2019年03月21日 11:18 公開

約100人が死傷したニュージーランド・クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)銃撃事件について、ジャシンダ・アーダーン首相が20日、BBCの単独インタビューに応じた。

アーダーン首相は15日の事件を受けて、人種差別的な右翼イデオロギーを撲滅するため世界が連帯する必要があると呼びかけた。

首相はさらに、移民の増加によって人種差別が加速しているという意見に反論し、「ニュージーランドを選んで暮らすようになった人たちを守る仕組みを作ったからといって、それがこのような思想を許す環境づくりにつながったなどという考えは、真っ向から否定する」と強調した。

その上で、ニュージーランド国内で右翼的国粋主義が台頭しているのではないかと聞かれると、銃撃犯はオーストラリア人だったが、ニュージーランド国内に極右思想の動きはあると認めつつ、「すでにある場所からは追い出し、栄えるような環境を決して作らないようにする」必要があると強調した。