2018年12月14日 15:02 公開

米報道によると、父親と違法にメキシコからアメリカに入り拘束されていたグアテマラ出身の7歳少女が、脱水症状の悪化による心不全で死亡した。

米紙ワシントン・ポストによると、今月初めに移民集団と共にアメリカに入った少女は、脱水とショック症状のために死亡した。米税関・国境警備局の関係者によると、少女は父親と一緒に拘束されて以来、発作を繰り返し、テキサス州エルパソの小児病院に救急ヘリコプターで運ばれていたという。しかし、入院から24時間以内に心停止状態になった。

AP通信は国境警備当局の話として、少女が数日前から飲まず食わずだったと伝えた。

米当局は今のところ、少女の死亡について公式発表していない。

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アメリカを目指す移民集団の移動は10月から注目を集めるようになり、これまで約7500人が4000キロを移動してメキシコ国境まで到達している。移民たちは、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルといった本国での迫害や貧困や暴力を逃れてきたと主張。難民としてアメリカに入国し、生活したいと望んでいる。

一方で米政府は、違法入国者は誰でも逮捕・起訴し、強制退去させると警告している。

メキシコ国境では11月末、難民資格申請手続きの遅れにいら立つ多くの移民が国境のフェンスを越えようとしたため、米当局が催涙ガスなどを使用した。催涙ガスを浴びた中には幼児も含まれたため、米政府の対応を批判する声が上がったが、米政府は移民たちが国境警備員たちに投石するなど暴力行為を働いたと主張している。

メキシコ国境にたどりついた移民の多くは、メキシコ側のティフアナやメキシカリに用意された一時避難所で、難民認定を待っている。

(英語記事 Migrant caravan: Girl dies in custody after crossing US-Mexico border