2019年04月24日 15:47 公開

アメリカのドナルド・トランプ大統領とツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)が23日、ホワイトハウスで会談した。日ごろ、ツイッターを「偏向している」と批判しているトランプ氏だが、会談終了後には「素晴らしかった」とツイートした。

ツイッターを多用しているトランプ氏だが、ツイッターについてはこれまで、自分に「非常に差別的だ」と批判してきた。この日の会談の数時間前にも、ツイッターは政治的に偏向しているという、以前から繰り返している主張を2回にわたりツイートしていた。

しかしこの日、大統領執務室での会談を終えると、トランプ氏は「素晴らしい会合だった」と早速ツイッターに投稿。写真も添えた。

さらに、「ツイッターについて、そしてソーシャルメディアの世界全般について、多くのことを協議した。開かれた対話の継続を期待する」と書いた。

https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1120793199650463747


一方、ツイッターは声明で、ドーシー氏とトランプ氏は2020年の大統領選を見据え、「公共の場における会話の健全性の確保」について話し合ったと発表した。

ドーシー氏も、自身のツイッターでトランプ氏への謝意を表明。「ツイッターは公の場の対話すべてに奉仕するためにあり、その対話をより健全に、より礼儀正しいものにするつもりだ」と述べた。

「私をきちんと扱っていない」

トランプ氏はかねてから、「共和党員として私をきちんと扱って」いないとツイッターを批判していた。さらに、自分のフォロワー数をツイッターが制限していると主張していた。

トランプ氏は「リストからしょっちゅう人を削除している。たくさんの人から大量の苦情が来ている」と訴え、「ツイッターが政治ゲームをしなければ」フォロワーの人数はもっと多いはずだと投稿している。

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ツイッターは、偏向しているとの指摘を一貫して否定。約600万人いるトランプ氏のフォロワーの人数が増減するのは、「ボット」(機械による自動発言システム)と思われるフォロワーを排除しているからだと説明している。

攻撃の道具として活用

トランプ氏はジャーナリストや政治家、外国を激しく攻撃するのにツイッターを活用してきた。その姿勢は、内外で厳しく批判されている。

今月15日にも、イスラム教徒で民主党下院議員のイルハン・オマール氏の動画を投稿し、同氏がアメリカを憎んでいるとツイートした。オマール議員は、大統領のツイートを機に、脅迫が増えたと非難している。

(英語記事 Trump meets Twitter CEO at White House