2018年11月02日 11:53 公開

英ヒースロー空港で10月28日、日本航空(JAL)の実川克敏副操縦士(42)が、乗務前に規定値の9倍以上のアルコールが検出されたとして逮捕された。実川容疑者は罪状を認めている。

日本のNHKによると、空港に向かっていた乗務員用バスの運転手が、副操縦士が酒臭いことに気づいて警察に通報したという。

実川容疑者の血液からは、100ミリリットルあたり189ミリグラムのアルコールが検出された。パイロットの上限値は血液100ミリリットルあたりアルコール20ミリグラムで、検出値は上限値の9倍超にあたる。

同容疑者は1日、ロンドン西部のアクスブリッジ治安判事裁判所に出廷した。法律の上限を超える血中アルコール濃度について、罪状を認めた。現在は再び勾留されている。判決は今月29日、アイルワース刑事法院で言い渡される予定。

実川副操縦士はロンドン・ヒースロー空港発、東京・羽田空港行きのJL44便に乗務する予定だった。しかし、出発時間の50分前に行われた呼気検査で、同容疑者から規定値を超えるアルコールが検出された。 JL44便は出発が1時間9分遅れた。

JALは記者会見を開いて謝罪し、再発防止に取り組むと述べた。

6月には英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のジュリアン・モナハン操縦士が、血液100ミリリットルあたり86ミリグラムのアルコールが検出されたとして逮捕され、禁錮8カ月の有罪判決を受けた。BAのこのパイロットは乗務のためロンドン・ガトウィック空港に向かう前、2ショット分のウォッカを3杯飲んでいたという。

(英語記事 Drunk Japanese pilot arrested at Heathrow Airport