2019年04月03日 14:19 公開

テリーザ・メイ英首相は2日夜、イギリスの欧州連合(EU)離脱について、議会でのこう着状態を打破するため短い延期をEUにさらに求める方針を示し、最大野党・労働党に協力を呼びかけた。EUは離脱期限の再延長を認める代わりに、これまで以上に厳しい条件を提示する見通し。

7時間以上続いた閣議後に官邸で演説した首相は、「できるだけ短い」追加の延長をEUに求める方針だと述べた。ただし、5月23日から26日にかけて行われる欧州議会選挙に参加しなくて済むよう、5月22日までには離脱したい考え。

首相は、新しい離脱計画を労働党のジェレミー・コービン党首と協議し、4月10日までに下院採決にかけたいと話した。10日にはブレグジット(イギリスのEU離脱)について欧州理事会の緊急首脳会議が予定されている。

メイ首相はさらに、もしコービン党首と合意に至らない場合は、下院に提出する複数の案を選ぶことも可能だと述べた。