民放テレビ局はテレビ番組のスポンサー企業が嫌がることを絶対にしません。番組の中では、スポンサー企業のライバルの商品やサービスは扱いませんし、スポンサー企業の意に反するテレビ番組はご法度です。

 また、番組に出演している芸能人やCMに活用している芸能人が不祥事を起こした場合には、その番組やCMのスポンサー企業のイメージも傷ついてしまいます。そのため、テレビ局側や芸能事務所側には不祥事を起こした場合の多額の違約金が予定されています。

 要するに、民放テレビ局はスポンサー企業の意向には逆らえないわけです。とりわけ、このスポンサー企業に対するジャニーズ事務所の影響力が半端ではないということです。

 なぜなら、ジャニーズ事務所所属のタレントが出演しているCMの好感度やCM商品の購買力は相当高いでしょうし、また、ジャニーズ事務所所属のタレントが出演しているテレビ番組の視聴率も高いわけですから、スポンサー企業にとってジャニーズ事務所「様様」であり、このような「ジャニーズ事務所を大切にしているスポンサー企業」に民放テレビ局は逆らえません。

 したがって、「ジャニーズ事務所を大切にしているスポンサー企業」の意向に逆らうかのような報道はできないということです。
ジャニーズ事務所=2019年7月17日夜、東京都港区
ジャニーズ事務所=2019年7月17日夜、東京都港区
 最近ではジャニーズだけでなく、芸能人と事務所の契約問題が取りざたされています。「事務所を辞めたら数年間干される」という慣習への批判も散見されますが、個人的に思うところがあります。