2019年07月01日 18:29 公開

アメリカに不法入国しようとした男性と幼い娘が、米メキシコ国境のリオ・グランデ川で溺れて亡くなった。メキシコの地元紙がこの親子の水死体の写真を掲載した。

水死体となって発見されたオスカル・アルベルト・マルチネス・ラミレスさん(25)と娘のヴァレリアちゃん(1歳11カ月)は6月23日、メキシコ北部マタモロスからアメリカのテキサス州に向けてリオ・グランデ川を渡ろうとした際に溺れた。

ラミレスさんの妻でヴァレリアちゃんの母親のタニア・ヴァネッサ・アヴァロスさん(21)はAP通信に、家族は2カ月間、人道ビザ(査証)でメキシコに滞在していたと話した。しかしアメリカ当局に身分を証明できず、難民申請ができなかったために、川を渡ることにしたという。

アヴァロスさんによると、ラミレスさんは初め、ヴァレリアちゃんと共に川を渡りきり、ヴァレリアちゃんを川岸に置いて、アヴァロスさんを迎えに戻ろうとしたが、独り取り残されたヴァレリアちゃんが父親を追って川に入ってしまったため、ラミレスさんは引き返したが、2人とも急流に飲まれてしまったという。

BBCがラミレスさんの母親、ローサ・ラミレスさんに話を聞いた。