学していい考えを示された。

男子校フラム・ボーイズ・スクールの生徒だったチカジー・フランダーズさん(12)は昨年10月、ドレッドヘアーの髪を切らないと停学処分にすると通告された。

チカジーさんの母親チューズデー・フランダーズさんは、学校の要求がフランダーズさんの信仰ラスタファリへの攻撃だとして学校側を提訴した。

両者は現在、和解している。

チカジーさんは自主的に退学して今は新しい学校に通っているが、フラム・ボーイズ・スクールから、条件付きで復学を歓迎すると告げられたという。条件は、ドレッドヘアーを「襟の上に触れないよう結ぶか、学校が同意した色の布で覆うか」だ。

母親のフランダーズさんは、「親として、学校と教員には、教育を通じて子どもたちの生活を形作ってくれると信頼を置いている。でも絶対に、子どもたちのアイデンティティーや信仰を表現する能力を制限するべきではない」と述べた。

フラム・ボーイズ・スクールのアラン・エベニーザー校長は、同校が「公開している苦情手続きに従って、今回の苦情に対処した」と話した。

同校の制服と身だしなみに関する厳しい校則は、「フラム・ボーイズ・スクールの気風を守るために引き続き」運用すると同校長は加えた。

エベニーザー校長は、「当校の生徒の20%近くが私立校出身だが、彼らは生徒の40%を占める社会的に恵まれない家庭の子どもたちと肩を並べて学んでいる」と説明した。

「当校の制服規定はつまり、誰の親が大金を稼ぎ、誰が貧しい地域から通っているのか判断できないということだ。大事なのは性格だけだと示すもので、向上心を上げるものでもある」

学校理事会の苦情処理委員会は、制服と身だしなみの校則について、該当する法規に照らし合わせて見直すよう同校に申し入れた。

平等人権委員会(EHRC)のデイビッド・アイザック会長は、「同校が今回の過ちを認めたことと、校則の改定に合意したことに我々は満足している」と述べた。EHRCは、フランダーズさんの裁判費用を援助した。

学校がある地域の裁判所は和解を受けて、同校に対しチカジーさんと母親に和解金と訴訟費用を支払うよう命じた。

(英語記事 Banned schoolboy 'can keep dreadlocks'