2018年11月22日 12:15 公開

英人気リアリティー番組「ビッグ・ブラザー」の出演者ルイス・グレゴリーさんは、自分の性器が写った画像を写真共有アプリ「スナップチャット」で女性に送りつけたとして話題になっている。わずか3日前にも送ったばかりだ。

グレゴリーさんは、BBCの番組「ヴィクトリア・ダービーシャー・プログラム」に出演した際、次のように話した。「しばらくの間、話をするんです。なんとなくこの話題になって、結局、写真を1〜2枚共有します」。

「私からちょっと思わせぶりなことを言って提案する時もあるし。相手がすることもあるかもしれない」

「例えば、相手の女性が泡風呂に入っている写真を送ってくるかもしれないし、僕の方からそういう写真を送ることもあるかもしれない」

こうした画像を送るのは、相手に求められた時だけだとグレゴリーさんは話した。

自分の性器の写真を一方的に送りつけるのは「気味が悪く」「変態っぽい」と言い、「そんなことは絶対しない」と加えた。

自分が送った写真を嫌がった女性はこれまで1人もいないとグレゴリーさんは話す。

「鈍感になる」

しかし「ディック・ピック(男性器の写真)」と呼ばれることが多いこうした性的な画像を、受信者の同意を得ずに送りつける行為がどんどん普通になってしまう恐れがある。

元モデルでありライターのスティナ・サンダースさんは、男性から性的な画像が毎日2〜3枚は送られてくると話す。

ここ3〜5年ずっとそんな感じだが、全て、欲しくもない写真だと言う。

「こういう写真をまた受信するようになった時、本当にショックだったし不快だった。見たくなんてありません」とサンダースさんは述べた。

「実のところ今はかなり慣れてしまい、鈍感になってしまいました」

サンダースさんは、自分の職業がそういった写真を送っていいと男性に思わせているのだと考えている。

「私は、記者としてセックスやデート、交際についてかなり書いています。それで人々は、こういう写真を勝手に送っていいと思うのでしょう。本当はそうじゃないのに」

サンダースさんは、写真を送ってきた男性に返信することもあると言う。なぜこんなことをするのかと聞くためだ。

「返事してこない人が多いけど、でも単に挨拶したいだけだって言う人も多くいます」と加えた。

「だったら挨拶してよ! 方法なんて他にいくらでもあるのに」"

「驚くべき」自覚のなさ

BBCラジオ5ライブが行なった調査によると、英国の成人3人に2人は、性器の写真を誰かに一方的に送りつける行為は犯罪であるべきだと考えている。

英司法省は、「すでにさまざまな既存法に触れる違法行為であり、違反者を起訴できる」と話す。

しかし「女性と平等委員会」の委員長でもある保守党のマリア・ミラー下院議員は、新たな法制度を求めている。

ミラー議員は、もしこのような行為が「現実世界」で行われたら、「公然わいせつ罪」に問われると指摘した。

ミラー氏は、自分にも男性の性器が写った写真がツイッターで勝手に送られてきたことがあると話すが、しかしこうした画像が子供や若年層に影響を及ぼしかねない害に焦点を当てたいとしている。

英国では、性的にあからさまな画像を18歳未満の人に送るのは性犯罪だが、ミラー氏は、この行為に関して「驚くべき」自覚のなさが存在すると考えている。

「18歳未満が相手ならこれは性犯罪だと(いう事実に)、みんなが気づいてくれたらと思う」と述べ、送った人は性犯罪者リストに記載される可能性もあると加えた。

ミラー氏はまた、オンライン環境では「画像を送る相手の年齢を確かめる方法がほとんどない」ことも懸念している。

サンダースさんの場合、一方的に何かを送りつけるのを犯罪行為とするほかにも、このような問題を学校でもっと教育することも解決法になると考えている。

「心構えを変えることに尽きます」と述べた。

サンダースさんは、アプリもまた、今送ろうとしている画像が不適切なものである可能性にもっと気づかせられるのではないかと話した。

「私たちは画面の後ろに隠れ、何も考えずに何かを送るのに違和感を抱かないような社会に住んでいると思います」

しかしこの議論にはもう1つ重要な面がある、とミラー氏は話す。このような画像を送る人は、自分の行為を改めて見直す必要があるというのだ。

グレゴリーさんを見ると、自らの振る舞いに関しては「私たち全員がある程度の責任を負う」必要があるとミラー氏は述べた。

(英語記事 'Why I send photos of my genitals to women'