2019年01月01日 14:05 公開

英マンチェスターのヴィクトリア駅で2018年12月31日午後8時50分(日本時間2019年1月1日午前5時50分)、ナイフを持った男が通行人に襲い掛かり、警官を含む3人が負傷した。

グレーター・マンチェスター警察によると、50代の男女2人がけがをしたほか、交通警察官が肩に負傷した。男はその場で取り押さえられ、殺人未遂容疑で逮捕された。

現在、対テロ警察の主導で捜査が行われているが、その他の動機の可能性も視野に入れているという。

マンチェスター・ヴィクトリア駅は現在閉鎖されており、警官が現場を警備している。

グレーター・マンチェスター警察は今回の襲撃を「重大事件」と位置づけているが、「現時点で、関連事件の発生を懸念するような情報は得られていない」と説明した。

また、被害者は「重傷」を負ったものの、命に別状はないという。

駅はマンチェスター・アリーナに隣接している。

事件当時、駅にいたBBCのラジオプロデューサー、サム・クラック氏によると、犯人は路面電車のホームで、クラック氏の「目の前で」人を刺したという。

また、犯人は「長い包丁」を持っていたため、クラック氏は「線路に飛び降りて逃げようかと思った」と話した。

恐怖そのもの

クラック氏は、「身の毛もよだつような悲鳴が聞こえたので、ホームの端の方を見た」と説明した。

「けんかをしているように見えたが、女性がすさまじい悲鳴を上げていた。反射ベストを着た警官が男の方に向かってくるのが見えた。すると男は私の方にやってきた」

「男の手元を見ると、刃渡り30センチはある黒い取っ手の包丁を持っていた。ただただ恐ろしかった。恐怖そのものだった」

クラック氏によると、警察は犯人が「抵抗」したため、ペッパースプレーとスタンガンを使って拘束した。

犯人は「とても興奮」しているように見え、警官が「6~7人」覆いかぶさる形で逮捕したという。

「男はとても攻撃的で、意図的に被害を増やそうとしているように見えた:

「とても、とても恐ろしかった」

警察の発表では、被害者の女性は顔と腹部に、男性は腹部にそれぞれ傷を負ったという。

マンチェスターのアルバート広場で予定されていた新年の花火は、予定通り行われた。

(英語記事 Three stabbed at Manchester rail station