2019年08月22日 12:21 公開

ブラジル・アマゾンの熱帯雨林で今年に入り森林火災が相次ぎ、記録的なペースで焼失している問題で、ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領は21日、非政府組織(NGO)の環境団体が火をつけているのではないかと発言した。証拠を求められても、答えなかった。

環境保護団体は、ボルソナロ氏が森林伐採・焼き畑を奨励しているとして非難を強めている。国際環境団体グリーンピースのマルシオ・アストリーニ氏は、森林伐採と火災が以前より増えているのは、ボルソナロ大統領の「反環境政策の結果だ」と批判した。

一方でボルソナロ氏は、環境団体への政府助成金を削減したことへの腹いせに、NGOがアマゾンで放火している可能性を口にした。

ブラジル国立宇宙研究所(INPE)の人工衛星データによると、森林火災の発生件数が過去最高に達し、2018年の同時期と比べて83%増加している。これに先立ち大統領は、森林減少のデータを否定しINPEの所長を解任している。