2019年01月28日 13:49 公開

1993年に英北西部リヴァプールで2歳児が2人の10歳少年に誘拐・殺害され、イギリスに衝撃を与えた「ジェイムズ・バルジャーちゃん事件」を描く短編映画が、今年のアカデミー賞短編映画部門にノミネートされた。

殺害されたジェイムズちゃんの母親デニース・ファーガスさんは英ITVのインタビューで、この映画は「とても不愉快だ」と発言。「ジェイムズが連れ去られる映像が頭から離れない」と述べ、アカデミー賞からの辞退を求めた。

一方この映画のヴィンセント・ラム監督は、家族を貶める意図はなかったとしたものの、賞を辞退するつもりはないと答えている。

米映画芸術科学アカデミーは25日、ファーガスさんの訴えを「重く受け止める」とした一方、候補の取りやめは行わず、審査員が「それぞれの判断を下す」と発表した。